お菓子やケーキやらを作るのが好き、
なのではなくて、
なにか特定のレシピ、特定のスタイルで、
妙に心中がざわざわする
惹かれる!ものでないと、
作る意欲はまるで湧かないのです。
シフォンケーキはその「意欲湧く系」の一つで、
どの辺りに惹かれるかというと、多分
生地で骨格を作りつつ、
全体をメレンゲでドカンと膨らませて、
かつそれをあえて型にへばりつかせるとともに、
冷ます過程で逆さまに置いて、
へばりつきと重力を利用してフワな仕上がりを作り上げる
という、絶妙な方法で成り立っているところだと思うんです。
レシピに惹かれるパターン。
なので、よく「次はこれ作ってよ」と、
様々なスイーツのリクエストをいただくんですが(家族にね)
ぜーんぜん興味が湧かないことが多いですw
がっ!
先日偶然突如「クグロフ型」によるケーキを目にしたところ、
この、この型だ!
ワシはこれに惹かれるぞよ!!
となりましてw
レシピでなくても、
理屈抜きで何かに惹かれるかどうかというところがポイントです(笑)
なわけで、
今回はクグロフ型で、バナナとクルミの入ったモノを焼きました。
が、今回は若干失敗の記録です。
反省点をメモるのが大事。
中身がフワ感がないわー失敗だわー的な
無塩バター90g
白砂糖90g
卵1個
薄力粉90g
バナナ小完熟2本
クルミ20g
で、ホントは「ベーキングパウダー3g」と、
「ラム酒少々で香り付け」てのがあるんだが、
なんと入れ忘れてしまったw
●バターを室温に戻す。
少し多目にして、分量外をクグロフ型内部に塗る。
●クルミを細かめに砕いて、軽く乾煎りする。
乾煎りしてから砕いた方が良い気もするが、
砕くとき熱そうなのが恐ろしくて、、
●オーブンを予熱(180度)
●バターに砂糖を少しずつ加えて混ぜる
白っぽくなるまで混ぜる
●卵をといてこれも少しずつ加えて混ぜる
●バナナを潰して入れて混ぜる。
●クルミ(とラム酒)も入れる。
●薄力粉(とベーキングパウダー)を振るいながら入れる。
ついでに型内部にもうっすら振りかける
本当にうっすらでよい。
●粉気がなくなるまで混ぜる。
●型に流し込む。
空洞ができないよう満遍なく入れる
最後に表面をきれいに均す。
縁に向けてセリ上がるように均す。、
●オーブンに投入。180度50分。
●焼き上がったらオーブンから出す。
●荒熱が取れたら、型から外す。
今回は型にバター塗ったのが上手かったのか、すぽっ!!と抜けた。
<反省点>
●外形は完璧なクグロフ型だが、切ってみると内部はフワ感がなく、みっちり詰まった小麦粉感でイマイチ。
●ベーキングパウダー忘れたが、これのせいかしら。
これで次回ちゃんと作ったときに、ベーキングパウダーの働きを知ることができるじゃんw
●参考レシピはバナナ150g(正味)ってあって、
手持ちバナナは1本だと皮付きで110gくらいだったんで、
どうするかなーと思ったが、
えーい2本いっちゃえと。
このせいもあり内容重めなのかも?
●卵も、参考レシピでは「80g」なんだが、
1個68gくらいで、
これも悩んで1個にした。
卵2個+バナナ1本にすべきだったかもしれない。。
●焼き時間が一般的なレシピよりかなり長いと思われる。
参考レシピではレーズンも入れているので、よく焼く方向なのかしら。
焼いた後も日持ちするようにとか?
表面の焼き色が結構ダークだったんで、
次回は少し短めにするのがよいかも?
<クグロフ型について>
例によってどれにする??とめっちゃ悩み抜いた結果、これを購入。
悩みの末に整理した思考はこれ↓
●世に出ているレシピの多くが14cm軽、8cm高さくらいのを基準に分量を書いている。
●シリコン加工などなものが楽そう。
(そもそもシリコン素材の型もあるが、これにはなぜか惹かれないw)
●焼き上がりのあの形に惹かれているのであるから、
溝?が彫りが深くて形がはっきりしてそうなモノを
●本当は本場モノ(陶器でデザインがオシャレなの)がよいのだが、高いし品薄だしとりあえず初心者だし、ということで却下。
今のところとてもよい感じです。
<参考レシピ>
クグロフ型に特化したレシピ本という、
実にワシ得な!
内容も多彩でいい感じです。