映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『パフューム ~ある人殺しの物語~ 』

2007年03月23日 | Weblog
パフューム ~ある人殺しの物語~ - goo 映画
ふつう

トム・ティクヴァ 監督
ベン・ウィショー、ダスティン・ホフマン、アラン・リックマン、レイチェル・ハード=ウッド、アンドレス・エレーラ、 サイモン・チャンドラー、デヴィッド・コールダー、カロリーネ・ヘルフルト 出演

嗅覚が以上に鋭い人間の話。魚屋の息子として生まれてきたが、母によって殺されかけた子どもは施設に預けられながらも、香りにこだわっていく。

香りの世界のゴルゴ13(笑)。目的のためには手段を選ばない。
それはそれでいいのだが、スジが通らない。
最後まで飽きることはないが、長い !!

以下ネタバレ







師匠に言われた古代エジプトの香りを再現しようとしていたのは、調香セットのビンの数でわかる。
しかし、なぜか赤毛の女性にいかない。それがわからない。
出会ったときの様子から、彼女の香りに魅かれていたのはわかるのに。
究極の香り完成の途中で殺された人たちはなんのためなのか?

また、生まれ故郷にもどってきての行動がわかりにくい。愛をほしかったということか? 生まれ故郷の人たちの。
主人公に関わる人たちがほとんど死んでしまうのが、人生の皮肉を表しているのだろうが、あまり効果的ではない。


ベルフィルの音楽と、効果音はよい。観るならばよい音響施設の映画館をオススメする。