監督:ワリス・フセイン
出演:マーク・レスター |、ジャック・ワイルド、トレイシー・ハイド ほか
製作:デヴィッド・パットナム、デヴィッド・ヘミングス
原作・脚本:アラン・パーカー
音楽:ビー・ジーズ、CSN&Y
某所に「つまらない映画だがすごい好き」的なことを書いたら
一斉に「つまらなくなんかないぞ!」のお叱りを受けたこの映画。
もちろんつまらないとは思っていなくて、
「題材としては一般的には他愛のない少年少女学園恋愛モノであるので
つまらないと言うこともできるかもしれないがワタシにとってはとても好きな映画なんです」
みたいなことの、言葉が足りなかっただけなのですううう。
という言い訳から始まりまして、
映画を観るようになってすぐの少年の頃に、
小遣いで買うのはもちろん「ぴあ」でありました。
たしかまだあの偉大な表紙絵が始まる少し前に買い始めたと思います。
75年ころからあの及川氏表紙とのことなので、そのころ。
で、ぴあには「ぴあテン」「もあテン」という企画がありまして、
(あれはいつ始まったのだろう?)
当時の「もあテン」に上がっていたもののうち印象に残っているのが
「2001年宇宙の旅」
「明日に向って撃て!」
そして
「小さな恋のメロディ」
でした。
当時はとにかくどこかの映画館で上映してくれるか、
TVでやってくれるか、
しか観る機会はないので、
「もあテン」を見て、みんな(少し大人の人たち)がこんなにまた観たいと思う映画ってどんなんだろう??
と憧れを増幅させていったわけです。
なので、ここに挙がった映画は、そういう個人的な増幅した憧れが
必要以上な思い入れとなって宿っているのだろうと思われ、
冷静に観ることができません(笑)
ということで、必要以上に思い入れのある本作。
リバイバル上映!という日がとうとうやって来て、勇んで映画館に行った、と記憶している。
それがいつだったのか。。
たぶん76年か78年に観たんだろう。
映画館は全く覚えていないが、銀座・有楽町エリアであることは間違いない。
リバイバルものなのでおそらくニュー東宝シネマ1あたりではないかしら。(懐かしい)
で、ググってみてついでに判明したのが、
76年にTV日曜洋画劇場で放映しているとのこと。
これを観ている可能性も非常に非常に高い(見逃すはずはないw)
(wikipediaに初回放送77年とあるが、当時の新聞切り抜きに基づき76年であると論証しているブログがありました。すごい。)
ということで、例によって、調べるほど記憶のいい加減さが際立つのでありました。
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映画館で観た前後に、小説版書籍が刊行されておりまする。
もちろんこれも買ったわけですが、
主にこれのおかげで「アラン・パーカー」の名は脳に刻まれたのです。
また映画のパンフも買ったので、メイン出演者3人のほか
パーカーを始めワリス・フセイン、デヴィッド・パットナムの名前も記憶しました。
持っている小説本は、
早川書房から1974年に刊行のものですが、
今はあの良さがわかる。
サントラCDが今も普通に買えるのがすごい。。
で本