映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『エージェント・オブ・ウォー』

2009年11月14日 | Weblog
よい

ジョシュア・セフテル 監督
ジョン・キューザック、ヒラリー・ダフ、マリサ・トメイ、ジョーン・キューザック、ベン・キングズレー、ダン・エイクロイド、セルゲイ・トリフノヴィッチ、ネッド・ベラミー、モンテル・ウィリアムズ 出演

21世紀の世界は、国家に代わり企業が治め、企業が国に代わり、歴史を作り、目標達成の為に軍隊を組織している。元CIAのハウザーは、今は殺し屋。企業間の難しい問題をより早く解決するために、元副大統領が経営する戦争請負企業から依頼を受けて仕事をしている。今回の依頼は、中東の国トラキスタンの大物、複合企業ウジ石油のCEOオマー・シャリフの殺害である。見本市の仕掛け人に扮したハウザーは、人気ポップスターのヨニカに近づく。そして、彼女と政治家の息子の結婚式を利用して、オマー・シャリフの暗殺計画を企てていたのだが、多くの問題が勃発し始める―。

ストーリーはアマゾンからの引用
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%A8%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%96%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%BC-DVD-%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%82%BB%E3%83%95%E3%83%86%E3%83%AB/dp/B001TITK26



近未来ハードバカコメディ。
このよさがわからない人は、しょせんシャレが通じない人なのだ。

かなり(アメリカの)民主党よりの内容だが、オバマ政権成立前の作品のようだ。元々アメリカの映画界は民主党よりが多いそうだが。

自分を見失いかけているがタバスコの120倍のホットソースを飲むことでどうにか自分を保っている暗殺者と、自分を見失いかけている超音痴のアイドルと、美人新聞記者の三人を中心に、架空の国トラキスタンで繰り広げられる戦争と政治のキツいコメディ。

石油利権のためにはじめられた戦争とか、人道的破壊行為(笑)とか、攻撃される安全地帯とか、兵士じゃないのに惨殺される人たちとか、最近どこかで似たようなことがあったような気がする。