Credo, quia absurdum.

旧「Mani_Mani」。ちょっと改名気分でしたので。主に映画、音楽、本について。ときどき日記。

猫沢エミLive‘Lecon 4- l’annee 2009’ a inspiration

2009-08-01 02:10:55 | 猫沢エミ
猫沢エミLIVE
‘Lecon 4- l'annee 2009’ a inspiration
2009年7月31日(金)
open 18:30 start 19:00
ギター:円山天使
ベース:岩見継吾


猫沢エミさんのライブに例によっていってまいりました。
アンティークな家具&雑貨のお店inspirationでのライブで
前回までのお店boiserieと同じ会社の新しいお店です。

まだ床材なんかが新しい香りがしてました。
新建材とかではなくてきれいな木材の床なので、いいにおい。

お店の感じ






ライブは1ドリンク(アールグレイのアイスティー)と、
今回は三田真由さん主宰によるTOSAKANMURI FOODSのキッシュとケーキが込みで、なんというか、うれしいんですけど非常に女子度の高い企画でした(笑)
お店をながめつつアールグレイを飲みつつ開演を待つというかんじ。

キッシュとケーキ


****

ライブはいきなりのホース振り回しで始まるFiliti can-canから、歯切れのよい半音進行的コードのThe Return of Alan Beanにつながり、おお、かっこええのお~
と、出だしからこなれた感じで突き進みました。

猫沢さん


ご本人たちはリハと音の響きがちがってやりにくそうに見えましたが、演奏自体はむしろ音のバランスもよく、特にベースの音の輪郭がいつになくはっきりして、まとまりのある音をつくっていたと思います。
ノリのよいc'est vous sur le pontや(これは何度聴いても名曲です)Les cafesなんかも音がぼわぼわにならずかっこよかったと思います。

円山さん


しっとり系の曲たちはもちろんいい感じにひびき、ベースの低音が怖い~という感じもなく、ワタシ的にはとっても気分よく聴きました。

guru・・いや、岩見さん


***

恒例の質問に答えるコーナー!では、今回はこんな感じだったでしょうか?

●春夏秋冬どんな食べ物に季節を感じますか?
えーと、夏はいかにたくさんスイカを食べるかに賭けているということ。
スイカを丸で買うと冷蔵庫にそれ以外はいらなくなってしまうので、スイカ専用冷蔵庫を買うかなあ・・・?(笑)とかね。
冬にはパリでやる鴨ソバがおいしい!ということで、パリでは鴨が日本より安く手に入るので、ソバとツユは日本からもっていき、鴨とネギをパリで調達して豪勢に食べるのだそうです。う~食べたい!ソバを食べたあとのツユにご飯を入れ、鴨をちょっとのせてタマゴを落として食べるのがいい~~ということです。ううう~食べたい!!
あとはパリの秋はキノコ類が充実しているそうで、キロ買いしてリゾットにしたりするそうです。
こうしてみるとまあ、日本人だなあ・・とワタシは思いましたです。

●パリで心がけていることはなんですか?
えー、質のよい素材のモノを食べること。
これは特にパリでなくても心がけたいですね~

●・・なんだっけ?
あ、そうそう!重大発表がアリ!
新しいアルバムをつくる予定などはありますか?という質問に対して、「この夏にはアルバムを完成させようと思っています」と。
この夏?って、今、夏じゃん!?
いつのまに猫沢さんそんなことをしていたのだ??まったく極秘隠密行動ですな^^;
というわけで、近日ニューアルバムが手に入るらしい!大期待ですね~~

ついでにもう一つ告知があり。
そうそう、今回はあのなつかしい、手書きOu est mon chat?が配られたんですよ^^
なつかし~~
で、そのペーパーに、8月22日(土)下北沢でバンドLIVEをやるそうです。
バンドか~いいなあ。というわけで、また期待。

なおかつもうひとつ、現代音楽をやる楽団も結成したそうです。猫沢さんは音大でパーカッションをやっていた方で、現代音楽のえんそうなどもやっていたそうですので、これはプロの演奏力を観るいい機会です。9月にライブ?をやるそうです。

いいなあ、ミュージシャンな人は。



*****

ということで、セットリスト・・なんですが、ギターの円山さんにお願いしてセットリストを撮影してきたんですけど見事にピンぼけ~~
で、1曲だけ曲名がわからないものがあり・・英語の歌詞で犬の鳴き声をちりばめた(猫沢さんがわんわんわんわんいうのはかわいかったです)、曲調としてはなんかブライアン・ウィルソンみたいま感じです。すごく聴いたことがあって、ところどころいっしょに歌えたくらいなんだけど、何の曲だろう?

1 Filiti can-can
2 The Return of Alan Bean(スティーナのカバーですな)
3 c'est vous sur le pont(名曲だ!)
4 ムッシュ・ダンダン
5 羊飼いの少年へ
6 TABACの森
7 Les Cafes
8 ??(これよ、わからんの↓わかったので下に追記しました)
9 Mon petit chat
10 T'en va pas(何度聴いても泣ける)
11 夏の模様
12 私の世界
13 The end of the world(!)
14 私のパパ(プッチーニ「ジャンニスキッキ」私のお父さんの替え歌)


さてさて、この日アンコールがなかったんですけれど(!)、アンコールにはこれが用意されていたようです~

Fry me to the moon
Mandarin world

ああ、どちらも聴きたかった。
恥ずかしがらずにアンコールの拍手を煽動するんだった。
いつもなら率先してやるのになあ・・なんで遠慮しちゃったかな~

【追記】
??の曲名がわかりましたので追記します。
猫沢さんとモーマスのユニットMASHCATのアルバムに入っていた曲でした
どおりで歌えたはずだ^^;

8 Firestone Baby

なにがブライアン・ウィルソンだ^^;

【追記終わり】

***

こんかいギターの円山さんはまた新兵器を投入していて、みたこともないマルチエフェクターでした。フットスイッチが15個くらいついている。
それにガットギターつないで、派手でなくスパイス系の音作りをするので、渋いです。

手前床に新兵器



でも一番のハイライトは円山さんのクツだったでしょう。ワタシには買えないな、ああいうクツは(笑)

クツ


****

帰りはバスで目黒駅へという渋いコースで。


そして締めくくりのスタバではこれで、胸キュンとなって一日が終わるのです^^







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コメント (4)
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