山梨県の『森林百選』に選ばれており、原生林の森として神秘的な雰囲気を醸し出しています。
亜高山帯の常緑針葉樹であるコメツガやシラビソなどの原生林のほか、この辺りには樹齢の見当もつかないほど見事なカラマツの天然樹がある。
それらにサルオガセが無数に垂れ下がった風景は、女性の長い髪がぶら下がっている様で、ドキッ とすることがある。その光景は気味悪く、あまり写真は撮らなかった。
山稜部は針葉樹林が続き、その中に天然カラマツの巨木が根を張っている。
昔、炭焼きや薪の材料として伐採された幹がそのまま残り、巨大な株根となったカラマツが悠然と点在する森となっている。
櫛の背に当たる山稜歩きは、樹林帯が続く中であり周辺の見晴らしは望めない。
その山稜には、カラマツとコメツガ、ダケカンバの巨木が根を張り、針葉樹にまとわりつくサルオガセ(地衣類の一種)が幻想的である。
樹林に囲まれた平坦な櫛形山の原生林を歩き、穏やかな時間の流れを楽しんで来ました。
好天時でも直射日光が当たらず、森林浴をしながら静かな山道歩きは最高です。
櫛形山はアヤメの咲く初夏を楽しむのも良いですが、その賑やかさが収まり風がささやくような森の空気を身近に感じることのできる秋の山道を歩くのも、また一味違った心地よさが味わえます。
※ ご覧頂き、ありがとうございます。
神秘的な光景ですね。おっしゃる通り、異世界というか、魔界の入り口のようにも見えて、少し怖い気もします。
何より涼しそうでうらやましいです(笑)
わたしも行ってみたいです。
でも明るい所が有ったり、薄暗い所が有ったり、神秘的な光景と言われるのがピッタリです。
年間を通して沢山の花を見られる山で、とても人気があります。
体調が良ければ、是非お勧めしたいです。
ありがとうございます。
そんな事で今、アルバムを探しましたら私も巨樹の何本かが写してありました。
角度が違うので何とも言えませんが恐らく同じ樹にカメラを向けたのではないかと思える巨木を見つけました。
こうして今と平成6年当時の写真を見比べてみるのも面白いものですね。
登山日は7月16日、センジュガンビが咲いていた様でアルバムに描いた絵が残っておりました。
平成6年に、もう歩かれていたんですね。
アヤメ平では一面のアヤメが見られた頃でないかと羨ましく思います。
たかさんは花にとても詳しいですね。
今、高山植物図鑑でセンジュガンビを調べました。 背の高い、花弁が5枚の白い綺麗な花ですね。花期は7~8月になっていますが、私は見ることが出来ませんでした。
絵まで描かれるなんて多才で羨ましいです。