試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

JR103系習志野電車区323F [Tc379] 排障器取付,ライト基板交換施工 ※TOMIX製旧製品

2015-10-26 21:34:01 | 国鉄/JR103系
TOMIX製103系旧製品クハ103-379,クハ103-380(ラシ323F-2)は塗装変更車です。
種車にはクハ103-396(マト23F-4:Tc395),クハ103-395(マト23F-3:Tc395)を起用しました。
何れも後期LOT品とは異なる床板一体成形ダミーカプラーが特徴です。




JR103系ラシ323F (1995/4)。
[ラシ323F-2]:[Tc379](-M746-M'2003-[T328]-M747-M'2004-[T329]-M748-M'2005-)[Tc380]。

ダミーカプラーの出来映えが良くKATO製クハ103形用には交換していません。
しかし配管が無く車輪踏面が目立つ弱点がありました。
これを補うためTOMIX製キハ58系用排障器(PZ-900)を取り付けます。


入工中のクハ103-379。

先発入場は前尾灯が点灯しなくなったクハ103-379です。
排障器投入時にライト基板(0775)を取り寄せておきました。
また運転台側へ取り付ける台座付TR62台車枠を準備しました。


部品交換を終えた下廻り。

排障器取付孔は当初Φ0.8mmに拡大しましたがΦ1.0mmへ変更しています。
台座と競合する中空軸車輪は流用しません。
全て予備品に廻していた中実軸車輪と交換しました。




クハ103-379 点灯試験[21C 武蔵小金井]:ライト基板更新車。

取り付けられていたライト基板は端子に緑青が発生していました。
念のため導電板を研磨しライト基板を取り付けています。
通電系統には支障ない模様で安定点灯を取り戻せました。


排障器を取り付けたTR62台車(クハ103-380)。

続くクハ103-380では排障器取付方法を改めました。
せっかくの取付孔を活かすべく拡大はΦ0.8mmに戻しました。
ここへニードルを通しテーパーを設けています。


基板を交換したクハ103-380用床板。

テーパー取付孔の採用で高い精度での嵌合が実現しました。
Φ1.0mmではゴム系接着剤が欠かせませんでしたが再び不要となっています。
ライト基板は点灯光量が異なるため交換しました。




クハ103-380 点灯試験[21C 武蔵小金井]:ライト基板更新車。

TOMIX製旧製品のライト基板交換は初施工でした。
これほど光量が上がるとは思っておらず嬉しい誤算でした。
なお乗務員室内の漏光も激しくなりましたが対策は予定していません。


排障器が効果的なクハ103-380。

TOMIX製High-Grade製品クハ103形用排障器は未だに分売されていません。
そのためキハ58系用での代用を継続さざるを得ませんでした。
厳つさはありますが十分足廻りを引き締めていると思います。


ラシ309F,ラシ323F-2。
※TOMIX製High-Grade製品,TOMIX製旧製品。

排障器取付対象車は他にも存在します。
ただ中実軸車輪が不足しており先には進めません。
より効果が高くなる黒染車輪を投入するか迷うところです。


ラシ323F-2サイドビュー(クハ103-379:排障器装着車)。

TR62台車枠の外観変化は伺えませんでした。
よってLOTを跨ぎながらも運転台側用のみの交換に留められました。
予備品にはTR62台車枠(PT-101)がなく今後の確保が課題になりそうです。

●103系総武線出場
※改訂:2024年8月26日
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