映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
コメントのところをクリックするとコメントできます。

『マルセイユの決着(おとしまえ)』

2009年11月22日 | Weblog
マルセイユの決着(おとしまえ) - goo 映画

ふつう

アラン・コルノー 監督・脚本
ダニエル・オートゥイユ、モニカ・ベルッチ、ミシェル・ブラン、ジャック・デュトロン、エリック・カントナ、ニコラ・デュヴォシェル、ダニエル・デュヴァル、ジルベール・メルキ 出演

1960年代のフランス。大物ギャングのギュが脱獄し10年ぶりにパリを目指す。かつての相棒の未亡人マヌーシュがバーを営むパリの暗黒街では、新参者が幅を利かせ、すっかり様変わりしていた。仁義を欠いた世界にもはや居場所はないと見切りをつけたギュは、マヌーシュの助けを借りてマルセイユへ向かう。国外逃亡の資金を作るため最後の大仕事に挑むギュに、警察を率いるブロ警視の巧妙な罠が待っていた。



1966年の『ギャング』のリメイクらしい。オリジナルは未見。

長すぎる(156分)!

男の友情、意地、新世代と旧世代の対決、心の広い奴とセコイ奴の対立、からまってくる美女など一定のおもしろ要素はおさえてあるのだが、それらが気持ちのいいカタルシスにまでなっていない。
たとえばエリック・カントナ演じるアルバンとダニエル・オートゥイユ演じるギュとの友情は後半非常に希薄になっている。

また、ミシェル・ブラン演じるブロ警視も急に卑怯な方法で主人公を捕まえたりとキャラクターが固まっていない印象を受ける。

銃での対決シーンの演出は目新しいと思った。