素晴らしい風景!!

色々歩いた山や国内の風景等をご紹介いたします。

▲太郎平小屋から薬師沢小屋経由雲ノ平山荘へ▲

2013年08月31日 | 北アルプス

最後の秘境『雲ノ平』へ。                                ここは周りの小屋に1泊しないと入ることの出来ない秘境の楽園『雲ノ平』。            北アルプスの奥深い山中にぽっかりと広がる緑の台地である。

朝食5時。外は雨である。 防雨対策をとり、7時太郎平小屋を後にした。

                                                 雨の中でも外気が冷え込んでおり、合羽を着ていても歩き易い。              また、周りの草花が生き生きしていた。濡れている木道のスリップに注意し、薬師沢に向かう。

先週の豪雨でも、薬師沢中俣付近の橋は、順調に通過できた。               左俣出合通過8時10分。この辺りも、木道が続きとても歩き易い。

カベッケヶ原、通過9時半。  ここまで来ると、薬師沢小屋は近い。

                                                  9時40分薬師沢小屋に到着した。     雨は上がり始め、合羽を脱いだ。

小屋のテラスで、雲ノ平への急登2時間のために腹ごしらえ、太郎平の竹皮に包まれた寿司飯弁当を食べた。とても美味しかった。                              薬師沢小屋出発10時半。

小屋前の吊り橋も、増水時は怖かったようだが、上部は水の引きも早く、支障なく通過。10時45分雲ノ平への急登に取り付く。                       風の入らない樹林帯の急登を、立ち休憩2~3回とり、滴る汗を拭く。          汗かきの自分は、汗をかかぬように歩くことを心がけているのだが、流石ここでは無理があった。                                              標高を稼いた所で、振り返ると昨夜の宿『太郎平小屋』が目に入り、やっと今まで下った分が取り返せたと感じた。

雲ノ平の「木道末端」に到着13時15分。青空も見えて来た。                                 皆さん気分一新で歩きが、とても軽やかになった。アラスカ庭園着13時45分。

                                                  ぐるり名峰に囲まれた雲ノ平の木道を歩く気分は最高である。                                                                                                                                                 ただ単に歩き抜けるのが惜しく感じ、後ろを見たり、花を見たり、深呼吸をしたり目や肌で「雲ノ平」を感じ取った。

奥日本庭園通過14時20分。                                 ここまで来ると今日の宿「雲ノ平山荘」が歩きながら見え隠れしていた。          山荘に入る前、手前の「祖母岳」に立ち寄り、今日8月25日(日)であるが、雲ノ平一帯チングルマの実が良く目についた。

雲ノ平山荘到着15時20分。                                やったねと思いきや、前列で「雷鳥」・「雷鳥」と言う叫び声が聞こえ、「エッ」と到着を出迎えてくれた雷鳥さんを望遠で捕えた。

                                                 親子連れでとても可愛く、皆さんも夢中で撮っていた。

山荘は木の香りがする綺麗な小屋で、ビックリした。

                                                 夕飯は「石狩鍋」で皆さん食が進んだ。                              明るい内に小屋入りできたので、夕食前に皆でテラスに出て、360度の山岳風景を堪能した。明日登る「水晶岳」

 

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

▲雲ノ平山荘から水晶小屋経由三俣山荘へ▲

2013年08月31日 | 北アルプス

昨夜は満天の星に、天の川や流れ星も見る事が出来た。月明りで周りの山々が良く見え感動である。                                     8月26日(月)朝食5時。                                                                                                         6時5分前に山荘前に集合し準備運動をして6時出発。                           今日は朝から最高の天気で、皆さん気分はハイであった。山荘前で人員点呼と忘れ物の有無を確認し、無線でリーダーに報告。具合の悪い人が無く、順調であった。

なのに最後尾を歩く私が、木道に不用意に出した1歩が滑り1本取られてしまった。最後尾なので誰にも見られなかったが、凍結した木道は注意しなくてはと反省させられた。

出発して間もなく、雲ノ平キャンプ場(6時40分着)に寄り、水を補給した。              そしてキャンプ場分岐まで戻り、スイス庭園へ。

アルプスの名峰に囲まれた雲ノ平 。                                                                   見渡せば薬師岳(2,926m)、水晶岳(2,986m)、鷲羽岳(2,924m)、黒部五郎岳(2,839m)が取り囲んでいるのである。  カメラが手放せない状況でした。            スイス庭園到着7時15分。10分休憩。

スイス庭園からは祖父岳(2,825m)に向かい8時15分に到着。

                                                 先程のキャンプ場と薬師岳が一望できた。  

祖父岳から岩苔乗越に向け、水晶と鷲羽の稜線に進む。                     徐々に高度があがると、今まで見えなかった槍ヶ岳(3,180m)や笠が岳(2,897m)が顔を出して来た。

                                                 ワリモ岳(2,888m)や鷲羽岳(2,924m)も目の前に見え、

                                                 鷲羽の右下に今日の宿「三俣山荘」が確認できた。

岩苔乗越通過9時40分。

                                                 ワリモ北分岐点、通過9時55分。

                                                  ここまで来ると左手に見える水晶岳が射程距離である。                              稜線に出たら燕岳、大天井岳、常念岳が見えた。

水晶小屋到着10時45分。

                                                 小屋の前から野口五郎岳(2,924m)が良く見えた。

                                                 水晶岳(2,986m)まではピストンであり、小屋の横にザックを置いて向かった。

『11時35分、普通の登山道から岩場の道に変わる手前で、不用意に出したストックにて一寸した転落(約5m)事故が発生。  でも大きな怪我も無く皆ホッとした。       これを見た別の下山者の方の水晶小屋への通報があり、私と転落者が小屋に戻り、打撲部分に冷却湿布処置をしていたら、小屋の方が出て来て下さり、「薬はありますか 」・「小屋の中で休んで下さい」等、心温まる対応に感激しました。                         今日の宿は三俣山荘であり、楽なコースを選択し、黒部源流のエスケープルートで向かう事を伝えると、三俣山荘に連絡を入れて下さり、夏期シーズン中の診療所は25日(日)までであったが先生がまだ居るので、山荘に付いたら直ぐに治療を受けて下さいと伝えて下さいました。本当に水晶小屋の方の対応に感謝いたします。

こんな事があると皆が沈みがちになり、悪影響につながってもいけないので、他の方達には、予定通りワリモ岳から鷲羽岳経由で三俣山荘に向かってもらい、私と転落者はエスケープルートの黒部源流経由で三俣山荘に向かった。                                                 転落時は動揺や緊張があるが、それから抜けた時に、どんな体調の変化が見られるのかが一番気になった。                                1パーティーが2ルートに分かれた時、常に無線で転落者の状況をリーダーに伝えながら、ゆっくりと山荘を目指した。』

ワリモ北分岐で仲間と別れ、私を含めた2人が岩苔乗越から黒部源流へと下った。   相手の様子を見ながら、ゆっくりと1時間かけて黒部源流の碑まで下り、三俣山荘への登りが心配であったが、私が遅いくらいでマップタイム通りに歩いてくれた。

15時55分三俣山荘に到着。                            直ぐに受付に行き、内容を話したら診療所へ案内して下さった。                   診療所内は下山の準備で忙しそうに学生さんが動き回っていた。下山時の忙しい時に申し訳ない旨を伝えた。                                  先生が直ぐに診察に入って下さった。診療が終わり先生に呼ばれ、こう言う事故は、一晩経つと状況が変わることがあるので、27日(火)4時半に先生が下山する前に、もう一度患部を見て下さるとの事。                                   本当に大学(岡山・香川大学)診療所の皆さん、ありがとうございました。

他の仲間は鷲羽岳の山頂を経由し三俣山荘に16時半に到着。 全員が再合流した。

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

▲三俣山荘から双六岳、双六小屋経由鏡平山荘へ▲

2013年08月31日 | 北アルプス

一番心配した朝が来た。今日8月27日(火)四時半に待ち合わせを約束した受付裏の談話室で待ったら、まだ真っ暗な所にヘッドライトを付けた先生が来て下さった。     右大腿部の腫れは昨日と変わらず、他に痛い所も無いとの事で、無理せず予定通りに山行を続けてもOKとの言葉を頂いた。                                  ホッとし、丁重にお礼を述べ、下山される大学診療所の方々を見送った。

朝食5時。リーダーに状況を伝え、食事前の今日の予定で、リーダーから当初の予定通りに進めますと挨拶があり、皆の顔に笑顔が見られた。

出発は7時だが、皆さん6時50分には山荘前の広場に集まり、全員で準備体操を行った。                                                                                                   今日も昨日に負けない好天で山岳風景が素晴らしい。                山荘前から見た槍ヶ岳(3,180m)です。

                                                 ゆっくりと三俣峠に向かう。                                  振り返るとどっしりした鷲羽岳と三俣山荘が見えた。 三俣峠通過7時55分。

進行方向にはこれから向かう丸山(2,854m)に残雪があり、夏山らしい感じを見せてくれた。

三俣蓮華岳(2,841m)登頂8時20分。

                                                 山頂から見た黒部五郎岳(2,839m)。山頂からの素晴らしい山岳風景に見入る元気な皆さん。 

槍を見ながら双六岳(2,860m)を目指す。

双六岳、登頂10時15分。                                     ここでも素晴らしい山岳風景が堪能できた。下山10時35分。

双六小屋へ下る道は広大な大地の上を、まっすぐ槍ヶ岳に向けて進むのである。  「何だこれは 」とみな感動しきりで、日本の素晴らしさを再発見した、最高のコースであると感じました。天気の良さにも感謝です。

ノンビリと周りの景色を楽しみ双六小屋に11時半に到着。

                                                 お昼は小屋の注文食で、私はラーメンを食べた。                                                             現在の小屋では、何でも下界と同じ様な、美味しい物を食べさせてくれます。             12時20分双六小屋を後にし、今日の宿「鏡平山荘」に向けて出発した。

弓折岳(2,588m)稜線上の花見平に13時25分着。

                                                 回りの高山植物が綺麗で15分ほど休憩し、花の鑑賞と洒落込んでみた。

弓折岳への分岐を14時に通過。

鏡平山荘に14時50分に全員無事到着。         

                                                 夕飯は5時半であり、全員が着替えを終了しても、まだまだ時間があり、談話室は混雑で男子仲間がジョッキの生ビールを持ち外のテラスにあるテーブルで飲んでいたら、女子も出て来て、小屋の方がビックリするほどの大宴会が始まり、最高に楽しい山行でした。

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

▲鏡平山荘から新穂高温泉へ▲

2013年08月31日 | 北アルプス

トイレに起きた時(4時)、外を見たら満天の星に半月。           これはと思いある服を全部着てカメラを持ち外に出た。               月明りに目が慣れると、ライト無しでも充分に散策できた。             池に槍穂高の稜線がクッキリと写った日中の写真は良く見る風景だが、この夜の風景は見た事がないので、よし俺が撮ってやろうと思ったが、三脚が無くては無理でした。残念

8月28日(水)朝食は4時からで、食堂に入った順に食べられた。           自分は荷作りなどを先にして、5時頃に食堂へ入った。最終日となったが、ご飯も味噌汁もお代わりし、マアマアこの山行も体調良好で終われそうに感じた。              鏡平山荘を6時20分に出発。                               残念だけど今日はもう下るだけの行程となり、長いと思った山行もアッケなく終わってしまう事に、一抹の寂しさを感じた。

夜は1つの雲も無く素晴らしい景色を見せてくれたのに、私たちが行動を開始する時には、標高2,300m辺りから上部に雲が出て槍穂高の稜線は見えず、仕方なく池に映る仲間の写真を撮ってみた。

熊の踊り場、通過6時50分。

シシウドが原、通過7時15分。

イタドリが原、通過7時50分。

小池新道入口、通過9時25分。

ワサビ平小屋、到着9時45分。  15分の休憩を取った。                     小屋の前で冷やしたリンゴを見かけ、久し振りに丸かじりしたが、とても美味しかった。

小屋を出て間もなく林道で、リピート山中さんとすれ違い声を掛けた。      以前に双六小屋でコンサートを聞きCDを買った事などを話した。金髪のおデブちゃんだがとても楽しい方で、私は大ファンの1人です。

                                                 関西出身のシンガーソングライターで北や南アルプスの山小屋でコンサートを開催している。2000年に『ヨーデル食べ放題』が大ヒット。                        また『加藤文太郎の歌』など沢山の曲を楽しく歌って下さいます。

11時5分、新穂高温泉登山口ゲートに全員無事到着。                    下山届を提出し全員で万歳三唱。  楽しくも厳しかった4泊5日の山行が無事終了しました。お疲れ様でした。

この足で日帰り温泉に入り、みなさっぱりした顔で帰途につきました。

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

▲ 針ノ木雪渓を攻める ▲

2013年08月10日 | 北アルプス

小田原を6時半に出発し、R246から東富士五湖道路に入り中央高速で安曇野インターへと走り、11時に扇沢駅に到着した。                         ここで出発準備を進め、11時40分大沢小屋へと行動を開始。

扇沢バスターミナルの左端に、百瀬慎太郎ゆかりの山にふさわしく山を想えば人恋し、人を想えば山恋しと記された案内板が立てられている。

日本で初めて山案内人組合をまとめた百瀬慎太郎ゆかりの針ノ木雪渓では6月の第一日曜日に『慎太郎祭』が開催されます。                            私は1度参加し、雪渓の中腹で安全登山祈願が行われ参加者全員で針ノ木岳への集中登山に参加しました。6月ですから、まだまだ冬山です。

扇沢駅を正面に見て、左手に針ノ木自然歩道と整備された登山口に取り付く。     うっそうとした樹林帯に入り、何度かトロリーの車道を横切り、自然歩道から登山道に進んで行く。歩き始めは無理せず、歩くリズム作りに心掛けた。

13時25分大沢小屋に到着。                                樹林に囲まれ、小屋前の岩には百瀬慎太郎をしのんでレリーフが見られた。13時40分出発。

ダケカンバの灌木に囲まれた道を登ると、正面に残雪豊富な針ノ木雪渓の下部が目に飛び込んで来た。                                      白馬の雪渓と剱沢雪渓と並び、日本三大雪渓と言われている。                  7月20日の登山では針ノ木小屋の目の前まで雪渓がせり上がり迫力満点であった。

14時半、ベンガラが引かれた雪渓取付き点に到着。                  アイゼン装着のお手伝いをして皆さんを送り出し、最後尾に付いた。白馬の雪渓に比べたら幅は狭い。

雪渓の中間地点頃より、次第に傾斜が増し両側の山が迫り、雪渓が狭くなった「ノド」と呼ばれる地点を15時半通過。

針ノ木峠に近づくと右側からも同規模のマヤクボ雪渓が合流し、下ばかり見て歩いていると、右に行きかねないので、分散して来た仲間の進行方向を下から注視した。

                                                  またこの辺りでは右手の迫った樹林の中から悲鳴のような鳴き声が周りに響き渡り、右手を気にしながら登っていたら、何と猿の軍団であった。                  それが悪い猿で雪渓に岩を落とすんですよね。参りました。                   疲れていたが上方に注意しながら通過した。                                下の絵のピークは爺ヶ岳(2,660m)です。

  

今回は針ノ木峠直下まで雪渓があり、その辺りの斜度は相当きつく白馬より厳しいと感じた。   遅れ組全員が針ノ木峠に到着は17時半でした。                             先着組に拍手で出迎えられた。  お疲れ様!

 

 

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

▲ 蓮華岳の早朝散歩 ▲

2013年08月10日 | 北アルプス

初日に蓮華岳(2,798m)まで足を踏み入れることが出来なかったので、4時に起床し、朝食前に早朝散歩に出かけて来た。                           薄暗かったがライトを点けるほどでもなく、歩くに支障はなかった。

針ノ木峠からハイマツ帯の急坂を登って行くと、開けた稜線に出る。             振り返ると、これから向かう針ノ木岳(2,820m左)とスバリ岳(2,752m右)がひっそりと朝日を待っていた。

5時には薄日が射し始め、針ノ木から赤沢岳(2,677m)の吊り尾根の先に雲が流れ、その後ろ左手に立山三山、右手雲の後ろに剱岳(2,998m)が確認できた。       大自然の移り行く風景には毎回感動である。

広々とした岩礫の稜線と周りの素晴らしい山岳風景に目をやりながら稜線漫歩を楽しんだ。また明るくなり始め足元に可憐なコマクサが見事に群生していた。       これだけ群生するコマクサを見たのは久し振りの感動である。

蓮華岳(2,798m)山頂到着5時15分。                             若一王子(わかいちおうじ)神社の奥社が祀られていました。

朝日を浴びた針ノ木岳が素晴らしい。                      針ノ木小屋に戻りながら見る山岳風景は、ゆっくり座り込んで眺めていたい気分でした。好天に恵まれ360度の大パノラマ、本当に素晴らしいの一言でした。

お腹が空いたので、朝食時間の6時に小屋に戻った。                     今は山小屋の食事が、どこの小屋でも美味しい物を食べさせてくれるので、山に行くのも楽しいが小屋の食事にも楽しみが増えた。                             下の絵が針ノ木小屋です。7月20日(土)は小屋のすぐ横まで雪渓がありました。

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

▲ 針ノ木小屋から新越山荘へ ▲

2013年08月07日 | 北アルプス

朝食を済ませ、お昼用のお結びを頂き、水を補充し出発の準備を整えた。     このパーティーの仲間は集合時間や決定した事には先手、先手で事を進めてくれるので、自分も遅れない様に心掛けた。

針ノ木小屋付近から見えた山々。槍穂高をこんな形で見たのは初めてである。    針ノ木岳(2,820m)への登高中にも白馬岳や剱岳も見る事ができた。                                                                                                            カメラを持っていると山は好天が一番とつくづく思う。でも雨の良さもありますよ。

昨日の雪渓登高で、厳しかったと言われた5名も、今日は順調に歩け針ノ木岳に8時40分登頂した。

山頂からは白馬を始め後立山連峰が望め、その稜線が自分の足元まで続いており、後立山連峰の広大さにビックリである。                           三脚なしで超望遠を使い白馬岳を狙ってみた。多少のブレはゴメンナサイです。  良く見ると白馬山荘が見えますね。

西側眼下には、黒部湖、立山三山、剱岳のパノラマが広がっていた。         9時に針ノ木岳を後にし、スバリ岳に向かった。針ノ木の下りは剱・立山・黒部湖を目の前に見ながらの下りで、足元や落石に充分注意をした。

スバリ岳(2,752m)到着10時15分。                              後方の山は左が「立山三山」で右が雪と岩の殿堂「剣岳」です。

                                                                                                           どこの山頂も360度の素晴らしい景色で、ここからはまず、今回の山行の目玉『針ノ木岳』をご紹介。男性的な山です。

そして、その左手コマクサの群生していた『蓮華岳』をご紹介。              こちらは女性的な感じです。

スバリ岳を越えたら長い吊り尾根状の稜線を赤沢岳に向けて進む。           ビョウブ尾根の手前は扇沢側に通過後は黒部湖側にヤセ尾根が切れ込んでおり、歩行バランスと足元に神経を集中して通過した。

赤沢岳(2,677m)手前からは目の前に立山三山が望めた。               7月と言うのに、まだまだ雪深さを感じ、見ているだけで涼しさがもらえた。

赤沢岳登頂13時40分。                                       雲が湧いて来たが、周りの山岳風景は、まだまだ楽しめた。

                                                                                                         今日の最後のピーク鳴沢岳(2,641m)に向かう途中、去年の9月に登った、黒部下の廊下から内蔵助谷と内蔵助平が俯瞰でき、懐かしくしばし眺めた。

鳴沢岳山頂着14時50分。                                遅れ仲間で記念写真撮影。遅れ組なのに何故か皆元気が良い。

その元気で1時間頑張ってもらい、16時今日の宿「新越山荘」(2,462m)に到着した。                                            昨日よりは早く小屋入りできたので、食事前に小屋前のテーブルベンチで無事到着の祝杯をあげた。 

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

▲ 新越山荘から種池小屋経由扇沢へ ▲

2013年08月04日 | 北アルプス

最近の小屋は二重窓等、以前の造りより格段に向上し、小屋の中が寒いと言うことは、ほとんどなかった。トイレも衛生的な作りとなり快適である。

今日の行程は扇沢に下るだけののんびりしたコースである。             朝食5時。綺麗に完食できた。小屋から水1L無料券を下さり、出発までに補充した。           天気は快晴ではないが、まずまずの天気である。

新越山荘前で準備運動を行い、出発6時。                    山荘前からは前々日に登った日本三大雪渓の1つ『針ノ木雪渓』が正面に見えた。   細い雪渓で上部の斜度がきついのには、改めて驚いた。左手に見える雪渓が針ノ木雪渓です。右手の雲に隠れているのが「針ノ木岳」です。

今日のコースには1ピーク、岩小屋沢岳(2,630m)があり、皆元気で涼しいうち「コバイケイソウ」や「シャクナゲ」、「ミヤマキンポウゲ」などの花々に励まされながら7時に登頂できた。山頂はガスで覆われ視界ゼロが残念であった。

後立山連峰最南端の稜線上であり、小さなピークを上下しながら種池山荘を目指した。 棒小屋乗越手前で黒部側を巻く手前の尾根沿いに熊が走り回っている姿を同行者と共に確認し、糞も確認した。危険は避けるべく、巻道を休憩なしで通過した。

棒小屋乗越を通過してから前方に種池山荘を確認。                       この付近は、お花畑がありノンビリと高山植物を鑑賞しながら稜線歩きを楽しんだ。

種池山荘到着8時半。                                      大休止をとり扇沢まで3時間の柏原新道下りに備えた。               天気は回復し、山荘の手前にはキヌガサソウの群落が見られ、南側斜面にはコバイケイソウの群落が広がり素晴らしい景色を見る事ができた。

9時に種池山荘を出発。                                      最初はお花畑の中の下りで快適であったが、しっかり整備された登山道とは言え、3時間の下りには参った。 12時、扇沢の橋の柏原新道登山口に全員無事下山した。  皆さんとお疲れ様のハイタッチ。

 

 

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする