素晴らしい風景!!

色々歩いた山や国内の風景等をご紹介いたします。

▲ ぶらり金冠山 ▲

2022年03月29日 | 私の見た山・登った山

展望最高で西伊豆最北の ❝金冠山❞ 標高 816m へ。

沼津市と伊豆市の境にある標高 725mの戸田(へだ)峠から金冠山を目指す。出発、13時 20分。

  

まず、車両進入禁止のゲートを抜け、広く舗装された道を登る。

距離的には近く、直ぐに登れる山であり山頂からの展望が良いので人気の山なのです。    登る途中にはアセビ(馬酔木)の木が群生していました。

この木は強い神経毒を含み、馬が 食べるとマヒして酔ったようになるので馬酔木と書くようです。

13時 40分、金冠山山頂着。

晴れてはいるものの富士山は望めず、もちろん遠望も効かず、近場が見えただけで残念でした。

山頂から更に北西方向に見える真城山(さなぎやま)方面。

北側には駿河湾に浮かぶ淡島や沼津アルプス(海の向こうの低い尾根)遠望。

海底火山時代の痕跡は低いながらも険しい山地を、本州へ衝突後の大型陸上火山は、なだらかで雄大なシルエットを作り出しています。

伊豆の衝突という大事件は、海底火山の痕跡を隆起させると共に、遠くに見える丹沢山地を隆起させることになりました。

西側に建つ金冠山の石塔。

20分ほど金冠山山頂からの景色を楽しんで、 14時 だるま山高原レストハウスに向け下山開始。

金冠山から だるま山高原レストハウス迄の下りは、防火帯のように切り開かれた広い道でとても歩き易い。

北アルプスも歩いた経験のある皆さんで散歩感覚でした。

久し振りのハイキングで皆さんに気持ち良く歩いて頂け、多くの解説版により伊豆の歴史も勉強でき楽しいミニハイクとなりました。

14時 35分、車の待機する「だるま山高原レストハウス」に無事下山。お疲れ様でした。

 

 

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▲ 伽藍山~古稀山~達磨山縦走 ▲

2022年03月24日 | 私の見た山・登った山

西伊豆スカイライン に沿った標高9百m前後の尾根を南から北へと縦走して来ました。

2020年12月に山仲間の皆さんと道志山塊を歩き、それ以降コロナの変異株 が次々と現れ中々多くの皆さんと共に歩くことが出来ませんでした。

なかなか1人で山に行こうと考える方は少ない様に思います。                     仲間の方々と同行しながら話を聞いていても、ツアー的に実施されれば参加したいが、1人での山歩きは敬遠される方が多いようです。                             また、これからもコロナが終息しない限り大人数での山行は難しい様に思います。

北東方向に怪しい黒い雲。❓  

皆さんそれぞれで、登山できるような練習を普段から工夫されています。

クマザサの中の、とても歩き易い伊豆山稜歩道です。

今回は、山仲間の中に『古稀』となられた方が2名も居られたので、その名の山を目指したのです。                                         標高といい、周りの景色といい、歩き易いし、尾根の右手には伊豆スカイラインがあり、車が付き添っているので、何があっても対応できるコースで安心でした。

伽藍山駐車場を 10時出発。                               久し振りでしたので歩きながら世間話から、どこへ行って来たや、この時期に咲く花がある山へ行きたいやら雑談していると、いつの間にやら古稀山(標高 920m)山頂に到着、10時 45分。

山を歩きながら常に海が見えるのも気分爽快である。戸田(へだ)港遠望。

伊豆半島の昔は南の海にあった火山島や海底 火山の集まりで、これら火山の集まりが火山活動を繰り返しながらフィリピン海プレートと共に北上し、本州に衝突して伊豆半島が出来上がりました。 

                                           古稀山を下り、前方に見えるのは達磨山。

これから向かう達磨山(標高 982m)は、その火山を代表する山であり派生した山の1つが『古稀山』であります。                                    伊豆スカイラインと合流してから、達磨山への長い階段を登る。

皆さんに頑張って長い階段を登って頂いたら、山頂でなく緩い尾根の先が山頂だった。    達磨山山頂着、11時 35分。                                  珍しく大きな岩が5つ位あり、登山者が多かったので昼食は次の場所にした。

達磨山は本州に衝突後に活動した伊豆を代表する大型陸上火山の一つ(達磨火山)であり、失われたかつての山頂部分は今の達磨山標高より500mほど高く、浸食の激しい西側斜面にあった雄大な山体であったと推測されています。

達磨山を下り、小達磨山を目指す。

下り切った所に広場があり、何組かの登山者が昼食を取っていたので、私たちも風のない場所に陣を取り30分程の昼食休憩とした。

「達磨山」という山名は座禅した達磨大師の姿に似ていることに由来していると云われており、山頂においては360度の展望が望め、視界の良い時には遠く赤石山脈や御前崎まで見ることが出来るそうですが、この日は雲が多く近い富士山の姿も見えませんでした。

小達磨山を越え戸田峠に向かう。

この伊豆山稜歩道はとても良く整備され、階段が少し厳しいが広いところもあり全般的に歩き易いお勧めのコースです。

戸田峠到着、13時 10分。

伊豆山稜歩道は伊豆市「修善寺 虹の郷」を起点に「達磨山」を経由し「伊豆の踊子」で有名な「天城峠」までを結ぶ全長 43Km の自然歩道です。                     明るく開けた峠道、富士山や駿河湾の展望、そして深い樹林帯の歩道と変化に富み、子供さんからお年寄りまで皆さんが楽しめるコースです。

 

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😢 胸が塞がる想い 😢

2022年03月19日 | 出来事

毎日、砲火の中を逃げ惑う女性や子供たちの姿を、テレビを通じて目にしています。

たった1人の気の狂った独裁者(ウラジーミル・プーチン)のプライドを満足させるために、もう1ヵ月になろうとしています。

2月 24日、ロシア軍がウクライナへの侵攻を始めました。

その後の2~3週間後に見えてきたのは、ウクライナ軍の抵抗にロシア軍が苦戦する姿です。  そんな事からロシア軍は態勢や戦略の見直しを行い、使用兵器も徐々に大型で強力なものへと変わりつつあります。

この様な状況下での攻撃については過去の歴史が物語っているように思います。          太平洋戦争で米軍は日本本土を爆撃しましたが、当初は主に軍事関連施設を狙っていました。 所がその爆撃に成果が見られないと、その後に推し進められたのが市街地への無差別爆撃であります。

当初は短期間でウクライナを制圧できると考えていたものが、長期戦となりイラつきが見えるようになって来ました。                                     高齢の人々はプーチン支持者が多いようですが、ネット社会であり多くの人がスマホを所持する時代で、どこからでも最新情報が得られ「ロシアは可笑しい」と思う人が声をあげています。

ですが反戦集会やデモも激しい弾圧にさらされ、3月半ばまでに反戦集会への参加などで約15千人以上が拘束されました。

また、ロシア軍の活動について政権側が「フェイク(虚偽)」と見なした情報を流した記者らに、最長15年の禁錮刑を科す法改正が行われました。                    3月 14日には、プーチン政権の支配下にあるロシア国営テレビで、生放送中に女性職員が戦争反対と手書きの紙をかざした。                                そのスタジオで拘束され警察署に連行、その後罰金刑で済んだようでホッとしました。    ロシア国営放送の職員の中にもフェイクニュースを流すことに心を痛める方がいたことにロシア=プーチンでなく、フェイクニュースしか見ることのできないロシア国民が不幸に思います。

ウラジーミル・プーチンが大統領に就任した2000年以降、ロシアの言論環境は悪化の一途をたどって来ているとのことです。

でも、ロシアのウクライナ侵攻は現在も進行中で、爆撃は学校、幼稚園、産婦人科病院、集合住宅など無差別です。

一日も早くロシア国内の政治家、知識人、国民などから「戦争反対」の声が大きくなっていくことに夢と希望を託したい。

 

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▲ 権現山から二本杉峠東コースを下る ▲

2022年03月04日 | 丹沢山塊

計画通りに、世附権現山より残雪の残る北斜面を下る。

暖かな広い山頂を、ブラブラ歩き回りノンビリできて最高でした。              山頂北側の窪地にはテーブルベンチが2つあり、ラジウスを持参しコーヒータイムでもしたかった。

窪地から見た山頂方向。樹間からは雪化粧をした富士も望めた。

丹沢で野生動物に会ったことはありませんが、鹿 の足跡や大豆まめより少し大きな黒い糞は見かけました。 (足跡のイラストと糞の写真はお借りしました。)

 シカを目撃したときは情報をお寄せください | 那須町行政ページ鹿の糞

残雪や湿地の所では、上記の鹿の足跡がはっきりと確認できました。

                              

世附権現山に丁度 12時に到着し、昼食兼休憩をして12時 35分に二本杉峠に向けて下山開始。  北斜面で残雪があったがアイゼンを装着しなくとも何とか下れた。

この二本杉峠へのコースは地図にも正式コースとして表示されているが、山頂と峠の中間地点に崩落個所があった。                                  両側が切れ落ちナイフリッジ状になっていた。

ザイルで補完はされているものの慎重に通過。13時丁度。

崩壊していたからこそ右手に見えた。丹沢主稜線の山々。  

崩落個所を無事通過し、先のピークを目指す。  

標高849mのピークより二本杉峠に下る。

二本杉峠通過、13時25分。 陽当たりはここまででした。

二本杉峠を通過し、県道76号線の山北藤野線に下る二本杉峠東コースは薄暗い杉林の中を下る。密集した杉林の中を下る登山道であり、枯れ枝が散乱し足に引っ掛けないよう注意した。

13時 35分。2度目の危険個所が出現 、左側が大きく崩落していた。 

登山道の幅が狭く、砂状で崩れ易いのと滑り易さがプラスされており、靴ひもやズボンの裾をまとめバランスを崩さぬよう慎重に下った。 

登山地図には正式ルートとして表示されていたが、朝登って来た権現山南東尾根コース(登山道一部不明瞭に付き、初心者不向き)の方が、ずっと安全と感じた。

2度目の崩落個所を通過してからは安心して歩けた。13時 55分、細川沢沿いに出た。

細川沢の沢音を聞きながら、左岸を東にのんびり下る。

14時10分、麓の神社に到着し無事下山のお礼を済ませて、三保支所横の駐車場に向かった。

細川橋バス停通過、14時 20分。丹沢湖沿いの県道76号線を南へ向う。

14時 45分、無事駐車場に到着しました。

 

 

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▲ 世附権現山ハイク ▲

2022年03月01日 | 丹沢山塊

若葉が茂る頃からは展望が悪くなるので、その前に陽だまりハイクの感じで歩いて来ました。

西丹沢には山頂が広く牧歌的な大野山(標高 723m)、5~6月頃にサンショウバラが見られる不老山(標高 928m)、同時期にシロヤシオツツジやバイケイソウなどが見られる檜洞丸(標高 1601m)、視界は悪いが山頂や避難小屋が綺麗に整備された畦が丸(標高 1292m)、トウゴクミツバツツジやトリカブトの見られる大室山(標高 1587m)、そこを下って武田信玄公が犬を先頭に通ったと云われる犬越路など、花々や歴史の一端に触れることのできる山々が存在する所が西丹沢であります。

 

若葉や花々が芽吹く頃には視界が悪くなり、ほとんど足を運ぶ人のいないマイナーな山『世附(よづく)権現山』 標高1018mを、今ならまだ遠望も効くので登って来ました。          車は三保郵便局と山北町役場三保支所の間に17時までなら止められる無料駐車場があります。

駐車場出発、8時50分。                                県道 76号線(山北藤野線)に出て丹沢大山国定公園の標示搭を左に見ながら永歳橋方向に進む。

丹沢湖の中央に架かる永歳橋に近づくと右手に浅瀬方向に向かうトンネルが見え、そのたもとに浅瀬入口バス停が立っている。そこが登山口である。

浅瀬入口バス停の登山口通過、9時。

落合隧道の右手から登り始め、最初からきつい登りが続く。

この浅瀬入口から権現山へのコースは、昭文社の登山地図には「道標は有るものの途中の登山路が不明瞭に付き、初心者の通行不向き」と表示され、現地にも標示板が出ています。

永歳橋のそばにある水力発電所の送水管横を通過、9時28分。

最初の急登は、まだ元気があるので難なく通過。

春先過ぎ、若葉が芽吹けば何も見えない所、今の良い所は木々の合間から周りの景色が見えることである。左端に宝永山が見えた。

こちらのコースは権現山南東尾根コースであり、日当たりが良いもので和紙の原料となる「ミツマタ」の群落が見られた。今の時期はミツマタしか見られなかった。

南東方向には木々の合間から丹沢湖が俯瞰できた。

逆を望めば目指す世附権現山が見えるが、眼前にそそり立って見える。

この世附権現山南東尾根コースは山頂に着くまでに4回ほどきつい登りを頑張ったが、最後の登りが岩や木の根が多く また滑り易い上、どこが登山道なのかが判別付きにくく時間がかかった。

急登を登り切ったら山頂かと思いきや、広い尾根上に道標があり山頂まで300mとの表示を見て、最後の力を振り絞った。

広い尾根には陽当たり良いのに残雪が見られた。

やっとの思いで目的の世附権現山(標高 1018m)に到着した。 12時丁度。

山頂付近は広々して窪地にはテーブルベンチが2つもあり、この時期ならではの日当たりの良さで昼食をしていてもポカポカと暖かかった。

 

    ※ 次は二本杉峠経由で細川橋バス停に下ります。

 

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