試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

JR103系習志野電車区336F [Tc433] (KATO製Assyベンチレーター統一完了)

2017-06-25 21:22:53 | 国鉄/JR103系出場:総武・中央線
3両。

KATO製103系を中心に組成されるラシ336F(ラシ336F-2:T359,ラシ336F-3:T269)ベンチレーター統一が途中で止まっている。
グリーンマックス製モハ103-142+モハ102-267のベンチレーター換装までは進められた。
しかしKATO製Assyベンチレーターの所要数を確保できず身動きが取れなくなった。


JR103系ラシ336F (1993/10,1995/4)。
ラシ336F-2:Tc433-[M142]-[M'267]-[T346]-[M534]-[M'690]-T359-[M560]-[M'716]-Tc434。
ラシ336F-3:(Tc433-[M142]-[M'267]-)[T269](-[M534]-[M'690]-)[T346](-[M560]-[M'716]-Tc434)。

ラシ336F(Tc433)はサハ103-269,サハ103-346(ラシ336F-3)を含む12両体制としている。
サハ103-269はSC24形インバータ+AU712冷房改造車で習志野区では珍車に当たり廃車体を活用してまで竣工させた。
既にサハ103-346,サハ103-359を組み込むラシ336F-2が出場しておりラシ336F-3が新たに登場した。
当初はサハ103-346を4号車(ラシ336F-2),7号車(ラシ336F-3)で兼用としていた。
その後[弱冷房車]ステッカーを転写したサハ103-346(ラシ336F-2)を増備し現在に至っている。


モハ103-560(ラシ336F-2)。

現在モハ103-560+モハ102-716(ラシ336F-2),サハ103-346(ラシ336F-3)がねずみ色1号塗装済現行LOTベンチレーターのまま残る。
サハ103-269は車体再塗装時,サハ103-346(ラシ336F-2)は整備入場時にAssyベンチレーターを搭載した。
この3両のベンチレーター換装でラシ336F(Tc433)のベンチレーター統一が図れる。
どうにも入手出来なかったAssyベンチレーターだがようやく1袋だけ確保出来た。
塗装済現行LOTベンチレーター確保も課題になっていたため貴重な入手機会と言える。


入目が20個のKATO製Assyベンチレーター。

Assyベンチレーターは20個入りで3両の交換を行うと再び数量不足に陥る。
今後も必要な場面が出て来る可能性が高くもう少し増やしたいところだった。
KATO製101系,103系のリリースが落ち着いた現在では一気に増やす目処が立たない。
必要最低限だけでも抑えられたのは恵まれた方だったかもしれない。


入工中のモハ103-560。

ベンチレーター交換はモハ103-560から開始した。
KATO製103系量産冷房車には屋根板塗装を施した車両が存在せず車体を分解しなくても済む。
ただ雑な塗装のベンチレーターが装着されているため撤去作業は慎重に進めた。
塗装済現行LOTベンチレーターは取付脚まで塗装された上に被膜が厚かった。
Assyベンチレーターはやや緩めの装着具合になり一部は木工用ボンドを使用している。


Assyベンチレーター化したモハ103-560 (モハ102-716,モハ103-560)。

木工用ボンドによる固定は屋根板交換を念頭に置いたものである。
グリーンマックス製モハ103-142,TOMIX製旧製品モハ103-534TOMIX製旧製品と混結するとパンタグラフ台が目立つ。
KATO製量産冷房車でも旧LOTであればPS16形パンタグラフBタイプを使用しなくていい。
屋根板捻出車両の検討が残るが将来的には旧LOT屋根板へ交換し外観差を減らす方向である。




モハ103-560(Assyベンチレーター化施工)。


国鉄101系モハ100-252(トタ冷房5F)。

Assyベンチレーター化により屋根周りの雰囲気が大幅に改まった。
AU75冷房機は屋根板と同色だがKATO製101系トタ冷房5F(第二次冷房改造車)に近い。
101系はリリース済全バリエーションが無塗装だった。
成形色ながらAssyベンチレーターが[クハ103 グローブベンチレータ]と称されるのはどうも腑に落ちない。
もしかすると大阪環状線,京阪神緩行線仕様の名残かもしれない。




モハ102-716(ラシ336F-2:Assyベンチレーター化施工)。

続いてモハ102-716を入場させた。
モハ103-560とは異なり塗装済現行LOTベンチレーター取付脚の塗装被膜が薄かった。
このため塗装済ベンチレーター撤去,Assyベンチレーター装着は難無く終えている。
屋根板交換の予定は無く木工用ボンドも不要で整備入場時のベンチレーター選択順を誤ったらしい。
ちなみにモハ103-560+モハ102-716は車両更新工事施工車で一番車齢の若いモハユニットだった。
TOMIX製旧製品(青緑1号:5両編成)で製品化された事も重なりお気に入りのユニットになっている。




サハ103-346(ラシ336F-3:Assyベンチレーター化施工)。


サハ103-346(ラシ336F-2:Assyベンチレーター搭載車)。

最後に入場したのはサハ103-346(ラシ336F-3)である。
作業内容はモハ102-716に近く無難に竣工を迎えた
ベンチレーター交換でサハ103-346(ラシ336F-2)とは[弱冷房車]ステッカーの違いだけになった。
サハ103-346(ラシ336F-2)はサハ103-359(ラシ336F-2)の稼働率低下を防ぐため導入した。
所有する103系で車両番号重複は珍しくない。
ただ中間車両でここまで差が少ない例は他に思い浮かばない。
この辺りは場当たり的に保留車解消を繰り返してきた影響だろう。

モハ103-560+モハ102-716(ラシ336F-2),サハ103-346(ラシ336F-3)の竣工でラシ336F(Tc433)のベンチレーター統一に結び付けた。
しばらくAssyベンチレーター起用は難しいものの塗装済現行LOTベンチレーターが3両分捻出された。
これを活かしラシ333F(Tc773)のベンチレーター統一を進める。
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