高校生の試合と世界柔道

昨日、日曜日は大阪商業大学柔道場にて、大阪商業大会が行われました。

大阪府内の商業科を設置する高校の試合です。

昨年はうちが優勝しました。
今年は戦力的に落ちているのですが、オーダーと試合展開のつくり方次第では、今年も優勝するチャンスは十分にあると僕は考えていました。

結果としては・・・

優勝・金光藤蔭
準優勝・大商大堺
第三位・大商大

ということで、第三位という結果に終わりました。

勝負には、どんなに実力が拮抗していても、チャンスというものがあります。
ひとつの試合の中に、そうそうチャンスはありませんが、必ず「勝負所」が生まれます。
強い選手ほどその「勝負所」をしっかり見極め、その瞬間に得意技を使ってくるのです。

うちが負けた学校の生徒に対して、うちの生徒は「勝負所」がつくれないし、見極められていない。

突き詰めると、普段の稽古から「勝負所」を見つけて勝負するほどの稽古ができていない。

はぁ～

いかんのぅ！

今ののほほんとしたクラブの雰囲気を変えるために、いろいろしているんですが、まだまだ工夫が足りないのかもしれないです。
僕自身が、勝負に対する真剣さを生徒に伝えられるようにせんとね。

負けた後も笑ってるようじゃあいかん。

次の日曜も試合があるから、それに向けて頑張ろうかい！


そうそう、昨日の世界柔道は興奮しました。
金丸選手のガッツ、秋本選手の巧さ、佐藤選手の粘り、西田選手の技のキレ。
それぞれ自分の持ち味を最大限にいかして、「勝負所」にぶつけてくる。
特に金丸選手の柔道は大好きなんです。僕もあれくらい気迫が伝わる試合をせんとな！

しかし、金丸選手に勝った韓国の選手は強い！
全く隙がなかったですね。
韓国の-73kg級には、もう一人、イ・ウォンヒという英雄がいます。もうすぐ足首の手術から復帰してくるはずです。
北京オリンピックには、韓国の予選会を勝ち抜いたどちらかが出てくるでしょう。日本が金メダルを取るには、韓国の選手に勝たないといけないんです。
本当に困難な課題です。

さて、今日は世界柔道最終日。
谷亮子選手が出場するので、世間の注目度も上がってきます。
日本、金メダル獲得はあるのか！？