映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』

2015年08月22日 | Weblog
よい

オリヴィエ・ダアン 監督
ニコール・キッドマン、ティム・ロス、フランク・ランジェラ、パス・ベガ、パーカー・ポージー、マイロ・ヴィンティミリア、デレク・ジャコビ、ロバート・リンゼイ、ジェラルディン・ソマーヴィル、ニコラス・ファレル、アンドレ・ペンヴルン、 ロジャー・アシュトン=グリフィス 出演

1956年、人気絶頂の中、26歳という若さで突然ハリウッドから引退し、モナコ大公レーニエ3世の妻、モナコ公妃となる道を選んだグレース・ケリー。その“世紀の結婚”から6年、彼女はいまだに宮中のしきたりに馴染めず、孤立感を募らせる息苦しい毎日を送っていた。そんな時、ヒッチコック監督から次回作「マーニー」のヒロイン役を直々にオファーされ、心ゆれるグレース。ところが折しも、モナコが国家存亡の危機に直面してしまう。フランスのド・ゴール大統領がモナコに過酷な課税を強要し、一触即発の緊張状態に陥ってしまったのだ。大国フランスを相手にやがて万策尽きるレーニエ。そんな夫を支え、愛する家族と国家を守るため、グレースはある覚悟を胸に行動を開始する。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=349144





ニコール・キッドマンは美しいスターである。しかし、スター映画だからといって、こんなにめったやたらと彼女のバストアップが多いのはいかがなものか。やけくそに多い。

それを除けば、サスペンス要素がほどよく効いたグレース・ケリーの人間ドラマとして楽しめる。

「裏切り者が誰か」がわかったあとのニコール・キッドマンが、けっこう怖い。

『救命艇』

2015年08月22日 | Weblog
よい

アルフレッド・ヒッチコック 監督
タルーラ・バンクヘッド、ウィリアム・ベンディックス、ウォルター・スレザック、メアリー・アンダーソン、ジョン・ホディアク、ヘンリー・ハル、ヘザー・エンジェル、ヒューム・クローニン、カナダ・リー 出演

第二次大戦下、魚雷攻撃を受けた船から脱出した生存者たちが一隻の救命艇にたどり着く。そこには様々な人種・職業・身分の人々がいたが、この極限状況下では平時の人間関係が維持できるはずもなかった……。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=5659





冒頭どアップの煙突がひとつ海に沈むだけで、ああ巨大客船が沈没したんだなぁと思わせる演出がうまい。

それぞれの生存者に物語があり、それらが徐々にわかってくるところがおもしろい。

なぜ手術をしたんだ? 印象を良くするためか?

新聞広告、笑った。

あのエンディングは偶然要素が強すぎて、現代ではなじみにくい。