飛鳥時代の建築技術を今に伝える世界最古の木造建築物として、世界遺産に登録された法隆寺に足を運んだ。
法隆寺には、世界中のどこを見渡しても、これ以上古い木造建築物は無いと言われる建物が10棟あるとの事です。
それは金堂、五重塔、中門、回廊、経蔵、東室、食堂、東大門、夢殿、伝法堂だそうです。
完成後1300年以上を経た木造建築が、朽ちかける訳でもなく、今も建造当時の美しい姿で現存。 飛鳥時代の大工さんの技術の素晴らしさが伺えます。
江戸時代頃より法隆寺に伝わる七不思議の中に「クモが建物に巣を張らない」、「スズメが糞をしない」と言うのが有るとの事です。何故
法隆寺最大の建物。 僧侶が仏教を学ぶ場で、法要を行う施設でもある大講堂は修理中でした。 ご本尊である釈迦三尊像を安置した金堂は法隆寺最古の建築だそうです。 そして五重塔も日本最古の塔だそうです。高さは約32.6m。
以前、教科書でしか見た事のない、天平時代の美しさを今に残し現存する日本最古の八角円堂《夢殿》を目の当たりに見た。
雨ざらしでありながら天平11年(739)に建造され現在に至り、建物の美しさを保ち続けている。不思議な世界にいる感じがした。 今まで参拝して来た沢山の寺院と何か一味違う感じを受け、寺内にある建物一つ一つをじっくり2時間かけて回り、天平時代に浸ってみた。