いよいよ０系新幹線ラストラン

そうですかー。いよいよ今週末、新幹線０系のラストラン。「夢の超特急」と言われ、日本の高度経済成長のシンボル的な存在だった。１９６４年、東京オリンピック開催に間に合わせ東京・大阪間に導入された、開業当初の新幹線だ。（写真：２００３年１月大阪駅で）

すでに東海道新幹線からは引退。ＪＲ西日本が、山陽新幹線において、比較的に若く、改造が施された車両を数本運行している。といっても経年２０年選手ばかりだ。

現在の運行状況（といっても、もう３日間限り）、早朝・深夜に新大阪を発着するものがあるが、運航は極端に西に偏っている。これは時速２００キロを基本とする０系は、同区間を３００キロ運転する５００系やＮ７００系はじめ、他の高速車両運行の邪魔になっているのである。つまり、ダイヤの混み合わない区間に追いやられている。これは切ないねー。

こだま型の運用（新幹線の各駅停車）は、ひかり・のぞみが停車するターミナル以外の駅では、重要なアクセス用列車。ただ、この車両で新大阪から博多まで乗るとなると５時間。のぞみの倍以上かかり、途中何本ののぞみに追い越されるか…。

乗りたかったなー。最後に乗ったのはいつだったろう？意識して山陽新幹線に乗りに行ったことはあるんですが…。