素晴らしい風景!!

色々歩いた山や国内の風景等をご紹介いたします。

裏磐梯スノーシュートレッキング

2009年02月20日 | 冬の風景

寒いから家に居る? とんでもない。寒いからこそ野外へ飛び出そう!

そんな思いで、数々の湖沼と深い森とが、四季折々の美しさと感動を与えてくれる裏磐梯の自然に飛び込んでみた。

皆さんは、スノーシューってどんなものか、ご存知ですか?            日本で言えば「かんじき」と言われるものです。                  北米で生まれた雪の上を歩くための道具で、狩猟などの生活の道具として使われていたようですが、現在では冬の登山や雪原そして森の散策用に利用されています。       下の絵がスノーシューです。

今回私も初めての体験で、コースを熟知したガイドさんの案内で、裏磐梯の広大なフィールドの中から神秘の五色沼をトレッキングしました。                 歩き方は直ぐに慣れ、子供さんからお年寄りまで気軽に楽しむ事が出来ます。                                           そんな事でガイドさんが、まずスノーシューは外れる事は無いから足元よりも周りの景色を楽しんで下さいとアドバイスを下さり、景観を楽しみながら樹木観察やバードウォッチング、時には転がったり楽しい雪上探検でした。

ガイドさんはアウトドアペンション「もくもく」のオーナーであり、裏磐梯の自然の中で自然を利用して自然と遊ぶと言う「もくもく自然塾」の塾長さんでもあります。    上の絵は色々と説明をして下さる塾長のもくさんです。 

ウサギやキツネの足跡を教えて下さり、皆で追いかけてみたり、運が良ければ野生の動物たちと出会うこともあるかも?と言われていた矢先に、目の前の大木から降りて来たリスを見ることが出来ました。ラッキーであったようです。                             また毘沙門沼では白鳥を見る事も出来ました。

2日目は小野川湖の奥にある厳冬期の不動滝トレッキングに出かけました。      登山口には鳥居があり、半分雪で埋もれていました。

                                              何故、登山口に鳥居?と思ったら、ちゃんと不動滝の横に御不動さんの祠がありました。滝の名の由来も、それから来ているようです。

ミズナラ、ブナの静かな森にサクサクとスノーシューの雪を踏む音が響く、厳しくも優しい冬の不動滝を見てきました。                          雪は思ったよりも少なかったが、滝つぼのブルーアイスも見ることが出来ました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

会津のシンボル「鶴ヶ城」

2009年02月17日 | 史跡・名勝探訪

会津を制するもの、東北を制する。                                    天下を夢見た武士(もののふ)等の居城に立ち寄ってみました。

会津藩主23万石の居城。                                幕末に起こった戊辰戦争で約1ヶ月、籠城戦の激しい攻防に耐え抜いた鶴ヶ城は傷付き荒れ果てました。                                 天守閣は明治7年に陸軍省の命令で取り壊され、また城跡は後に国から払い下げられたとの事です。

                                                   昭和9年には、国の史跡に指定され、現在の天守閣は昭和40(1965)年に昔の姿そのままに復元されたようです。                                        平成12年には干飯櫓(ほしいやぐら)南走り長屋が復元され現在に至って居ります。

リニューアルした鶴ヶ城は見応えがあります。

  第一層 歴代藩主の変遷                              1384年(至徳元年)~葦名家、1589年(天正17年)~伊達家、1590年(天正18年)~蒲生家、1598年(慶長3年)~上杉家、1601年(慶長6年)~蒲生家、1627年(寛永4年)~加藤家、1643年(寛永20年)~保科家、1862年(文久2年)~松平家                                    第二層 江戸時代の会津                               江戸時代の会津藩が紹介されています。                      第三層 錦絵で会津戊辰戦争を紹介                           幕末の動乱期に繰り広げられた戊辰戦争。歴史に翻弄された会津藩の動きと白虎隊の悲劇を錦絵で紹介されています。

                                                第四層 会津城下の風物を紹介                         城下で行われた年中行事や季節ごとに城下の風物詩が紹介されています。                                                   第五層 素晴らしい展望                                   昔の藩主が見たであろう磐梯山や会津城下の展望が楽しめます。                                     地下層 塩蔵の再現 

                                               全国的にも貴重な塩蔵の様子が再現されています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

静かな大内宿

2009年02月15日 | 冬の風景

雪祭り準備中の大内宿を訪ねてみた。  

                                                  湯野上温泉から行けば車で15分ほどであるが、今回は西若松辺りから大内宿こぶしラインという山道に入り、山の上から大内宿に入った。                 山越え付近は路面全体がゆるい圧雪路であったが、スタッドレスの食いつきが良く、気持ちの良いドライブが出来た。 

重要伝統的建造物群保存地区に指定されている「大内宿」は江戸時代、参勤交代や多くの旅人が行き交った会津西街道の宿場町であったようです。              会津西街道は会津藩が江戸時代初期に会津と江戸を結ぶ幹線道路の一つとして整備した重要な街道であった。

今回は裏磐梯でのスノーシュー トレッキング塾に参加する事が主な目的で大内宿は通過点で立ち寄ってみた。                              村人の方々が雪祭りの準備を進められていましたが、一番心配されていたのは雪不足という事でした。 

                                               宿場の中央にある街道を埋めている雪は山からダンプカーで運んで来たものだと言っておられました。                                           こんな所にも温暖化の影響が進行中のようです。雪祭りは早めに見に行きましょう。

保存地区の指定は旧街道に沿った旧宿場を中心とする南北約500メートル、東西約200メートルの範囲だそうです。                        本地区の町並みは寄棟造りの建物が道路と直角に整然と並んでいる事が特徴との事です。

                                              また、会津及びその周辺地域に見られた、この地方の宿場形態の典型的なもので、その多くが失われた今日もなお往時の姿を良く再現し残されているようです。 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雪と氷の西沢渓谷

2009年02月09日 | 冬の風景

地球温暖化と叫ばれる中、どんなもんだろうかと思い訪ねてみた。          凍っていないと面白くないので、早めに行ってみようと思い、午前4時に出発、富士スピードウェイの静岡県小山町付近では雪が舞っていた。             途中の道中では国道140号の広瀬ダムを過ぎる辺りから、チラホラと残雪が目に入るようになり、やはり温暖化なのかな?と感じた。                   国道140号の高架橋下の駐車場には、私の車1台のみであった。           天気は良好、早速準備を開始し、8時40分出発。

                                                    渓谷の深部に入るまでは、ハイキング気分。この時期は日陰と日向の温度差が非常に大きい。                                         カメラのシャッターを押すために薄手の手袋をしていたが、先に手の感覚が消えていくのを感じ、耳も痛くなった。

                                               西沢渓谷入口から1時間、三重の滝手前から路面状況が変わり、アイゼンを装着しないと危険となり、寒さと滑りに対しての万全の体制をとった。 

                                              久し振りに大きなツララや氷壁を見た。こんな綺麗な造形美の氷が出来るんだと、改めて自然の素晴らしさに感動した。

*コースタイム*                                    西沢渓谷入口(30分)~村営西沢山荘(20分)~三重の滝(10分)~人面洞(10分)~竜神の滝(5分)~恋糸の滝(5分)~貞泉の滝(5分)~母胎淵(25分)~七ツ釜五段の滝(5分)~旧不動小屋跡(15分)~旧森林軌道(35分)~大久保沢(30分)~ネトリ橋(20分)~西沢渓谷入口

竜神の滝は字の如く、竜が立ち上がるような凄い氷壁が見られた。          以前に七ツ釜五段の滝が青氷で全面凍結した。その様子を今度デジカメで撮り、皆さんに御紹介したいと期待をして向かったが残念だった。                         温暖化と言われており、もう二度と見る事は出来ないかも?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

広隆寺参拝

2009年02月08日 | 古寺巡礼

国宝指定第一号の弥勒菩薩半跏思惟像を始め、数多くの国宝・重文仏を有する洛西の広隆寺を訪ねて見ました。

                                               目的は見る者を魅了する弥勒菩薩様の微笑みです。                     日本でもっとも古く、もっとも美しいとされている半跏思惟像は絶対に見ておきたいと思ったからです。                                      永遠の笑みを浮かべ続けているという像の前にタタミ2畳が置かれ、そこに座して微笑みや頬に添えるしなやかな手に見入りました。

                                              像の置かれる霊宝殿の中はほの暗い照明で立体感が増し、より神秘さが増して見えました。顔や手の仕草は女性的に見えましたが、片足を組む様子はどう見ても男性的で、何か変に感じました。                                   ただ、日本の仏教美術を代表する素晴らしい仏像と言うことで無理矢理納得してきました。

この広隆寺を氏寺として、この地に栄えた秦氏(はたうじ)と聞き、それでこの辺りを太秦(うずまさ)と呼ぶのかなと、勝手に納得しました。                   仁王門の前を路面電車の京福電鉄嵐山本線が走り、時代の移り変わりが感じられました。

広隆寺は推古天皇11(603)年、大陸からの帰化人・秦河勝(はたのかわかつ)が聖徳太子から仏像(弥勒菩薩半跏思惟像)を贈られて、これを御本尊として建立した山城国最古の寺院とのことです。

*御朱印の由来について*                             昔から、経文を書き写し、それをお寺に納めた方々に、その証としてお渡ししていたようです。それが今に続く、御朱印の由来だそうです。                 生涯、御朱印帳を自分のお守りとして大切に御奉持下さいと、ご教示頂き最近では参拝の都度、頂く様にしています。

                    

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

総てがビックな西本願寺

2009年02月05日 | 世界遺産

桃山時代の華麗な文化財が溢れる「西本願寺」を参拝しました。           堀川通りに面して国宝・重文の伽藍が建ち並ぶ浄土真宗本願寺派の大本山で世界遺産に登録されています。

このお寺は京都駅から近く、街中にありながら広い駐車場が有り、早朝から境内の喫茶室が営業しており、コーヒーが美味しく良く利用させて頂いております。                                          また、ここから歩いて「東本願寺」や「渉成園」を回るのも、お薦めのコースです。                                          今回、初めて御影堂を見る事が出来ました。                             5年以上前だろうか?改修工事のためシートがかぶされ、建物が大きいだけに大分時間を要したようです。シートは取れましたが、まだ足元は工事の途中のようです。

桃山文化の代表的遺構として名高い書院(国宝)と飛雲閣(国宝)は予約拝観ですが、伏見城の遺構とされる唐門(国宝)はいつでも拝観できます。                   この唐門は境内の南、北小路通りに面しており、唐破風の四脚門。

金色の金具と繊細な彫刻が施され、細かく見ると日が暮れてしまうので日暮門とも呼ばれています。

また、境内の中央には樹齢は不明と言われる大銀杏があります。普通、銀杏というと背の高い木を連想しますが、ここのは違うのです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする