映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『プルーフ・オブ・マイ・ライフ』

2007年03月19日 | Weblog
プルーフ・オブ・マイ・ライフ - goo 映画
よい

ジョン・マッデン 監督
グウィネス・パルトロー、アンソニー・ホプキンス、ジェイク・ギレンホール、ホープ・デイヴィス

若いときに学会に革命をもたらし、今は精神疾患の数学者を父にもつ娘が、自分も父と同じ疾患があるのではないかと悩む話。

非常におもしろい。
本人の奇異な行動と姉のメモ魔やきめつける性癖と、グウィネス・パルトローが自分を信じられない環境がじっくりと描かれる。
そこに家族の介護問題や、凡人が才人の足を引っ張る(これを凡人の側から見ると奇異だと感じるわけだが)様子がアクセントになっている。
グウィネス・パルトローの演技力もみもの。

『ガール・ネクスト・ドア』

2007年03月19日 | Weblog
よい

ルーク・グリーンフィールド 監督
エリシャ・カスバート、エミール・ハーシュ、ティモシー・オリファント、ジェームズ・レマー、クリス・マークエット、ポール・ダノ 出演

高校卒業を間近にひかえた高校生が、隣にやってきた美女に引っかきまわされる話。

『24』のキム役だったエリシャ・カスバートの設定のために、性春ものと思いがちだが、そういうセックスにもんもんとするところ以外でコメディにしている。

ふつうの監督だったら、奨学金のスピーチのところでエンディングにするはずだが、ほかにも山を作っている。

ただし、最初の30分が異様に退屈だ。それを我慢できれば、あとは笑いながら楽しめる。