展望最高で西伊豆最北の ❝金冠山❞ 標高 816m へ。
沼津市と伊豆市の境にある標高 725mの戸田(へだ)峠から金冠山を目指す。出発、13時 20分。
まず、車両進入禁止のゲートを抜け、広く舗装された道を登る。
距離的には近く、直ぐに登れる山であり山頂からの展望が良いので人気の山なのです。 登る途中にはアセビ(馬酔木)の木が群生していました。
この木は強い神経毒を含み、馬が 食べるとマヒして酔ったようになるので馬酔木と書くようです。
13時 40分、金冠山山頂着。
晴れてはいるものの富士山は望めず、もちろん遠望も効かず、近場が見えただけで残念でした。
山頂から更に北西方向に見える真城山(さなぎやま)方面。
北側には駿河湾に浮かぶ淡島や沼津アルプス(海の向こうの低い尾根)遠望。
海底火山時代の痕跡は低いながらも険しい山地を、本州へ衝突後の大型陸上火山は、なだらかで雄大なシルエットを作り出しています。
伊豆の衝突という大事件は、海底火山の痕跡を隆起させると共に、遠くに見える丹沢山地を隆起させることになりました。
西側に建つ金冠山の石塔。
20分ほど金冠山山頂からの景色を楽しんで、 14時 だるま山高原レストハウスに向け下山開始。
金冠山から だるま山高原レストハウス迄の下りは、防火帯のように切り開かれた広い道でとても歩き易い。
北アルプスも歩いた経験のある皆さんで散歩感覚でした。
久し振りのハイキングで皆さんに気持ち良く歩いて頂け、多くの解説版により伊豆の歴史も勉強でき楽しいミニハイクとなりました。
14時 35分、車の待機する「だるま山高原レストハウス」に無事下山。お疲れ様でした。
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