Touch the Wind!

~気ままに出かける旅とグルメの記録 along the ROUTE527~

ヤマハコミュニケーションプラザ(二輪)

2012-07-20 17:00:00 | 車・バイク

2階の展示室に行くと、ヤマハの歴代製品が姿を見せる。後ろからの照明に浮き上がる2台のバイク。YA-1(右)とYD-1(左)だ。
YA-1は1955年に発売されたヤマハの第一号製品。“赤トンボ”の愛称で呼ばれ、1955年7月の第3回富士登山レースや同年11月の第1回浅間火山(全日本オートバイ耐久)レースで上位を独占し、走行性能の高さもアピールしたそうだ。
YD-1は1957年に発売。「日本人の250」をキーワードに、日本人の体格に合わせたコンパクトで乗りやすいボディサイズと、躍動感あふれる「ダイナミック・デザイン」を実現した。また、ヤマハ発動機初の2気筒エンジンを搭載している。

これを皮切りに歴代バイクが展示されている。

私にとっての懐かしのバイク”チャッピー”(1973)もありました。これは初期モデル。私が乗っていたのはマイナーチェンジ後だったので、四角いヘッドライトでした。トランスミッションが3種類用意されており、2速AT、3速自動遠心クラッチ、4速マニュアルがあり、私のは4速マニュアルでした。当時としてはお洒落なデザインに惚れました。

GX750(1976)は、コンパクトなDOHC3気筒エンジンを横置きし、メンテナンスフリーのシャフトドライブを採用するなど独自の技術を積極的に取り入れ、優れた性能・耐久性・信頼性を実現したモデル。3本のエキパイが美しいですね。

レース用の歴代バイクも展示されてますが、一般人向けではないので興味がわきません。でも、走ることに特化したフォルムは美しいですね。

こういう所へ来るといつも探してしまうものがあります。それは私が生まれた年の製品。

これでした。1959年製のYDS-1は、YD-1、第2回浅間火山レースのYDレーサーを経て誕生。20PSの2ストローク・2気筒エンジンを鋼管クレードルフレームに搭載し、国産初の5段変速機、エンジン回転計内蔵のコンビネーションメーターなどを装備した高性能スポーツモデル。レース用キットパーツも豊富に用意され、オン、オフを問わずさまざまなカテゴリーで活躍したバイクだ。

一緒に来た奥様が飽きてきて「まだですかー」と言う雰囲気を発しはじめた。(続)