登山ではないが、八ヶ岳の麓に出かける事となり、たまには違う道を走ってみようと紅葉の様子を見ながら出かけてみた。 今回は歩いている時間はなかったので、ほとんど車の中で高原の風を感じ、秋の中を走り抜けた。
西湖の紅葉台は全山オレンジ一色であった。 また本栖湖からの富士山は秋晴れの中に素晴らしい山姿を見せてくれた。 やはり、富士山は全山真っ白よりも山頂付近に少しの雪がある程度の方が美しい。
国道300号の本栖みちを下り身延に降りた。 この本栖みちから南アルプスを望んだ紅葉の景色は、これまた素晴らしかった。 ただこの本栖みちは急な下りに急カーブの連続で、景色が良いと思っても車が止められず、目で景色を楽しむのみでした。
身延からは国道52号を北上し、小淵沢から甲斐小泉へ、2007年7月から世界初の「ハイブリット列車」が走る小海線沿いに走り、甲斐小泉にある三分の一湧水に寄って見た。
武田信玄の時代に造られた仕組みで、水路の分岐点に置かれた三角柱が湧水を均等に三方へ流している。 湧水量は、1日8,500トン。 水温は年間を通して摂氏10度前後を保っているとの事です。 昭和60年に環境庁による「日本名水百選」に選定されました。
肝心の八ヶ岳は雪をかぶり、周りは快晴なのに稜線全体をスッポリと重い雲が覆い、八ヶ岳の景色は絵になりませんでした。