素晴らしい風景!!

色々歩いた山や国内の風景等をご紹介いたします。

▲ 御殿場口新五合目から御殿庭上へ ▲

2024年08月09日 | 国立公園

暑い中でも沢山の山仲間が綺麗な山の 様子を配信してくれ、自分も動かなくてはと出掛けてきました。                                                    目指した山は、1707年(宝永4)の噴火 活動によって作られた3つの噴火口を持つ 『宝永山(標高 2693m) であります。

御殿場口新五合目 駐車場に5時 45分到着。 6時 出発。                                 駐車場は第1から第3迄あり、450台停められますが富士山開山期間中は第1駐車場に 「マウントフジトレイルステーション」(安全で楽しい富士山の登り方やホットな富士山情報、温泉・観光スポットなどを紹介)オープンしており、一般車は停められません。

新五合目の登山口には登山案内所が設置され、8分程の安全登山についてのビデオを見て安全登山の意識高揚に努めています。

富士山保全協力金                                               山梨県側でも入山が有料になりました。                                     登山者の安全対策や富士山の環境保全のために色々と経費が掛かります。                    静岡県側は協力金として、基本 1.000円を納めます。   強制ではありません。

登山案内所のそばに建つ、「日本初スキーの地」 の石碑前を進む。

6時 15分、安全登山の 祈願をし御殿場口鳥居を抜け登山開始。

御殿場口登山道のスタート地点新五合目は、一面の火山砂礫地で、砂走り下山道との合流点であり、左手に双子山、その上方に別峰のように宝永山が張り出して見えます。

スッキリした空気の中を歩くのは、とても気持ち良いです。                        6時半、大石茶屋到着。

大石茶屋の左手に登山道の分岐があり、正面の階段を進むのが富士山頂へ向かう「御殿場ルート」で、左手に進むと双子山(二ツ塚)へと向かいます。

私は二ツ塚に向かうので左手へ。                                   登り始めは火山砂礫の中、ロープの張られた広い登山道を登る。                    富士山は天気が崩れるとガスの発生が酷く、目の前の4~5m先が見えなくなる ことが多いため富士山開山中は、このロープが張られ 命綱 となっています。

標高が 1500mほどになって来ると、日本のアザミの仲間では最大級といわれる 『フジアザミ』 が姿を現し迎えてくれます。

二ツ塚(双子山)分岐通過、7時 28分。  左手に進みます。

7時 35分、二ツ塚下塚(下双子山)山頂着。   標高 1804m。                            広く展望の良い火山砂礫の山頂であり、西側に二ツ塚上塚(上双子山)やこれから向かう宝永山が見えますが、富士山頂は雲の中。

二ツ塚下塚の山頂広場には、縁結びの神であるイザナギ・イザナミの夫婦神が祀られています。

南側に目をやれば、遠く愛鷹山を見ることが出来た。

再び、二ツ塚(双子山)分岐に戻る時、右手に帰りに下る 『大砂走り』 を確認する。     あの下山道では駿河湾や箱根連山、御殿場市の街並みを望みながら標高差 1,000mの広大な火山灰地の斜面を一気に駆け下りる、御殿場口が誇る富士山アトラクション           転んだら 擦り傷だらけですが、転ばなければ早く下れて楽しい御殿場ルートだけの下山のご褒美です。                       

四辻(よつじ)に向かう登山道はカラマツ林のフラットな道を進む。

四辻通過、7時 57分。

四辻を通過後、目指す宝永山を望む。

8時 47分、小天狗塚通過。 

小天狗塚を過ぎた谷筋より宝永山を見上げる。 高~い                          足元にはフジアザミの根生葉が点在し花を持ったら綺麗だろうと思った。

9時 08分、御殿庭入口通過。 さあ ここから辛い登りの始まりだ  

ほぼ登り切り、カラマツ林の登山道が緩くなって来た。

10時 10分、御殿庭上通過。                                            非常に厳しい登りであった。   案内マップでは御殿庭入口から上まで 35分となっていたが、倍掛かってしまった。  体力の衰えを実感する。

御殿庭上、標高 2170m。                                   この辺りで森林限界を抜けたようで稜線が見えたが、ガスの 発生も確認できた。

 

 

※ この後は、天候下り坂の中を宝永山に登頂し、大砂走りで御殿場口へ下ります。

 

 


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