素晴らしい風景!!

色々歩いた山や国内の風景等をご紹介いたします。

⛩ 伊勢国一の宮 猿田彦大本宮 椿大神社 ⛩

2023年11月02日 | 宮詣で

椿大神社(つばきおおかみやしろ)の参拝者数は、三重県では 伊勢神宮 二見興玉神社に次いで 番目に多く、三重のパワースポットとして参拝される人が多いそうです。

                                           伊勢国 鈴鹿山系の中央山麓に鎮座する椿大神社は 『椿さん』 の愛称で皆様に親しまれ、二千年の歴史を持つ日本最古の神社であるとのことです。

全国でお祀りする猿田彦大神の総本宮として信仰されています。 

 

鎮座地   三重県鈴鹿市山本町御旅

御神徳 猿田彦大神さまは天照大神さまとの幽契によって、国つ神の根本の神として、皇孫を

     先達啓行され、皇大神宮の永久御鎮座の大宮所をもお定めになられた事跡により、地

     上に生きとし生けるものの平安と幸福を招く『みちびきの祖神(おやがみ)さま』とのこ   

     とであります。    

     

朝は正面の御拝殿 に御神体山に鎮座する奥の宮を訪ね参拝する旨の御挨拶をしましたが、13時50分に無事下山をしたので着替えを済ませ、無事下山報告など改めて参拝させて頂きました。

椿大神社は車道から参道は真っ直ぐなのですが、参道の正面に社名の石塔が建っているので、右手の鳥居から参道へと進みます。

獅子堂                                                      聖武天皇の勅願により奉納された獅子頭に由来して「獅子堂」と名付けられたとのことです。 三年毎に斎行される獅子神 御祈祷神事では魔を祓い平安を祈ります。                    平時は交通安全・車輌の清め祓いの祈祷が行われています。

御船磐座(みふねのいわくら)                                           室町時代の謡曲「鈿女(うずめ)」に謡い込まれている神代の神跡。                  天孫 瓊々杵尊(ににぎのみこと)一行の御船がここに御到着された場所と言われ、この地より九州に御先導されたと伝えられています。

高山土公神陵                                                    参道 中ほどにある前方後円墳は、高山土公神陵と呼ばれ、猿田彦大神の御陵であります。

拝殿正面                                                   幽玄なたたずまいをみせる地祇(ちぎ) 猿田彦大本宮 正面拝殿。                            みちびきの祖神・猿田彦大神をはじめ三十二神が祀られています。

鈿女本宮 椿岸神社                                       猿田彦大神の妻神で夫婦円満・芸能上達・縁結びの神として崇敬される天之鈿女命(あめのうずめのみこと)を主神とし、古来より信仰されています。                                 敷地内には古扇を納める扇塚やかなえ滝がありました。

芸能の祖神ということで、テレビで見る芸能人の沢山の方々も参拝されていることを知りました。

 松下幸之助社                                                   生前から『経営の神様』と神格化されるまでに経営手腕を称賛された松下電器産業株式会社の創始者:松下幸之助翁は、こちらの椿大神社に昭和 41年から幾度も参拝され、深く崇敬されていたとのことです。

 

松下翁は幼少の頃より苦労を重ねられる中で、持ち前の忍耐・努力・卓抜な発想・着想を以て身を起こし、一代にして成功を遂げられた立志伝中の人。                           それは延いては我が国の戦後復興・経済発展、また国民生活の向上に大きく寄与することとなりました。

                              

茶室  鈴松庵                                                        昭和 41年4月より開始された椿大神社の「昭和の大造営」において巨額の造営資金を寄付され、大造営完遂の牽引力となるとともに、『鈴松(れいしょう)庵』と名付けられた茶室をも寄進されたとのことです。

松下幸之助氏が日本の心をこよなく愛する情から茶道の発展を祈念し、庭園と共に寄進された茶室。                                                 鈴鹿の 「鈴」、松下幸之助の 「松」をもって『鈴松庵』と名付けられたそうです。           この茶室は一流一派に偏らず広く一般に開放されているようです。

                             

椿自彊館(つばきじきょうかん)                                                     私の参拝時に学生さんが真剣に練習されており、武道の素晴らしさに見入ってしまいました。

(写真は椿大神社のホームページよりお借りしました。)

古代、弓矢は狩りや漁など、日々の糧を得るための霊力を持つ狩猟具として使用されていました。                                                    そこから、祈祷や占いに用いられ、神話にも記述されているとのことです。

椿大神社では、平成 22年9月に弓道場 『椿自彊館』 を開き、自己の改革や精神修行の場として、多くの方々(特に高校生、大学生)にご利用頂けるよう開放されています。

 

 

 

 


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