素晴らしい風景!!

色々歩いた山や国内の風景等をご紹介いたします。

▲ 爽秋の鈴ヶ岳 ▲

2022年09月30日 | 私の見た山・登った山

赤城山塊 の中央にある大沼(おの:カルデラ湖)の西側に位置するドーム型の山容をした『鈴ヶ岳(標高 1564.7m)』に登って来ました。

赤城山(日本百名山)という山名のピークは無く、大沼を中心とした山全体を指して使われています。                                        登山の適期は初夏から秋と長く楽しめますが、アカヤシオやシロヤシオ、ヤマツツジなどのツツジ類が咲く初夏の人気がとても高いところです。

また紅葉の時期も大変な人気ですが、紅葉に少し早い静かな時期を歩いて来ました。

赤城道路や大沼(おの)周辺には沢山の駐車場 がありますが、この時期はとても空いていました。

赤城山総合観光案内所に近い新坂平駐車場に8時 10分到着。素早く登山準備を済ませ、8時 25分出発。

道路を挟んだ鈴ヶ岳側には大きな白樺 牧場があり、一面にレンゲツツジが植えられていました。

その白樺牧場の南側にある鈴ヶ岳登山口より登り始める。

最近の登山では久し振りに最高の天気となり、登山道も明るく清々しい気分で歩けた。

背丈の低いクマザサの登山道を登り出して直ぐに姥子山から鍬柄山へ続く尾根に出た。

最初の尾根歩きはなだらかな登りが続き8時 41分、姥子峠通過。

尾根上にはダケカンバやヤマザクラなどの木々が生え、木陰のある明るい尾根歩きが出来た。

鈴ヶ岳への登山道には緊急時 の連絡用に番号表示がされ1番から始まり、鈴ヶ岳の山頂が 14番であった。7番地点を8時 55分通過。

7番地点から5分ほど登ったら東側の視界が開け、手前に白樺牧場と車を停めた駐車場、それにアンテナが見えるドーム型の地蔵岳 (標高 1674m)が見えた。               中央の赤い屋根の建物は赤城山総合観光案内所。

アップダウンを繰り返しながら姥子峠、鍬柄峠へと進み、標高が上がると展望も開けてくる。 パノラマで前橋市街方面を望む。

9時28分、標高 1562mの鍬柄山に到着。                              赤城山の最高峰である黒檜山 (くろびやま:標高 1827.7m)とカルデラ湖の大沼(おの)を望む。

鍬柄山を過ぎると標高 1417mの大ダオ(尾根上の広くなった鞍部:十字路)に向けて下りが始まる。

                                         

大ダオに向けて下っていると、これから目指す鈴ヶ岳の山容が樹間より見え、下るのが勿体無く感じた。

十字路の広い鞍部「大ダオ」が見えた。 通過、9時 53分。 地点番号 11番。

大ダオから鈴ヶ岳への登りに入る。登り始めは緩やかな斜面を進む。

鈴ヶ岳 一帯は群馬県自然環境保全地域という特別地区に指定され、ここ赤城山の外輪山である標高 1564mの鈴ヶ岳を中心とした 60ヘクタールの国有林で、植生120年生以上のミズナラを中心にダケカンバ、シラカバ等の天然林からなり、優れた自然環境を形成した地域とのことです。

低木層としてはアカヤシオ、サラサドウダン、アズマシャクナゲ、レンゲツツジ等が、草本層としてはハクサンフウロ、ヤナギラン、タニミツバ等が自生しています。

また、この地域にはカモシカが生息しており、アマツバメ、チョウゲンボウ、マミジロ等の貴重な鳥類の繁殖地になっています。

                         

鈴ヶ岳の山頂に近づくにつれ斜度は増し、数ヵ所であるが設置されたロープを利用しないと登り難い岩場も現れる。 

登りながら登山道脇に目をやれば、アカヤシオやシロヤシオ、ヤマツツジなどのツツジ類が沢山見られ、またシャクナゲなども見ることが出来た。 来春にはまた訪れてみたい。

12番地点通過、10時 13分。

12番地点通過後も登山道は大きな岩の間を縫うようにして高度を上げて行く。石碑が出て来た。

最後の岩場を登り切った 10時 25分、14番の鈴ヶ岳山頂に到着した。

三等三角点のある山頂は木々に覆われ展望は無い。

岩山の山頂には、立派で大きい赤城神社の石碑が建っていた。

岩がゴロゴロした山頂でベンチ代わりとなり、休憩を兼ね早い昼食とした。         10時 45分、下山開始。

 

 

            ※ ご覧頂き、ありがとうございます。

 

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

🌟 日本の 異常な世界 🌟

2022年09月14日 | 出来事

最近、あらゆるものの動きが正常でない様に思われ、不安に感じています。

海水温が高いということでテレビで天気予報を見ていると、台風が12号、13号、14号と急に3つも発生しました。  ビックリです。

水蒸気を沢山含んでいるので、降る雨の量も極端に多くなっています。                         沢山の積乱雲が集まって同一ヵ所に雨を沢山降らせる「線状降水帯」などと言う言葉も良く聞くようになりました。

地球全体に目を向けてみますと、雨が降らず干ばつが酷い地域、雨が降り過ぎて国土が水没した地域、余りの高温により自然の山火事が発生している地域、地球を覆っている多くのプレートのズレや火山の噴火によって発生する地震、今迄はあまり騒がれなかったが氷河や永久凍土が徐々に融け始めていることなどにより地球が変わり始めているようです。

 

これも人類が誕生し火を使い始めたことによる積年の結果が『地球温暖化』

災害発生時のテレビニュースで良く耳にする言葉に「今迄こんなことはなかった。」・「想定外」などが聞かれます。

 

政治家が良く言う言葉に「仮定のことについてはお答えできません。」という常套句。

ですから未来、将来、先のことを見通すことが出来ないようです

地球温暖化が大きく取り上げられる時もありますが、ノド元過ぎればで高齢の政治家の先生方は耳も遠いし、忘れた?とか、記憶にありません?という言葉が良く聞かれます。

自分が生きているのは、そう長くないので今から地球温暖化対策なんて、そんな費用の掛かることは考える必要はないと思われているのだと考えます。

7月の参議院議員通常選挙の応援演説中に日本では考えられない事故が奈良で発生しました。

銃社会でない日本で銃撃事件です。

でもこれで『パンドラの箱』が開いたのです。

旧統一教会(世界平和統一家庭連合)の存在を知らなかった人はビックリ、その存在に苦しめられて来た人々は、こんな酷い宗教が有るんだ と世に問いかけました。

それ以上に驚いたことは、日本を依り住みやすい国にする国民に選ばれた『政治家』が、この旧統一教会に与党のトップからドップリつかりウインウインの関係にあったことです。

旧統一教会と自民党の密接な信頼関係は一朝一夕に発生した簡単な話ではないようです。

安倍晋三元首相の祖父『岸信介元首相』と父である『安倍晋太郎元外相』の親子三代の長いお付き合いにより育まれてきた歴史があります。

祖父である『岸信介』(1896~1987)は太平洋戦争のA級戦犯容疑で『笹川良一』、『児玉誉士夫』等と共に逮捕されています。

戦犯のA級とは「侵略戦争を計画し、あるいは指導した者、並びに戦争を防止しなかった者」ということのようです。

同じA級戦犯であった『東条英機』(1884~1948)は太平洋戦争を起こし、参謀総長であり敗戦後 絞首刑となっています。                                    この時、岸信介元首相は何故か?死刑を免れています。

その様に安倍家は親子三代にわたり鷹派の家系で、相手と妥協せずに強硬に事を対処する考えを持っていました。

7年以上もの長きに亘り政権運営をされてきたことは、素晴らしいことであると感じています。

でも、振り返りますと法律の解釈を変えたり、ご自分の意見に逆らう者は外したりと強硬な姿勢が見られ『忖度』などと言う言葉が良く使われるようになりました。

鷹派には旧統一教会(世界平和統一家庭連合)という宗教法人の選挙支援はとても都合の良い団体であり、政治家の多くが利用しお互いにウインウインの関係となりました。

政治家は国民の代表であり有権者の意見を聞き政策に反映させる。ことであると思うのですが、それを無視して選挙の時に無償の支援や票がもらえればと、まず我が身のことを優先に考える政治家の多いことに驚きです。

教団のカルト集団的な教えによる強制的な寄付行為や霊感商法により苦しんでいる若い二世世代や三世世代の存在には目を向けない日本の政治家、教義の中に「日本は韓国を助けなくてはいけない。」や「日本は献金を作り出す経済部隊」と言われても変だ と感じない政治家。

 

韓国に夢の様な教団の御殿が建てられています。

この様に嘘は平然として言い捨て、ばれたら再び嘘の上塗り、正規な仕事をしていれば実績として後々のために文書で残すのは当然のことと思うのですが、年度が替わったら文書は処分したのでわかりません。

「忘れた。」「1年前のことも記憶にない。」こんな保身意識だけは高い政治家が「先生」・「先生」と呼ばれ偉そうな態度でいる以上、将来が明るいと思えない若者が増えていることが理解できます。

当分無理と思いますが、一日も早く昔の様な『先進国日本』に戻ればと願います。

 

 

     ※ 訪問感謝いたします。

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

▲ 天子山塊2座目の長者ヶ岳へ ▲

2022年09月09日 | 私の見た山・登った山

大沢崩れの眺めと自然林の尾根歩き 

田貫湖を起点とした天子山塊周回マップ。

 

天子ヶ岳(標高 1330m)の山頂はモミやシラベなどの大木に囲まれ、眺望は無く写真撮影のみで通過、11 時05分。

天子ヶ岳からはブナやヒメシャラなどが見られる樹林帯の広い尾根を下り気味に進む。

11時 17分、東海自然歩道が分岐する上佐野分岐を通過。                          自然歩道は長者ヶ岳から南下し、山梨県側の南西方向へと下って行く。

長者ヶ岳へは天子ヶ岳を下り、尾根をなだらかに登り返す感じで前進。                2座をつなぐ尾根上には先日の日向山ほどではなかったが、綺麗なキノコが目に付いた。

長者ヶ岳への登りはダラダラした岩混じりの登山道を進む。

穏やかな自然林の中を歩くのも涼しく、広い尾根をゆったりノンビリ歩けた。

11時45分、長者ヶ岳(標高 1336m)に登頂。 何故かタヌキの置物が迎えてくれた。

山頂西側は樹林に覆われているが、東側は切り開かれていて富士山や田貫湖が見えた。

東側からは剣ヶ峰大沢崩れの 上部が、雲の上に少し見えた。                北西側には南アルプスが遠望出来るはずであったが、残念なことに雲の中だった。

長者ヶ岳の三等三角点。

長者ヶ岳山頂にはテーブルベンチや個別のテーブルそして切株椅子が幾つも用意され、コロナ対策か❓と思われる様に間隔を保った形で設置されていた。

田貫湖を俯瞰する。 自分の車を停めた所が確認できた。

昼食休憩や写真撮影でノンビリ 30分も居たら汗が 冷えて来た。 12時 15分、下山開始。    先程通過してきた上佐野分岐から、この先の休暇村富士への分岐まで東海自然歩道を下る。

天子ヶ岳への登りよりも、東海自然歩道で長者ヶ岳に登った方が(逆コース)丸太での階段が整備されており歩き易く楽である。

休暇村富士への分岐点通過、12時 50分。  ここからの下りは樹林帯の中で展望なし。

休暇村富士の北側に延びている林道に出た。13時 15分。

田貫湖キャンプ場 南側駐車場へ無事帰還、13時 40分。お疲れ様でした。

 

 

       ※ ご覧頂き、ありがとうございます。

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

▲ 天子山塊の天子ヶ岳へ ▲

2022年09月06日 | 私の見た山・登った山

富士山の真西にある天子山塊を歩く。

秋雨前線や台風の影響で中々天気が安定せず、コロナを気にせず安心して歩ける山にも行き難い。

普段は室内での軽い運動だけで何も歩くことなどしていないので、月に何度かは歩くよう心掛けている。

テレビや PCの山の天気サイトで確認し、この日が良さそうと決め一応防雨対策もして決行。

                         

田貫湖キャンプ場の駐車場に6時 50分到着。

ここはキャンプ場入口に近い駐車場 でキャンプされる方々専用の駐車場のようですが、その回りにも広い駐車場(無料)が沢山あります。

到着して直ぐ田貫湖を見学しましたが、優雅にキャンプされている方々の様子が羨ましく見えました。でも今日登る山もハッキリ見え、早く行こうと心躍った。

湖畔の見学後、登山準備を進め7時 10分、田貫湖南側の駐車場を出発。                湖畔道路を西に進み、舗装された林道に突き当り左折、7時32分 天子の森オートキャンプ場通過。

林道を更に南下、歩き始めで元気もあり闊歩していたらスマホ に登録した登山アプリが何度も「ルートを外れたようです。アプリマップを確認し間違えたら引き返して下さい。」と何度も言うので、「全くうるさい。」と思いながらスマホを出し確認したら、なんと分岐を通過し10分も経っていた。  (左の舗装道を進んでしまった。)

やってしまった さっきの分岐を右に行くのか  と引き返し、分岐で付近を確認したら「天子ヶ岳」への標示板が草むらに隠れていた。 (私が見えるようにした。)

舗装の林道と思い込んでいたのが間違いだった。                       分岐から未舗装の林道を進み、以後コンパスでも確認しながら前進した。それからスマホは静かになった。

林道途中の登山口着、8時半。                                     ここもウッカリしていると通過してしまう。  

崩れたような所が登山道の取付き点となっており、ここから登山らしくなって来た。

最初のうちは多少きつくとも難なく登れてしまい、足元の花をキョロキョロ探しながら進む。 先日、花の先生に同行して頂いた時に見た花らしいものを発見、撮影したものの名前は不明。

きつい登りが過ぎると、こんな感じの尾根歩きもある。

10時丁度、樹間から 頭を雲の上に出した富士山を発見。下界では見えないものが見えた。

山頂近くになってくると岩混じりのきつい 登山道に変身、岩や木の根に摑まりながら体を引き上げる。厳しかったが登り続けることは出来た。

厳しい登りが終わると尾根を巻くように登山道が進む。

芝川町(現在の富士宮市)上稲子への分岐点通過、10時半。

10時 43分広い尾根に出た。 ここに出るまでが厳しかっただけに嬉しかった。

この広い尾根上には❝天子ヶ岳瓔珞つつじ伝説❞ の解説版や ❝祠❞ が迎えてくれた。

近くに富士見台の案内板もあり、富士山を遠望してみた。10時 50分。

富士見台から天子ヶ岳(標高 1330m)山頂まで直ぐで 11時登頂。

樹林帯の中で展望なし。 時間的に早いので長者ヶ岳に向かう。

 

 

             ※ ご覧頂き、ありがとうございます。

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする