素晴らしい風景!!

色々歩いた山や国内の風景等をご紹介いたします。

◆紅葉の井川湖畔を歩く◆

2014年11月22日 | 史跡・名勝探訪

奥大井・井川湖畔遊歩道紅葉ハイキング。                                                            廃線小路とレトロな町並みを歩いてみました。                  新東名の新静岡ICを出て県道189号線を約1時間半走り、大井川鉄道あぷとライン最北の駅『井川駅』に11時15分到着。                                                                           細く曲がりくねった道が続き、中々個人で行くには大変な所です。

大井川鉄道は日本で唯一のアプト式鉄道。                                                                        機関車とレールの歯車を噛み合わせながら、急勾配を登る鉄道です。                            急勾配で有名な箱根登山鉄道は1,000分の80という勾配ですが、大井川鉄道井川線のアプト式区間は1,000分の90という日本一の急勾配との事です。

 

井川駅を出発し、10分で井川ダムに到着。                       ダムや中部電力の井川ダム展示館を見学し、廃線小路へ。

井川ダムは昭和32年に完成、日本で最初の中空重力式ダムで出力は62,000kw、貯水量は1億5千万t。

廃線小路は井川ダム建設当時の資材搬入駅(旧堂平駅)へと続く廃線部分を、線路を残したまま整備した遊歩道で、線路の上を歩くことができるコースです。           短いトンネルもあり、ちょっとした冒険気分でハイキングが楽しめました。

                                                                         また、右手の井川湖や線路上の紅葉がとても綺麗でした。

旧堂平駅跡に12時10分到着。廃線の続く小路はここまででした。           ここには休憩舎やベンチが置かれた広場になっており、12時40分まで昼食と休憩時間にしました。

                                                                        部分的には素晴らしい紅葉が見られましたが、全般的には時期は過ぎた感じでした。

昼食の堂平広場からノンビリ歩いて20分。                    長さ80m、高さ30mの井川湖上にかかる「夢の吊り橋」に到着。                大人5名までの制限付で参加者37名が渡るのは大変でした。

                                                                       吊り橋は苦手という方や平気だよと言う方もいて皆さん童心に返り、高さと揺れにはスリルがありキャ~、キャ~と楽しい一場面でした。

吊り橋から井川大仏まではキツイ登りがありましたが、13時15分に到着。                       大自然の中の白亜の大仏様には違和感がありました。                高さ11m、昭和55年11月1日開眼。元井川診療所の歯科医師である佐藤平一郎先生が60余年間の健康に対し、感謝の意を込めて4年の歳月を費やし建立したものだそうです。歯の痛い人にご利益があるとか・・・・・

井川大仏を抜けて井川本村の昭和初期と言うかレトロな街並みに入ります。 

                                                                        自分は今回のハイクで楽しみにしていた個所の1つで、行く前から映画にあった『ALWAYS 三丁目の夕日』にあった街並み 想像していたのですが、確かに ふれあい通りには、魚貞商店、杉山玩具店、鈴木和菓子店等スーパーや百貨店でなく一業種を取り扱う個々のお店を見る事ができました。ただ商店街でなくお店が点々と存在しており、レトロな街並みらしい写真は撮れませんでした。残念。

街並みの一画で子供たちが駐在所の若い巡査さんと遊んでいる様子はほのぼのとした感じを受けました。                                 そんな井川本村を今では中々見られないレトロな街と表現しているようです。     山だけでなく小さな町を歩くのも、とても楽しいと感じました。            バスの待つ井川観光会館には丁度14時に到着し、14時半に秋の井川湖を後にしました。

 

 

                                                  

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▲足音を感じる秋山散策▲

2014年11月16日 | 私の見た山・登った山

今年の紅葉は、例年に比べて少し早いようです。                   紅葉前線が標高1,000m以下に降りて来ています。              天気は良いとの予報で枯葉を踏みに行って来ました。

以前は有料道路であったと言う「奥多摩周遊道路」を上り、標高1,000mの都民の森へ。到着9時05分。   

                                                                     バスから見た秋川渓谷の紅葉が素晴らしく、渓谷を歩きたい感じがしました。

土曜日で好天、“東京の奥座敷”とも呼ばれ、多くの人出を予想していましたが、運よく駐車場に大型も止められホッとしました。

都心からも約1時間のアクセスで四季折々の美しい大自然を目にすることができます。

                                                                        圏央道の開通により神奈川からも美しい大自然を、気軽に見に行けるようになり、奥深い東京にビックリです。

都民の森を9時20分出発。                             距離は短いが三頭山{みとうさん}(1,531m)まではきつい登りが続きました。  途中の鞘口峠{さやぐちとうげ}を9時50分通過。  ここから三頭山本峰に取付き11時15分に登頂。

                                                                                                     山頂からの展望は富士山が望めるよう木が伐採されている個所のみで、他からの展望は望めませんでした。

昼食後の11時50分、三頭山を後にし笹尾根に入りました。

                                                                       笹尾根と言っても「ササ」が生い茂っている訳ではなく、この尾根の固有名詞のようです。

この尾根には、虫狩峠、三頭山避難小屋、大沢山、クメケタワ、槇寄山{まきよせやま}を経て数馬峠に14時半着。

                                                                      数馬峠はススキが沢山見られ、穂が風にそよいでいました。

ここで笹尾根を外れ、バスの待つ数馬集落へ向け下山。

                                                                           クヌギ、ミズナラ、カシワ、トチノキ、カエデなど沢山の枯葉が降り積もり、ミックスされた上を、一歩一歩、カサかさカサと踏みしめ、体中で秋を感じながら東京を歩いて来ました。

 

 

 

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◎里山のざる菊◎

2014年11月08日 | 郷土の秋

神奈川県西部で金時山(1,212m)や矢倉岳(870m)の麓にある南足柄市矢倉沢で開催されているざる菊まつりを見て来ました。

                                                                       南足柄市は南側に小田原市と接し、市の中央を流れる狩川および伊豆箱根鉄道「大雄山線」を中心に市街地が形成されています。

                                                                  新幹線や東名高速道路を利用すると東京から約1時間、80km圏内の距離にあり、金太郎伝説や万葉集などの歴史的な文化遺産に恵まれたまちであります。

また、南足柄市は矢倉岳、足柄峠、金時山明神ヶ岳などの登山口にもなっています。 

                                                                   大雄山線の終点である大雄山駅から箱根登山バスで約25分、終点の地蔵堂(地域名でもあります)まで入ります。

                                                                   地蔵堂から金時山へは2コースあり、夕日の滝経由では山頂まで約3時間。

                                                                            足柄峠経由では約3時間半で山頂を踏む事ができます。(登山時間には休憩時間含まず) 

明神ヶ岳(1,169m)へは、大雄山駅から伊豆箱根バスで約10分、福井県の永平寺、横浜市鶴見の総持寺に次ぐ曹洞宗三番目の格式をもつお寺大雄山最乗寺に入ります。ここから約2時間40分で山頂です。

このように自然豊かな地で開催された『ざる菊まつり』、のどかな風景の中、里山さんぽと洒落てみてはいかがでしょうか? 

                                                             ざる菊が見られる所は6か所ほどでスタンプラリー形式になっており、最低3か所のスタンプがあると景品が頂けます。                           空気の美味しい里山で汗をかいてみて下さい。

 

 

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🐾 軽井沢散策 🐾

2014年11月01日 | 私の見た山・登った山

結果的には軽井沢の自然散策という形になってしまいましたが、本来は上州側から見ると浅間山を隠してしまうことから名付けられた浅間隠山(1,756m)[あさまかくしやま]への登山でありました。                                天気予報の通り、怪しい天気でありましたが、実施を決定。                   20名の方が参加されました。

関越自動車道の高崎ICを9時20分に出て、県道27号から国道406号を進み、倉渕町権田から県道54号で登山口である「二度上峠」に向かいました。                                         標高は1,300mを越え、辺りはガスにおおわれ、これでは折角山頂を踏んでも浅間山や360度の大パノラマを楽しむ事はできず、全員の意見で軽井沢へ降りる事に決定。

旧草軽電鉄北軽井沢駅舎近くのコンビニに11時15分到着。            ここで昼食を済ませ、12時から北軽井沢自然散策コースに入り、1時間半 落ち葉を踏んで来ました。

ここから「山村 暮鳥(群馬県生まれ)の作品風は草木にささやいたの詩と共に絵をご覧ください。 

なんであんなにいそぐのだらう 

                                                                      どこまでゆかうとするのだらう                                                                    どこで此の道がつきるのだらう 

                                                                         此の生の一本みちが どこかでつきたら                                                              人間はそこで どうなるだらう 

                                                                   おお此の道は どこまでも人間とともにつきないのではないか 

                                                                        谷間をながれる泉のやうに 

                                                                     自分は いまこそ言はう                                                                              人生は のろさにあれ 

                                                                     のろのろと蝸牛のやうであれ                                                                       そしてやすまず 

                                                                一生に二度と通らぬみちなのだからつつしんで 

                                                                         自分は行かうと思うと 

 

散策の後は白糸の滝と軽井沢アウトレットに立ち寄り、16時半軽井沢を後にしました。

 

  

 

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