素晴らしい風景!!

色々歩いた山や国内の風景等をご紹介いたします。

京走!都大路を走る。

2009年03月28日 | 京都の四季

桜の前、梅の時期に京の都を走るマラソン大会が実施されました。

今年は第16回になる京都シティーハーフマラソンに参加して来ました。       振り返ってみたら、この大会の参加が今回で9回目でした。             夏には大好きな山に行くので、足腰を鍛えるためハーフマラソンは今後も続けたい。

3月22日(日)に東京ではフル(42.195km)マラソンが開催されました。     沢山の芸能人やアナウンサーが参加すると言うニュースを見ていると、フルマラソンが誰にでも走れるように勘違いをしそうです。危険な事です。

大都会で7時間もの交通規制をしてフルマラソンを開催した。そんな事も考慮されてか?この京都でも今後2年間は大会を休止して、平成24年からはフルマラソンに切り替えられるようです。                               そんな事で、いつもは7千人の参加者募集が、今年は千人増加の8千人で実際は8千5百人が京走しました。

当日の天候が心配されましたが、風もなく回復に向かいスタート前には日が差して素人には走り易い状況となり、助かりました。

今年の招待選手は1月の箱根駅伝で往路の5区(山登り)で4位から1位へと順位を上げた東洋大学の柏原竜二選手(19歳)。                         開催前日のイベントでは千葉真子選手のトークショーも行われました。

第16回大会でも箱根駅伝の力は衰えておらず、1時間3分16秒で柏原選手が優勝しました。 

 


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*洛西 退蔵院*

2009年03月21日 | 古寺巡礼

妙心寺山門の西側に建つ塔頭「退蔵院」を訪ねる。

竜安寺より南に位置する妙心寺に向かった。                        訳の判らない車一台しか通れない道に入ってしまったが、10分ほどで運良く妙心寺の山門前に出た。

妙心寺は大きい。境内は東京ドーム7個分ほどあると説明を受けた。              その境内の中には塔頭が47有るとの事です。その中の1つが退蔵院です。

国宝の瓢鮎図(ひょうねんず)を所蔵する院です。水墨画の始祖「如拙」(じょせつ)筆による日本最古の水墨画との事です。

                                               「瓢箪鯰」(ひょうたんなまず)抑々の発想は、この瓢鮎図によって名詞化されたもので、ことわざとして世俗的に解釈するとその意味は、瓢箪で鯰を押さえるように、のらりくらりとして要領を得ないと云う事、また骨折って功なく到底その目的を果たせないさまを云うようである。

方丈庭園は枯山水の「狩野元信の庭」と昭和の名園、中根金作が築いたと言われる「余香苑」の競演が見られました。

時期が時期だけに花は梅のみで目には今一でしたが、ここでは耳に素晴らしい思いが出来ました。それは「水琴窟」です。「つくばい」の下深く底を穿った瓶を伏せ込み、手洗水に使われた水が瓶に反響して妙なる琴の音の様に聞こえる。 

                                               日々あわただしい日暮らしの中、しばし侘び・寂びの風情を味わって頂ければ望外の喜びです。と添えられていました。


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*洛西、竜安寺*

2009年03月21日 | 世界遺産

白砂に15個の石を置いただけの石庭で名高い「竜安寺」を訪ねてみました。                           

夜通し走り続けて京都入りし、西本願寺で朝食を済ませ、頭もボーッとしていたのでゆっくり石庭を眺めながら時間をつぶそうと考えた。

山門から参道を教容池沿いに進み、石段の正面の建物(庫裏)を見て、以前に来て見た様子が思い出された。                               特に木組と白壁の調和が、境内の静寂な雰囲気の中に美しく感じられた。

三方を油土塀に囲まれた方丈南側の枯山水庭園(特別名勝)、白砂を敷き詰め15個の石を7・5・3に並べてあるようですが、どこから見ても14個しか見えないというので名高い。                                     これをあらゆる方向から全部見てやろうと思っていたが、なんとシーズンオフなので、庭園の工事が行われており、ノンビリ見ることも出来なかった、残念。

方丈広間の4枚の襖一杯に描かれた迫力ある龍の絵にはびっくりしました。      襖から飛び出して来そうなのです。見た事もない龍を、これ程の迫力をもって描ける筆者の想像力に感動しました。

方丈の裏手には水戸光圀公寄進といわれる銭型の蹲踞(つくばい)が置かれ、”吾唯足知”(ワレタダタルヲシル)となり、禅の格言を謎解きに図案化された無言の悟道だそうです。 


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裏磐梯・イエローフォール

2009年03月01日 | 冬の風景

磐梯山の火口壁に現れる幻の黄色い滝「イエローフォール」を見てきました。

前日の夜は一晩中、本降りの雨で雪が消えてしまう心配があった。          でも今回の「もくもく自然塾」参加の目的はこの「イエローフォール」を見ることに有りましたので、翌日のツアーに参加しました。                    翌日の天気予報は晴れとの事で、それに期待したのです。

集合場所の裏磐梯スキー場に向かったが、初めての裏磐梯で冬、辺り一面雪景色なので道も判りにくかった。予定時間の9時前には到着でき、待機。 雲あり風ありで天気の回復は望めそうも無い感じであった。 

                                         自然塾のガイド沖山さんが見えられ「上は霧で真っ白ですね?」、「天気は回復方向に向かっているのですが?」とアドバイスを下さり、自分も折角来て見られないのは残念なので、急遽午後のツアーに変更して頂いた。

磐梯山は1888(明治21)年の大噴火により巨大な土石流で幾つもの川が堰き止められ、五色沼、桧原湖、小野川湖などの大きな湖と小さな沼が200~300も出来ているそうです。

                                        その中でも異色的な存在の「銅沼」(あかぬま)は、今回はほとんど凍結のため確認は出来ませんでしたが、誰が見ても美しいと思える沼ではないとの事です。

                                              ただ一部飛び出した岩石を見ると、まるで錆びているかのような赤茶けた色をしており、沼自体が強い酸性で当然に魚も植物も生息していないようです。           それに進行方向の右手火口壁には今でも幾つもの噴煙が見られました。

行きは火口湖の「銅沼」を通り、帰りは森の中をスノーシュートレッキングして来ました。                                        途中の斜面では皆で滑ったり、転がったり、普段出来ないような童心振りを発揮して雪遊びを楽しみました。                             その後にガイドさんが用意して下さった、熱い紅茶は体に染み渡る美味しさでした。目的の「イエローフォール」も見る事ができ、最高の冬の思い出となりました。

 


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