素晴らしい風景!!

色々歩いた山や国内の風景等をご紹介いたします。

◎ 古都鎌倉「光明寺」参拝 ◎

2019年07月24日 | 鎌倉カメラスケッチ

7月 27日(土)~28日(日)に 観蓮会 が催され、境内の記主庭園にてクロマチックハーモニカ(演奏:山下 伶)、(ピアノ:朝香 智子)の演奏会があり、第二部には琵琶のバック演奏での引声(いんぜい)念仏朗読会が行われます。                                     また、この観蓮会では、蓮の葉茎を使いお酒を飲む像鼻杯も行われ、500円で体験できます。

最近では多くの寺院でクラッシック コンサートやピアノ 演奏会など色々工夫された催しが増えており、参拝だけで寺院を参詣するのは ひと昔前のことのようです。

27日(土)は夕方 から境内の提灯に明かりが灯り、紙灯籠に供養の霊位を記して供養が行われます。

                                                  法要の前には、お稚児 さんと共に行列をつくり 海岸へ向かい、海難横死の諸霊及び魚 たちの供養を行うのだそうです。                                                                                        御廟入口にある景勝展望台からの眺め。

この観蓮会の両日には例年沢山の参拝者が訪れ、その様子を撮ってみたいと思うのですが、沢山の人の中で写真を撮ることは周りの方に迷惑を掛けるので、開催日前の静かな平日にこの時期に見られる『ハス』見て来ました。

総門を抜けると目の前に鎌倉に現存する最大の山門 が、威圧感をもって迎えてくれます。

                                           大きいお寺だけあって、太っ腹。                                     拝観料など無く拝観自由 、それだけに拝観者も襟を正さなくてはいけません。

山門を抜けると直ぐ左手に庫裏本坊があり、御朱印帳を出し朱印をお願いした。                 引換券をもらい境内各所の参拝に回る。

参道は広く、壮大な堂宇が建ち並ぶ浄土宗の大本山。

第4代執権、北条 経時(つねとき)の帰依を受けて、然阿良忠(ねんありょうちゅう)上人が 1243(寛元元)年に開山した。                                     かつては関東総本山として、徳川 家康が定めた浄土宗の学問所、関東 18檀林の筆頭にもなっていたとのことです。

鎌倉最大の山門をくぐると、阿弥陀如来三尊座像を祀る本堂。

両脇には浄土宗の教えを表現した、白砂を敷き詰めた枯山水の庭「三尊五祖の石庭」と、

                                            小堀 遠州作といわれる池泉式の記主庭園が広がり、

                                             夏になると1951(昭和 26)年、植物学者の大賀 一郎博士が千葉県の遺跡から出土した二千年以上前の種子を発芽させた古代ハス (大賀ハス)と呼ばれるものを見ることができます。

優雅な雰囲気で一面に咲く、光明寺記主庭園の古代ハス。

蓮の葉を盃にして飲む『像鼻杯』について                               蓮の茎はレンコンと同じく中に空洞ができているため、葉の上に注がれたお酒は茎の中を通り口元へ運ばれるのだそうです。1杯500円、是非お召し上がり下さい。

お車で御参拝の方は、ご注意ください。

                                       

コメント (4)
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