転勤してから約2ヶ月が経ち、ようやく新たな環境にも慣れてきました。
息子たちが中学生になる頃には、どんな状況になっているんだろうなと考えたりもします。
放課後の柔道部での活動では、
・ただ楽しくマイペースな活動
から
・結構キツいけど継続できたら自信がつきそうな活動
へとシフトしつつあります。
・高校から柔道を始め、秋の大会でデビューをめざす者1名
・体を鍛え、柔道することは楽しいが、大会に出ることは考えていない者4名
という感じです。
先週は和歌山県高校総体へ審判として参加しましたが、やはり本気でインターハイ出場を目指すチームの取り組みは凄い。
和歌山県で優勝して、更に全国の強豪にチャレンジするという気迫が感じられます。
「やはりこうでなくっちゃ…」という思いと同時に、「この方向性だけでは競技人口は減っていくだろうなぁ…」という思いも。
どうしても本気度の高い稽古を続けると、膨大な時間・エネルギーを日々の生活の中で投下しなければなりません(=その他の多くの活動を犠牲にしなければならない)し、怪我のリスクが高い。
大会での勝利に特化した部活動があるべき姿だと考えてきましたが、大会に出ず柔道を楽しみたい、ライトに鍛えたいニーズが存在し、その層が年々膨らんできていることを感じています。
現在の筋トレブームも、ボディビルダーになりたいというものではなく、体型維持や健康増進がメイン層なのと同じです。
そう考えると、部活動のあり方も今後は大きく変化する時だと感じます。
息子たちが中学生になる頃には、どんな状況になっているんだろうなと考えたりもします。
自分の立場としては、目の前の柔道未経験の子たちが、2ヶ月間稽古&トレーニングを継続できた点が素晴らしいと感じています。
この子たちと柔道だけではなく、図書館で読書会をしたり、登山トレーニング、地域との繋がりを感じる活動など、取り組めていけたらいいなと考えています。
遊びは大切です!
そして彼らが3ヶ月頑張って少し自信がついてきたなら、前任校の稽古に参加させてもらいたいです。
少しずつ少しずつ頑張ろう。