素晴らしい風景!!

色々歩いた山や国内の風景等をご紹介いたします。

▲ 剣ヶ峰から八海山神社経由で戻る。▲

2023年05月29日 | 私の見た山・登った山

大入道からのツツジ街道で大満足の目の保養ができ、その余韻に浸りながら広い 剣ヶ峰で20分ほどの休憩して小腹を満たした。

剣ヶ峰出発、9時35分。

剣ヶ峰山頂の直ぐそばに釈迦ヶ岳と八海山神社への分岐道標があった。

剣ヶ峰の分岐より高原山の盟主である釈迦ヶ岳(標高 1795m)を目指す。

釈迦ヶ岳への尾根沿いを進み、本峰への登りに差し掛かった時、左足に違和感を感じ山頂まで1時間以上あるのと駐車場に戻るのに2時間は掛かるので、潔く撤退をした。

開花の早いアカヤシオの花 が一輪残っているのを発見、折角撮ったのにボケていた。

再び剣ヶ峰の分岐に戻った。10時 25分。 たまにはこんなこともある、往復で1時間を費やした。

剣ヶ峰分岐から少し下って登り返した尾根上に、矢板市最高地点(標高 1590m)と記された標示板があった。通過、10時 43分。

尾根の小さなアップダウンを繰り返し、南東に進む。

10時 50分、急に樹木が消え岩の転がる広場に出た。

岩のゴロゴロする広場だが、岩を良く見ると平らな板状節理の岩が多く、中央に大きなケルンが見えた。

ケルンの中間あたりに『八海山神社』と書かれた標示板が置かれていた。            名前からして社が有るのかと思っていたので、この様な形もあるのかとビックリした。

晴れていれば好展望地で休憩には最高の所であります。                        岩場と樹林帯の境目にシロヤシオの木が並んでいたのが不思議に見えた。また若葉の中にも点々とシロヤシオが見られ黄緑と白の配色が綺麗だった。

八海山神社からは二つの下山(林間・見晴)コースがあり、見晴コースを選択した。

岩場が広がる最下部には道標の案内があった。

標高 1400m程になって来たら、これから咲き出そうとする真っ赤なヤマツツジが見られ、下るほど見事なヤマツツジが待っていた。

見晴コースの尾根道は風の 強い時には、北から南にかけて相当に強い風が吹くのだろうと登山道脇の木々を見て感じた。                                    でも直立している木もあり、相当軟らかい木なのだろう❓

11時 15分、見晴コースからミツモチ山(標高 1248m)への分岐を通過。                  ミツモチ山は早春に咲くアカヤシオの群落があり、一度は訪れたい山です。

シロヤシオやヤマツツジ、サラサドウダンなどの花々を鑑賞しながら下り 11時 37分、見晴コース登山口に出た。

見晴コース登山口から10分ほど歩いたら、展望台やトイレのある大間々台駐車場に着いた。

小休止してから車の待つ小間々台駐車場に戻ったが、樹林帯の中の 25分の歩きが、疲れも重なりとても長く感じた。                                             小間々台駐車場に到着、12時 20分。

 

 

 

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🌼 ゴヨウツツジ 街道を歩く🌼

2023年05月25日 | 春景色

栃木県北部に位置し、一等三角点のある釈迦ヶ岳 を盟主に、鶏頂山・西平山・前黒山などからなる山塊は総称として『高原山と呼ばれています。

こちらの大入道(標高 1402m)から剣ヶ峰(標高 1540m)の尾根沿いは ゴヨウツツジ(別名:シロヤシロ) の花街道であります。

例年は5月下旬から6月にかけて開花するようですが、温暖化 などが関係あるのでしょうか❓ 今年の大入道からの尾根沿いは5月 20日頃で満開でした。

ゴヨウツツジは、真っ白なラッパ状の花を幾つも咲かせます。                  お辞儀をしているかのように、少し下を向いて咲き、控えめながらも上品で、とても美しい花です。

5枚の葉が輪を描くように生えていることが由来となり『五葉躑躅』という名前になっています。

『ゴヨウツツジ』の花が、天皇・皇后両陛下の長女である愛子様の《お印》になっています。

《お印》とは、皇族の方々が それぞれ持っている「シンボルマーク」のことで、愛用されているものなどに付けられているようです。

ご両親である天皇・皇后両陛下が『ゴヨウツツジ』の花がお好きであることから《純白な花のように純真な心を持った子供に育ってほしい》という願いを込めて、愛子様の《お印》にされたと言われています。

上品で愛に溢れている『ゴヨウツツジ』の花が、敬宮(としのみや)愛子内親王 に とても良くお似合いであります。

皆様も高原山の尾根伝いに例年になく素晴らしい花を見せてくれる『ゴヨウツツジ』別名:シロヤシオをご覧ください。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  

山に来て真っ白な花を見ていると心が洗われ、森林の中を散策するなど森林環境に身を置くことで、清々しい感覚や爽快感が味わえます。

 

 

 

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▲ 高原山ハイク ▲

2023年05月24日 | 私の見た山・登った山

鶏頂山と釈迦ヶ岳(高原山の主峰:標高 1795m)の山々を含めた総称を『高原山』と言うようです。                                         この山塊一帯にはツツジの大群生地があり、土日は沢山の登山者で賑わいます。                    矢板市街から県道 56号線を駆け上がり、八方ヶ原の小間々台 駐車場に6時 25分到着。

駐車場に着くまでの道路の両脇や駐車場の中も 真っ赤なヤマツツジ が出迎えてくれました。

15分で登山準備を済ませ、6時 40分 出発。  反時計回りの周回コース。

今日の天気は午前中曇りで 午後は 雨の予報であり、昼頃には戻れるように行動開始。     登山道脇にはヤマツツジが満開で、その中を標高 1402mの大入道に向け進む。

歩き始めは、ほぼ平坦な道で足慣らしに丁度良かった。

歩き始めて 30分、最初の桜沢を徒渉する。                         二つ目の沢は水の流れは少なかったが、カエルの合唱 が聞こえた。

沢を越えたら登り返しであるが、若葉中を森林浴しながら深呼吸。

足元は落葉だが、『春山淡冶にして笑うが如く』と春の芽吹き始めた華やかな山の形容で ❝山笑う❞ と一言で表現されていますが納得です。                                          中国の北宋の山水画家:郭煕(かくき)の言葉ですが四季を見事に表現されています。

                                 

ヤマツツジ

ゴヨウツツジ (別名:シロヤシオ)

 サラサドウダン   

白樺林にポツンと ヤマツツジ   

春の木々を見上げながら歩き7時 50分、大入道(標高 1402m)山頂に到着。

大入道山頂の シロヤシオ

大入道から剣ヶ峰の間は満開のゴヨウツツジ(別名:シロヤシオ)大群落を眺めながら歩き、逢う登山者の方々に「凄いですね」と声を掛けると「ちっとも足が進みません。」と返され「本当ですね 」と皆さん笑顔でした。

今年は例年になく花付きが良く、地元の方々もビックリするほどの最高の時に訪問できてラッキーでした。

花は毎年、今回の様に咲いてくれれば嬉しいのですが、今年がこの様に最高であると、この先数年は今年の様に見られなくなるとのことです。

トウゴクミツバツツジとシロヤシオのコラボ。

尾根歩きの北側にはピラミッド型の前黒山が見えました。

縄文ヤシオツツジ の大きな古木を通過、8時 20分。

剣ヶ峰に近づいて来たら、標高も高いせいかシロヤシオの蕾が見られた。

剣ヶ峰(標高 1540m) へのきつい登りを頑張り、9時 15分到着。

剣ヶ峰山頂で 20分の休憩を取った。                                    ここの山頂は三方向(大入道、釈迦ヶ岳、八海山神社)からの合流点になっており、珍しく4~5名の登山者の方とお会いした。

 

    

 

 

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▲ 縦走の最高峰「鹿留山」へ ▲

2023年05月05日 | 私の見た山・登った山

富士山 展望の山から樹林の山へ縦断する。

杓子山も富士山展望の名山であります。                               山頂の南側は急斜面となり、間を隔てるものも無く忍野の平野の上に聳える富士山はひときわ堂々と感じられます。  

隣り合う鹿留(ししどめ)山(標高 1632m)は対照的にブナやミズナラなどの大木が茂り静かであり、ノンビリしたい山である。                                          忍野の鳥居地峠から三山を縦走して、再び忍野の内野集落へ下る、ダイナミックで変化に富むコースを歩いて来ました。

東に向かって下り、右手のピークを目指す。

ブナ林に覆われた尾根道のアップダウンを繰り返しながら前進。

まだ、若芽の出ない明るいブナ林の中を歩くのが大好きです。 

尾根の途中でコバイケイソウの若芽が見られた。 7~8月には綺麗な白い花が見られます。

子ノ神(ねのかみ)分岐に近くなった尾根上の露岩地から富士が望めた。

足元には可憐なキスミレが春を謳歌していました。

10時 55分、子ノ神分岐通過。 ここから鹿留(ししどめ)山までピストン。

鹿留山まで片道 10分だが、その道中にはミツバツツジやヤマザクラが満開でした。

11時 05分、鹿留山到着。                                         ブナやミズナラに覆われた山頂で、三角点のある所など平らで広々していた。

山頂の中央にはゴツゴツした樹幹のブナの老木が歴史を偲ばせてくれる。

杓子山の展望の良い山頂とは好対照の、こちらの山頂は静かでノンビリ休憩ができた。

再び子ノ神分岐(通過、11時半)に戻り、そこから立ノ塚(たちんづか)峠に向け下る。

露岩混じりの急傾斜だが、部分的にトラロープが設置されているので慌てずに下る。

厳しい下りだが日当りの良い南東斜面であり、ミツバツツジや足元にはエイザンスミレが見られた。

急傾斜の下りが 30分ほど続くが、そこを頑張れば傾斜が緩やかになり右手には富士が見えた。

12時 22分、立ノ塚峠通過。 

道標の反対側の小さな松の根元に一体の野仏がたたずみ、峠の無事通過を迎えてくれた。

ここまで来れば、後は内野集落を目指してノンビリ林道を下る。

無事下山を歓迎するかのように、色鮮やかなボケやカントウタンポポが迎えてくれた。

樹林帯の中の僅かな日差しの中にクサソテツが若葉を伸ばしていた。

立ノ塚峠からの未舗装の林道下りは、登山靴に当たる土が柔らかく歩き易かった。

25分ほど下ったら舗装道に代わり、養鶏場 を過ぎてから車を停めた鳥居地峠までの舗装道歩きは暑くて参った。                                                  13時 45分、無事、鳥居地峠駐車場に戻りました。

上の写真は今回歩いた三座の大きな山塊です。                           明るいベージュの所が野焼きされるカヤト原、その上のピークが高座(たかざす)山、中央のピークが杓子山、右手のピークが鹿留(ししどめ)山です。

 

 

 

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▲ 鳥居地峠から杓子山を目指す ▲

2023年05月02日 | 私の見た山・登った山

富士の湧水で有名な忍野八海の北東に位置し、富士山の好展望台として知られる高座(たかざす)山から杓子山を歩く。

忍野村では駐車場が見当たらなかったので忍野小学校から中学校の脇の道を進み、鳥居地峠にある駐車 スペースに止めた。

鳥居地峠に7時 10分到着。20分で準備を済ませ出発。                            最初は道標に沿って林道を登る。

早朝でヒンヤリと澄んだ空気の中は、木々の新緑 も目に入り清々しい気分で歩ける。

15分ほど林道を進んだら、左手に「杓子山登山口」の案内板が見え、そこに❝注意書き❞があり「4月29日(土)は野焼きにつき入山禁止!」エッと思ったが、今日でなかったので前進。

登山道の脇には沢山のミミガタテンナンショウが見られた。

 

登って直ぐにカラマツ林を抜けるとカヤトの斜面が開け、上部には杓子山の前衛峰ともいうべき高座山が見えた 通過、8時丁度。

左手は雑木林だが右手斜面に一面のカヤト、その下には忍野の町並みが見えた。          雑木林とカヤト原の境に登山道があり、土の道で ほぼ直登、雨上がりなどは 避けたい道である。                                                                                                                                                        急な登山道脇には鮮やかな色をしたボケの花が存在感を示していた。

カヤト原の上部についた。振り返ると大きく裾野を広げた素晴らしい富士が見えた。8時 22分。              29日に「火入れする。」という ❝注意書き❞ は、この一面のカヤト原に奈良の若草山 山焼きの様に燃やすのだろうと思った。                                                春先、枯草を焼き払う野焼きは、その灰が馬や牛の飼料となる草の成長を促し、ワラビやゼンマイなどが顔を出す。春野の風物詩であります。

この高座(たかざす)山(標高 1304m)への山頂直下の急登も、後からの富士山の応援を借り頑張る。                                             8時 35分、山頂に立つ。                                             眼下には忍野集落が、そして富士の裾野の広大さが圧巻であります。小休止5分。

8時 40分、次の目標「大権首(おおざす)峠」を目指す。                            灌木帯の中をわずかに下り、その後はほぼ平坦に近い尾根道を進む。

多少のアップダウンと一ヵ所岩場の通過が有ったが、難なく通過。                   若葉や春の花を探しながらの ❝陽だまりハイク❞ ではなく、この日は暑くて Tシャツで歩いた。  タチツボスミレ    

ミツバツチグリ  

9時 05分、送電鉄塔の下を通過。

鉄塔の先を登って尾根道は続く、木の根や岩に注意しながら。

フデリンドウ   歩いていると見上げるように咲いている、小さく可憐な花です。

 

9時 20分、大権首(おおざす)峠着。 左手より不動湯 からの道と合流。

                                       

この峠より杓子山を目指す。林道から右に分かれ登山道に取り付く。

赤松とカラマツの中をジグザグに登る。足元には可憐なヒトリシズカが咲いていた。 

ハンググライダー離陸台上部からの高座山と富士。

この登りではヤマザクラがあちこちに咲いているのが見えた。

山頂に近づくにつれ周りの木々の丈も低くなり、直登気味にきつい斜度を登る。

10時丁度に杓子山(標高 1598m)山頂に着いた。 山頂に建つ小祠。

展望の良い山頂は広く、テーブルベンチが4つありノンビリ 15分の休憩をとった。      西側には天上山や昨年の12月に登った霜山が続く府戸尾根で河口湖は望めなかったが、手前に富士吉田市街が広がり、遥か遠くには南アルプスが望めた。

とにかく明るい山頂で、先程の高座山からよりも富士山の展望は良好で、富士の左手には山中湖が望めた。

珍しく山頂で3名の登山者とお会いした。                           備えられた 「天空の鐘」 を突き、10時 15分 鹿留(ししどめ)山に向かう。

 

 

 

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