素晴らしい風景!!

色々歩いた山や国内の風景等をご紹介いたします。

▲ 長潭道から羅漢寺山へ ▲

2023年11月15日 | 山梨百名山

羅漢寺山は御嶽昇仙峡の象徴、覚円峰を配下に従え、その最高峰の 弥三郎岳(標高 1058m)山頂は半球状の巨岩花崗岩で360度の展望とスリルが楽しめます。

登山道の一部は、かつて金峰山信仰の修験者たちが歩いた古道 『御嶽道』と重なる歴史の道を歩いて来ました。

昇仙峡天神森市営駐車場に8時 10分到着。 外気温 3.0℃ 立派な トイレあり。                   20分で登山準備を済ませ、8時半 出発。

市営駐車場の近くには、山梨交通の天神森バス停と天神様が迎えてくれました。

市営駐車場からは長潭橋(ながとろばし)を渡って羅漢寺山登山口へ。                       こちらの長潭橋なんですが、大正 14年(1925)に竣工したアーチ橋で、建築雑誌に取り上げられたことがあり昇仙峡玄関口として親しまれている、歴史的に有名な山梨県最古の橋だそうです。 でも、その横には新しい橋の工事が行われていました。

百年近くも、本当にお疲れ様でした。

                                  

長潭橋の周りを見学した後、羅漢寺山登山口へ8時 43分通過。 獣除けの柵を越えて行く。

羅漢寺山登山口を 10分ほど登ると舗装された車道に出て、それを更に 10分ほど進むと羅漢寺山(パノラマ台)への登山道に取り付く。

外道分岐通過、9時 33分。 ここまでが長潭道で、この先から御嶽古道となるらしい。

歌川広重(江戸末期の浮世絵師)も歩いたという静かな古道で往時に想いを馳せる。

樹林帯の道には金櫻神社を参詣した折に、歌川広重が描いたという奇岩や炭焼窯跡などが残り、歴史を感じさせてくれます。

この辺りが広重が描いた外道ノ原。 通過、9時 43分。                                   天保 12年(1841)御嶽古道を歩いて、この付近の景色を描いた場所のようです。

虫喰い岩通過、9時 54分。

太刀の抜き岩到着、10時丁度。 5分休憩。                                          登山道から道標に沿って入ると今迄の樹林の中から風景が一変し、天に向かってそそり立つ太刀の抜き岩と富士山が目に飛び込んできます。

こちらも進む尾根から少し外れた白山展望台 (標高 900m)へ向かう。                             到着、10時 16分。 5分休憩。 南アルプス遠望。

太刀の抜き岩辺りから花崗岩の風化した 白い砂が、幻想的な風景を見せてくれる絶景ポイントが次々と現れます。                                                    金峰山付近に発達した花崗岩帯は、昇仙峡の仙娥滝の上から現われ昇仙峡の両岸を南方に延びています。                                            これらの花崗岩は粗粒の黒雲母花崗岩で時にペグマタイト(巨大な結晶をした花崗岩で鬼御影ともいう)や細粒の花崗岩を含んでいる場合もある。                                しかし一般に粗粒であるため風化しやすくパノラマ台やここの白砂利は、そのような風化によってできたものです。

                                         

またこちらも尾根から外れた白砂山(標高 986m)に向かう。                           到着、10時 50分。 5分休憩。                                            白砂山から羅漢寺山(パノラマ台)方面を望む。

この大岩が最後であった。 通過、11時 07分。

パノラマ台の一角に出た。到着、11時 20分。                                           ここまで来るとロープウェイで上がって来られた観光客が多くて、登山の格好をしているのが可笑しく見えた。

パノラマ台にある八王子山八雲神社に参拝してからロープウェイのパノラマ台駅前を抜け、主峰の弥三郎岳(標高 1058m)に向かう。

弥三郎岳への案内板。

昇仙峡の覚円峰が背負う山『弥三郎岳』へ向かう。

手摺りの無い花崗岩の上を落ちないように山頂へ。

山頂直下に鎮座する弥三郎権現。

半球状の花崗岩の上が目指して来た弥三郎岳の山頂でした。 登頂、11時 40分。                       手摺りがないのに動き回る人がおりビックリ、スリルは感じますが私は首だけ回して、あまり人が来ないうちに下山しました。                                   左に富士山、中央に広がる街並みは甲府市街です。

羅漢寺山はパノラマ台、展望台、弥三郎岳を総称した呼び名のためパノラマ台にも羅漢寺山の標識が備えられています。 

12時10分発の昇仙峡ロープウェイで麓の仙ガ滝駅に下り、秋の昇仙峡を散策しながら天神森市営駐車場に戻ります。

 

 

 


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