2015年を振り返る~極私的映画ランキング~
毎度言うことですが、ワタシの映画鑑賞スタイルは劇場に足繁く通うというよりは、旧作中心にDVDでというものなので、年間公開作のランキングはできません。
なので、新旧作とりまぜてのすた☆脳内限定ランキングをやって喜ぼうという私的企画です。
↑
という文章自体、昨年のランキングページからコピペしてるくらい毎年言ってますw
という例年の枕詞ではじめますが、
あまり人の参考にもならないし話題に同調することもできない企画なのでやめちゃおうかと思ってたんですが、
とらねこさんが楽しみにしてくれているということでしたので、
ひとりでも読んでくれるのなら続行するかと。
・・・と、ここまでが昨年からのコピペです(笑)
・・・と、ここまでが昨年からのコピペ(笑)
*******
さてと、見返してみると昨年2014年観た映画はどうやら6本だけでしたが。
今年は?
「恐怖分子」エドワード・ヤン
「プロスペローの本」ピーター・グリーナウェイ
「ソークト・イン・ブリーチ ~カート・コバーン死の疑惑~」ベンジャミン・スタットラー
「ロシアン・ドールズ-スパニッシュ・アパートメント2-」セドリック・クラピッシュ
「スパニッシュ・アパートメント」セドリック・クラピッシュ
「PARIS(パリ)」セドリック・クラピッシュ
「パリ・ジュテーム」オムニバス
「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」クリストファー・マッカリー
「Yokohama SunSet 2013」Spitz
「フルスタリョフ、車を!」アレクセイ・ゲルマン
「さらば、愛の言葉よ」ジャン=リュック・ゴダール
「マップ・トゥ・ザ・スターズ」デヴィッド・クローネンバーグ
「勝手にしやがれ」ジャン=リュック・ゴダール
「勝手に逃げろ/人生」ジャン=リュック・ゴダール
「ジョン・ウィック」デヴィッド・リーチ、 チャド・スタエルスキー
昨年の倍以上観ましたw
スピッツのも映画鑑賞に含めましたけど。
劇場鑑賞は7本(うち試写会2本、スピッツ1本)
なかなか濃密なプログラムじゃん
ランキング難航しそうだな~
***
というわけで今年は
第1位「マップ・トゥ・ザ・スターズ」デヴィッド・クローネンバーグ
なぜこれかというと、クローネンバーグを偏愛しているからでありますが、前作はなんとなくもやもやしたものがありましたが、今作はもうばっちりツボにはまっておりますゆえ堂々の第一位でございますよ。
この映画はいろいろすばらしいんだけど、特にキャスティングの大成功を感じます。
ひとが出てくるだけで何かを物語っちゃう、しかもクローネンバーグ的ななにかを!
この作品の鑑賞記
第2位「PARIS(パリ)」セドリック・クラピッシュ
第2位以降は甲乙つけがたい感じがあるんだけど、
おくればせながらこの作家のこの作品を発見したので、記念に。
基本群像劇なんだけど、分割スクリーンその他手法的にいろいろ挑戦しているのが面白かった。
けど、月並みだけどパリの空の下それぞれにそれぞれの人生があり苦楽があるのよという
ケセラセラな主題が泣かせるのよね~
臭くなくなんとなく距離感があるのも好みです。
この作品の鑑賞記
第3位「さらば、愛の言葉よ」ジャン=リュック・ゴダール
これは予想よりずっと面白かったし、実にゴダールっぽい3D映像だった。
ゴダールぽいというのはなんなのよというとよくわからんのだけれど、
水面とか木の枝とか犬の鼻面とかそういうのをただ写しているのだけど
それが3D効果としてこんなのもありなのかと思わせる瞬間になっていること、だと思うのよ。
一方でいつものゴダール世界がぼよんと目の前に出てくるwという楽しさもありました。
この作品の鑑賞記
第4位「恐怖分子」エドワード・ヤン
1位でも全然かまわないんだけど、すてきな映画
この人はどんなショットにも独特のグルーヴ感を織り込んである感じで
「ヤンヤン 夏の思い出」とは作風は違えどそのグルーヴのドライブさせ方という点で
同じ作家だなあと思わせるものがあるね。
すべての瞬間でうーむとうならせる。
第5位「フルスタリョフ、車を!」アレクセイ・ゲルマン
こういうの好きなんだよね。根本的に。
過剰でてんこ盛りでわけわからんけど異様にパワフルな。
ほかにこういう映画はあるだろうか?
映画じゃないけど小説ならセリーヌとかゴンブロヴィチかな
ゴンブロヴィチの「フェルディドゥルケ」とか
あれを映画化したのがスコリモフスキ「30 door key」だけど
ノリは似ているかもしれない・・・が全然違うか。。
守備範囲ではとにかく他に類を見ないわけわからんさでねじ伏せに来るとんでもない映画ですよ。
この作品の鑑賞記
**********
以上5作でした~
え?グリーナウェイをなぜ落とすか?
そうだよなー
もうグリーナウェイのあれはなんというか
殿堂入りなんだよねw
ワタシの心の奥の古典なのでもはや触れたくないw
あーあとスピッツは、横浜のライブの完全収録映像なんだけど
音楽映像というよりはしっかり映画としての風格をもっていたので
映画にカウントしましたよ
ということで終了です~
皆様よいお年を~
毎度言うことですが、ワタシの映画鑑賞スタイルは劇場に足繁く通うというよりは、旧作中心にDVDでというものなので、年間公開作のランキングはできません。
なので、新旧作とりまぜてのすた☆脳内限定ランキングをやって喜ぼうという私的企画です。
↑
という文章自体、昨年のランキングページからコピペしてるくらい毎年言ってますw
という例年の枕詞ではじめますが、
あまり人の参考にもならないし話題に同調することもできない企画なのでやめちゃおうかと思ってたんですが、
とらねこさんが楽しみにしてくれているということでしたので、
ひとりでも読んでくれるのなら続行するかと。
・・・と、ここまでが昨年からのコピペです(笑)
・・・と、ここまでが昨年からのコピペ(笑)
*******
さてと、見返してみると昨年2014年観た映画はどうやら6本だけでしたが。
今年は?
「恐怖分子」エドワード・ヤン
「プロスペローの本」ピーター・グリーナウェイ
「ソークト・イン・ブリーチ ~カート・コバーン死の疑惑~」ベンジャミン・スタットラー
「ロシアン・ドールズ-スパニッシュ・アパートメント2-」セドリック・クラピッシュ
「スパニッシュ・アパートメント」セドリック・クラピッシュ
「PARIS(パリ)」セドリック・クラピッシュ
「パリ・ジュテーム」オムニバス
「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」クリストファー・マッカリー
「Yokohama SunSet 2013」Spitz
「フルスタリョフ、車を!」アレクセイ・ゲルマン
「さらば、愛の言葉よ」ジャン=リュック・ゴダール
「マップ・トゥ・ザ・スターズ」デヴィッド・クローネンバーグ
「勝手にしやがれ」ジャン=リュック・ゴダール
「勝手に逃げろ/人生」ジャン=リュック・ゴダール
「ジョン・ウィック」デヴィッド・リーチ、 チャド・スタエルスキー
昨年の倍以上観ましたw
スピッツのも映画鑑賞に含めましたけど。
劇場鑑賞は7本(うち試写会2本、スピッツ1本)
なかなか濃密なプログラムじゃん
ランキング難航しそうだな~
***
というわけで今年は
第1位「マップ・トゥ・ザ・スターズ」デヴィッド・クローネンバーグ
なぜこれかというと、クローネンバーグを偏愛しているからでありますが、前作はなんとなくもやもやしたものがありましたが、今作はもうばっちりツボにはまっておりますゆえ堂々の第一位でございますよ。
この映画はいろいろすばらしいんだけど、特にキャスティングの大成功を感じます。
ひとが出てくるだけで何かを物語っちゃう、しかもクローネンバーグ的ななにかを!
この作品の鑑賞記
第2位「PARIS(パリ)」セドリック・クラピッシュ
第2位以降は甲乙つけがたい感じがあるんだけど、
おくればせながらこの作家のこの作品を発見したので、記念に。
基本群像劇なんだけど、分割スクリーンその他手法的にいろいろ挑戦しているのが面白かった。
けど、月並みだけどパリの空の下それぞれにそれぞれの人生があり苦楽があるのよという
ケセラセラな主題が泣かせるのよね~
臭くなくなんとなく距離感があるのも好みです。
この作品の鑑賞記
第3位「さらば、愛の言葉よ」ジャン=リュック・ゴダール
これは予想よりずっと面白かったし、実にゴダールっぽい3D映像だった。
ゴダールぽいというのはなんなのよというとよくわからんのだけれど、
水面とか木の枝とか犬の鼻面とかそういうのをただ写しているのだけど
それが3D効果としてこんなのもありなのかと思わせる瞬間になっていること、だと思うのよ。
一方でいつものゴダール世界がぼよんと目の前に出てくるwという楽しさもありました。
この作品の鑑賞記
第4位「恐怖分子」エドワード・ヤン
1位でも全然かまわないんだけど、すてきな映画
この人はどんなショットにも独特のグルーヴ感を織り込んである感じで
「ヤンヤン 夏の思い出」とは作風は違えどそのグルーヴのドライブさせ方という点で
同じ作家だなあと思わせるものがあるね。
すべての瞬間でうーむとうならせる。
第5位「フルスタリョフ、車を!」アレクセイ・ゲルマン
こういうの好きなんだよね。根本的に。
過剰でてんこ盛りでわけわからんけど異様にパワフルな。
ほかにこういう映画はあるだろうか?
映画じゃないけど小説ならセリーヌとかゴンブロヴィチかな
ゴンブロヴィチの「フェルディドゥルケ」とか
あれを映画化したのがスコリモフスキ「30 door key」だけど
ノリは似ているかもしれない・・・が全然違うか。。
守備範囲ではとにかく他に類を見ないわけわからんさでねじ伏せに来るとんでもない映画ですよ。
この作品の鑑賞記
**********
以上5作でした~
え?グリーナウェイをなぜ落とすか?
そうだよなー
もうグリーナウェイのあれはなんというか
殿堂入りなんだよねw
ワタシの心の奥の古典なのでもはや触れたくないw
あーあとスピッツは、横浜のライブの完全収録映像なんだけど
音楽映像というよりはしっかり映画としての風格をもっていたので
映画にカウントしましたよ
ということで終了です~
皆様よいお年を~