再合流。
KATO製JR103系新クハ103-473,新クハ103-474(ラシ327F)が竣工した。
出来映え次第ではTOMIX製クハ103形旧製品のまま継続する可能性もあった。
結果的に旧クハ103-473,旧クハ103-474継続使用よりも利点が大きい車両振替を選択している。
↓
JR103系ラシ327F (2000/4)。
ラシ327F:Tc473-[M353]-[M'509]-[T250]-[M444]-[M'600]-[T265]-[M446]-[M'602]-Tc474。
◆クハ103-473,クハ103-474:車両振替。
旧クハ103-473,旧クハ103-474はクハ103-396,クハ103-396(青緑1号)を種車に竣工した。
TOMIX製103系旧製品では初期LOTに近い常磐線5両編成が出自で初期竣工車だった。
余りにも初回塗装の出来が悪く一度再塗装を施したが大幅な改善には至らなかった。
しかもLOT都合でTR62非動力台車の走行抵抗が大きく編成が波を打ちながら起動するのが難点だった。
老朽化も各所に伺えるようになり予備品の確保が難しくなりつつあるTOMIX製103系旧製品の置き換えが決定した。
↓
クハ103-473(車両振替:TOMIX製→KATO製)。
↓
クハ103-474(車両振替:TOMIX製→KATO製)
再塗装車から再塗装車への代替で塗装被膜はKATO製クハ103-780(ラシ305F-2)同様余り代わり映えがしない。
この点は判りきっており寧ろ走行性能向上の効果が高いと言える。
ラシ327Fのモハユニットは全てKATO製103系でクハ103形との車体高差も解消されている。
↓
クハ103-473+モハ103-353 (KATO製+グリーンマックス製)。
サハ103-250,サハ103-265はグリーンマックス製車体にKATO製下廻りを組合せた車両でメーカー統一には至っていない。
サハ103形初期形冷房改造車はTOMIX製High-Grade製品以外グリーンマックス製かKATO製一般形を起用するしかない。
そのため編成単位でKATO製103系量産冷房車に揃えるのは難しい。
ただサハ103-250,サハ103-265はKATO製サハ103形用床板を履くため性能だけは103系量産冷房車現行LOTに追い付いている。
モハ102-509+サハ103-250 (KATO製車体+グリーンマックス製車体)。
グリーンマックス製103系だけ屋根Rが異なりサハ103形との連結部には段差が残る。
それでも旧クハ103-473,旧クハ103-474時代の3社混結時代に比べれば大分ましになったと思う。
加えて一体成形だったTOMIX製クハ103形は技術不足のため屋根板塗装を見送っていた。
屋根板色温度はサハ103-250,サハ103-265だけが若干濃くなるだけになり俯瞰の違和感は緩和されている。
旧クハ103-473,新クハ103-473 (TOMIX製旧製品,KATO製)。
クハ103形はTOMIX製旧製品からKATO製に代わり雰囲気が大幅に改められた。
TOMIX製クハ103形旧製品の前面見附は好ましく捨て難かった。
しかし寄る年波には勝てず経年のより浅い車両へ代替される。
旧クハ103-473,旧クハ103-474は部品転用まで予備車として存続させても良いだろう。
ラシ305F-3,ラシ327F。
ラシ305F-3(Tc763)のプロトタイプは偶数向クハ103形がクハ103-260へ置換えられた後である。
そのため前面窓が金属押え面支持化されたKATO製クハ103形が低運転台車と高運転台車で揃った。
クハ103-260の前面窓セルは現行LOTよりもHゴムモールドが厚い大阪環状線仕様へ交換した。
ワイパーも灰色で金属押え面支持化が更に引き立つ。
ここは新クハ103-473,新クハ103-474も同様で旧LOT部品起用が当たったと思う。
↓
旧ラシ329F。
種車となったクハ103-429,旧クハ103-780は旧ツヌ322F(Tc315→旧ラシ329F(Tc485)以来再び編成を組むようになった。
塗装失敗で黄色5号の赤味が強くなり編成解消の引き金になった。
各々改番し離散したが色温度が弱点になったのは編成解消後も変わらなかった。
今回の再塗装で根本原因はほぼ払拭されている。
ラシ327Fではサハ103形が自家塗装車のお陰で塗装被膜の荒さ以外は余り気にならない。
ラシ327Fサイドビュー(クハ103-473:車両振替施工車)。
新クハ103-473,新クハ103-474は朱色1号の名残が消え去り簡易修正だった割には上手く行った方だと思う。
習志野区最後の103系ラシ327Fは一応の終点を迎えた。
更に状態を上げるにはKATO製クハ103-272(黄色5号)が所要になる。
ジャンク品を起用しても良かったがサハ103-250,サハ103-265の存在が車体再用を後押しした。
色挿失敗を考えればクハ103-429,旧クハ103-780の起用が最良だったと思っている。
KATO製JR103系新クハ103-473,新クハ103-474(ラシ327F)が竣工した。
出来映え次第ではTOMIX製クハ103形旧製品のまま継続する可能性もあった。
結果的に旧クハ103-473,旧クハ103-474継続使用よりも利点が大きい車両振替を選択している。
↓
JR103系ラシ327F (2000/4)。
ラシ327F:Tc473-[M353]-[M'509]-[T250]-[M444]-[M'600]-[T265]-[M446]-[M'602]-Tc474。
◆クハ103-473,クハ103-474:車両振替。
旧クハ103-473,旧クハ103-474はクハ103-396,クハ103-396(青緑1号)を種車に竣工した。
TOMIX製103系旧製品では初期LOTに近い常磐線5両編成が出自で初期竣工車だった。
余りにも初回塗装の出来が悪く一度再塗装を施したが大幅な改善には至らなかった。
しかもLOT都合でTR62非動力台車の走行抵抗が大きく編成が波を打ちながら起動するのが難点だった。
老朽化も各所に伺えるようになり予備品の確保が難しくなりつつあるTOMIX製103系旧製品の置き換えが決定した。
↓
クハ103-473(車両振替:TOMIX製→KATO製)。
↓
クハ103-474(車両振替:TOMIX製→KATO製)
再塗装車から再塗装車への代替で塗装被膜はKATO製クハ103-780(ラシ305F-2)同様余り代わり映えがしない。
この点は判りきっており寧ろ走行性能向上の効果が高いと言える。
ラシ327Fのモハユニットは全てKATO製103系でクハ103形との車体高差も解消されている。
↓
クハ103-473+モハ103-353 (KATO製+グリーンマックス製)。
サハ103-250,サハ103-265はグリーンマックス製車体にKATO製下廻りを組合せた車両でメーカー統一には至っていない。
サハ103形初期形冷房改造車はTOMIX製High-Grade製品以外グリーンマックス製かKATO製一般形を起用するしかない。
そのため編成単位でKATO製103系量産冷房車に揃えるのは難しい。
ただサハ103-250,サハ103-265はKATO製サハ103形用床板を履くため性能だけは103系量産冷房車現行LOTに追い付いている。
モハ102-509+サハ103-250 (KATO製車体+グリーンマックス製車体)。
グリーンマックス製103系だけ屋根Rが異なりサハ103形との連結部には段差が残る。
それでも旧クハ103-473,旧クハ103-474時代の3社混結時代に比べれば大分ましになったと思う。
加えて一体成形だったTOMIX製クハ103形は技術不足のため屋根板塗装を見送っていた。
屋根板色温度はサハ103-250,サハ103-265だけが若干濃くなるだけになり俯瞰の違和感は緩和されている。
旧クハ103-473,新クハ103-473 (TOMIX製旧製品,KATO製)。
クハ103形はTOMIX製旧製品からKATO製に代わり雰囲気が大幅に改められた。
TOMIX製クハ103形旧製品の前面見附は好ましく捨て難かった。
しかし寄る年波には勝てず経年のより浅い車両へ代替される。
旧クハ103-473,旧クハ103-474は部品転用まで予備車として存続させても良いだろう。
ラシ305F-3,ラシ327F。
ラシ305F-3(Tc763)のプロトタイプは偶数向クハ103形がクハ103-260へ置換えられた後である。
そのため前面窓が金属押え面支持化されたKATO製クハ103形が低運転台車と高運転台車で揃った。
クハ103-260の前面窓セルは現行LOTよりもHゴムモールドが厚い大阪環状線仕様へ交換した。
ワイパーも灰色で金属押え面支持化が更に引き立つ。
ここは新クハ103-473,新クハ103-474も同様で旧LOT部品起用が当たったと思う。
↓
旧ラシ329F。
種車となったクハ103-429,旧クハ103-780は旧ツヌ322F(Tc315→旧ラシ329F(Tc485)以来再び編成を組むようになった。
塗装失敗で黄色5号の赤味が強くなり編成解消の引き金になった。
各々改番し離散したが色温度が弱点になったのは編成解消後も変わらなかった。
今回の再塗装で根本原因はほぼ払拭されている。
ラシ327Fではサハ103形が自家塗装車のお陰で塗装被膜の荒さ以外は余り気にならない。
ラシ327Fサイドビュー(クハ103-473:車両振替施工車)。
新クハ103-473,新クハ103-474は朱色1号の名残が消え去り簡易修正だった割には上手く行った方だと思う。
習志野区最後の103系ラシ327Fは一応の終点を迎えた。
更に状態を上げるにはKATO製クハ103-272(黄色5号)が所要になる。
ジャンク品を起用しても良かったがサハ103-250,サハ103-265の存在が車体再用を後押しした。
色挿失敗を考えればクハ103-429,旧クハ103-780の起用が最良だったと思っている。