素晴らしい風景!!

色々歩いた山や国内の風景等をご紹介いたします。

🏞 新緑の丹沢湖(三保ダム)公園 🏞

2021年04月21日 | 春景色

丹沢湖は神奈川県内の水道用水等として利用されている大変重要な水瓶です。

丹沢湖は神奈川県西部に位置し、丹沢山塊 西丹沢の山々に囲まれ自然豊かな清流である世附川と中川、玄倉川が合流した所の湖であります。

その合流地点に、昭和49(1974)年5月から三保ダム建設が始まり、出現した人造湖であります。

自然を大切にした美しい湖で「かながわの景勝50選」・「全国ダム湖100選」・「関東の富士見百景」などに選ばれています。

丹沢湖の北側には、約400年前に武田 信玄が傷病兵を入浴療養させた湯として伝えられる『信玄のかくし湯』と呼ばれる中川温泉があります。                   泉質は弱アルカリ性で 美人の湯とも云われています。

中川温泉から更に北の西丹沢最深部へ進むと、樹齢2千年といわれている古代杉の『箒杉』(全国名木百選)を見ることができます。                             樹高 約45m、根回り 約18mで国の天然記念物に指定されています。

丹沢湖の中央部に架かる永歳橋のたもとに、丹沢湖の歴史が判る「丹沢湖記念館」やダム建設に当たり湖底に水没した世附地区の約120年前の民家が移築復元され、当時の生活用具などが展示された「三保の家」があります。

三保ダムについて  

     形式    土質しゃ水壁型ロックフィルダム

     建設期間  昭和49年5月~昭和53年7月

     有効貯水量 5450万立方メートル

     目的    洪水調節、上水道用水の確保、水力発電

     満水位標高 321.5m 

 

       水没移転     223世帯 

   ※ 訪問、ありがとうございます。

 

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▲ 新緑の吾妻山から弘法山へ ▲

2021年04月14日 | 丹沢山塊

桜のスポットとして有名な弘法山 を以前から一度歩いてみたいと考えており、やっと決行してみた。

  ※ 訪問、ありがとうございます。 

 

 


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☯ 清左衛門地獄池 ☯

2021年04月07日 | ジオパーク

まず最初に、この地獄池に昔から伝わるお話をさせて頂きます 

昔、水不足で 困っていた時に清左衛門(せいざえもん)という人が良い 水源 を探しながら歩いていました。

                                           この地に来たところ、乗っていた馬もろとも地中深くに落ち込んでしまいました。 そしたらそこから勢い良く沢山の が湧き出てきたのだそうです。                                      それからは土地の人々がそこに行って「清左衛門」、「清左衛門 」と呼ぶと、いっそう勢い良く水が湧き出して来たそうです。

これはこの池に昔から伝わる伝説ですが、この話からも昔から農民たちがいかに沢山の良い を欲しがっていたかが判ります。

清左衛門という人は昔からあった池を改修して常時沢山の水を貯められるようにしたか、または池の開発のために犠牲になったのか、あるいはこの地方の有力者であって農民たちのために水利権を守ったのかもしれないという事です。

また、狩野(かの)には昔から加藤氏という有力者がいたそうで、清左衛門を加藤氏と結びつける人もいるそうです。

清左衛門地獄池の近くにあります富士フイルム(株)の社宅敷地内から5~6千年も前の縄文時代の人々の住居跡『馬場[ばっぱ]遺跡』が発見されたことが、既にここに良い水があり、人々が生活していたことの証拠となっています。

 

この地獄池は箱根火山の外輪山である明神ヶ岳 (標高 1169m)を水源とし、1日に1.3万トンの地下水が湧き出しているとのことです。

池の中には宗像三神を祀る厳島神社 が、池の畔には辨財寺が建てられており、現在は平成の名水百選に選定され地域住民の手で管理保全されています。                         《※宗像三神とは、市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)、田心姫命(たごりひめのみこと)、湍津姫津(たぎつひめのみこと)の3人の女神であります。》

 

この湧き水の源である明神ヶ岳 は、およそ27~23万年前に活動していた成層火山です。  カルデラが形成された23万年前以降の大規模 噴火により、山頂部分が崩壊し、現在の形になったとのことです。

                                             その時の噴火による火山噴出物がスポンジのような役割をし沢山の水を蓄えることができ、清左衛門地獄池をはじめ、麓では豊富な水が湧き出しています。                          箱根は全国平均のおよそ2倍の降水量があるため、その麓の南足柄市は豊かな地下水に恵まれています。                                        (※ 箱根の年間降水量は平均約3500mm。全国で第6位です。)

 

 

 

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🏞 厳島湿生公園 🏞

2021年04月01日 | 春景色

弁天様の近くに湧き出る清水は丹沢山からの伏流水で、村人はこのを大変大切にしていました。

それは古くから下井ノ口や五分一(ごぶいち)のお百姓さんの田畑に引かれる農業用水だったからだそうです。

井ノ口の弁天様として親しまれてきた厳島神社周辺が、平成15年(2003)に あずまや、トイレ、駐車場が完備された公園として生まれ変わりました。

豊富な湧水に恵まれ、国の絶滅危惧種に指定されたホトケドジョウのほかアブラハヤ、カワセミ、コガモ、トンボ、ホタルなどの多くの生き物が生息しているとのことです。

貴重なカサスゲの群落やガマの群落もよみがえり、ヤマザクラ、コナラなどの植物を植栽したことで、昔の豊かな自然の姿が復活しています。

周囲を湧水で囲まれた厳島神社は「弁天様」と呼ばれ、昔から親しまれてきました。

神社のある島は、北側の広い大地に降った雨が集まって、直径200m位の渦を巻き、その中心が堆積して円形に形成されたといわれています。

祭神は 市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)と倉稲魂命(うがのみたまのみこと)だそうです。

昭和20年(1945)代頃まで島の東側には老松が、西側には老杉が外側に傾いた姿で生えていましたが、今では松も杉も姿を消してしまい、樫と桜が枝を張っています。

 

※ 訪問、ありがとうございます。 


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