最近、ハマっている本があって、暇があればその人の本を読んでいる。
塩野七海さんの『ローマ人の物語』シリーズである。
大学生の頃に図書館で借りてパラパラと読んだことはあったが、社会人になり、高校で世界史を教えるようになってから読んでみると、非常におもしろく、当時のローマ社会やローマ人の思想が、僕らにもよくわかるように著述してくれている。
また、著者の塩野さんは、血統が良く、才能・魅力に富んだ男性の代表格として、ローマ共和政最後の英雄・カエサルを挙げている。その書き方たるや、「ホンマにカエサルのことが好きやねんなぁ」と思わせてくれる内容である。
カエサルの思想・生き方・家族・環境などを調べ尽くした感がある。
ローマ共和政が全盛期の頃、日本はどんな時代であったか?
なんと、縄文時代なんです。
ローマでは、300人の元老院が中心となって国政を動かし、イタリア半島だけでなく、周辺の中東やスペインにまでその領地は広がっていた。
当時の元老院議員たちの言行録や胸像は今も多く残り、庶民たちも公衆浴場や水道、街道などの公共施設の恩恵を享受し、様々な出版物が刊行され、文化は成熟していた。
一方、日本では稲作もまだ伝わらず、狩猟・採集が主な生活手段であり、発掘された遺跡や土器などから当時の様子を読み取るしかないのです。もちろん、まだ文字は使用されていませんでした。
日本を貶めてるわけではないけれど、この差は何なんだ!?と思ってしまいますよね。
地理的な問題だけなのでしょうか?
とまぁ、本当に日本人の僕が悔しくなるくらい、ローマでは立派な社会が成立していました。
その社会の成熟ぶりに唸らされることもたくさんありますが、その点についてはまたの機会に。。。
塩野七海さんの『ローマ人の物語』シリーズである。
大学生の頃に図書館で借りてパラパラと読んだことはあったが、社会人になり、高校で世界史を教えるようになってから読んでみると、非常におもしろく、当時のローマ社会やローマ人の思想が、僕らにもよくわかるように著述してくれている。
また、著者の塩野さんは、血統が良く、才能・魅力に富んだ男性の代表格として、ローマ共和政最後の英雄・カエサルを挙げている。その書き方たるや、「ホンマにカエサルのことが好きやねんなぁ」と思わせてくれる内容である。
カエサルの思想・生き方・家族・環境などを調べ尽くした感がある。
ローマ共和政が全盛期の頃、日本はどんな時代であったか?
なんと、縄文時代なんです。
ローマでは、300人の元老院が中心となって国政を動かし、イタリア半島だけでなく、周辺の中東やスペインにまでその領地は広がっていた。
当時の元老院議員たちの言行録や胸像は今も多く残り、庶民たちも公衆浴場や水道、街道などの公共施設の恩恵を享受し、様々な出版物が刊行され、文化は成熟していた。
一方、日本では稲作もまだ伝わらず、狩猟・採集が主な生活手段であり、発掘された遺跡や土器などから当時の様子を読み取るしかないのです。もちろん、まだ文字は使用されていませんでした。
日本を貶めてるわけではないけれど、この差は何なんだ!?と思ってしまいますよね。
地理的な問題だけなのでしょうか?
とまぁ、本当に日本人の僕が悔しくなるくらい、ローマでは立派な社会が成立していました。
その社会の成熟ぶりに唸らされることもたくさんありますが、その点についてはまたの機会に。。。
ローマ、一度訪れてみたい国の1つです。^-^
確かに、世界史と日本史の年表を較べてみると…
島国というポジションは、プラス面もありますが、失うことも多いなぁと感じます。日本人の考え方なんかにも大きく影響しているんだと感じます。
ローマ…世界遺産いっぱいですね☆