ザゼンソウを眺めながら、ガイドブックにもあまり出ていない小倉山 (標高 955m)を歩いて来ました。
甲州市の玉宮ざぜん草公園に7時半到着。晴れの予報なのに曇っていた。
20分で準備を済ませ、7時 50分 出発。 小倉山から上条山へと反時計回りに歩く。
8時、竹森ザゼンソウ群生地入口に到着。 入口にはイノシシなどの食害を防ぐため群生地一帯が、電気柵で覆われ守られていた。
プラスチックの黒い部分 を持ち電気柵内に入ったら必ず元に戻す。
ザゼンソウはサトイモ科(ザゼンソウ属)の多年草で山中の湿地帯に自生しています。
竹森のザゼンソウ群生は本州の南限地とされており、山梨県の自然記念物に指定されています。
名前の由来は仏炎苞という覆いの中に小さな花が密集して咲く姿が、僧が座禅をしている様に見えることからのようです。
また、幸福を呼ぶ縁起の良い花と云われています。
開花する時に発熱し、自ら周囲の積雪を溶かすため早春にいち早く見ることができます。
ザゼンソウ群生地の上部の木道を登り切ると小倉山への広い登山道に出る。 急に明るくなり、とても歩き易い。
薄暗い湿地帯を抜け、 10分ほど登ると明るい尾根に出る。 小倉山分岐通過、8時 40分。
陽射しが出てきて良かった。雑木林の明るい尾根歩きとなる。
尾根に出ると軽いアップダウンで小倉山山頂に到着。8時 50分。
折角の展望台が設置されていたが、一部の町並みが見えるのみで展望良好ではなかった。
10分ほど休憩して、上条峠に向かう。尾根上の歩きは暖かな陽だまりハイクであった。
一部だけ珍しく岩場の道が現れた。 それほど危険ではありませんが、巻道もあります。
9時半、上条山(標高 996m)通過。 薄っすらでしたが大菩薩嶺方面の山々が望めた。
上条林道と平沢集落への分岐点着、9時 45分。 林道歩きより山道のがハイキングらしく、山道で平沢集落を目指す。
小休止をしたが、辺り一面にドングリが沢山落ちていた。 木の実が豊作なら動物たちが人里に下ることはないだろう。
平沢集落への下りは、落葉の厚い絨毯の道で、フカフカと歩いていて気持ち良かった。
平沢集落と玉宮ざぜん草公園駐車場分岐を 10時 05分通過。
分岐を過ぎてからは歩き易い竹森川の左岸を下り、太陽光発電パネルの横を抜け、玉宮ざぜん草公園駐車場に 10時 20分、戻りました。 こちらの周回コースは、ご家族連れでもノンビリと楽しめるコースであります。
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