Credo, quia absurdum.

旧「Mani_Mani」。ちょっと改名気分でしたので。主に映画、音楽、本について。ときどき日記。

バッハとの出会い〜「Die Kunst Der Fuge BWV 1080」Gustav Leonhardt

2022-09-08 23:36:50 | music

久々にバッハを巡る個人的な思い出

バッハについてほとんど何も知らないころに、
とりあえず何を聴くもんだろか?と思い、いろいろ巡ったなかで、
「フーガの技法」なんか凄そうだしチェンバロだし
ということで購入したレオンハルト盤

当時はもちろんアナログ盤で、真っ黒いジャケットだった。

最初は同じような曲調(まあ当然だ)でしかもチェンバロの単調な響きなので
なんだかよくわからん〜と聴いてはうとうとしていたものでした。

それでも、ある日突然全体がなんとなく抵抗なく入ってきて、
ああこういう音楽なのかと目覚めるので、音楽を根気よく聴いてみるのは面白い。

それで、レオンハルトによる解説がライナーにあって、
楽譜としては楽器指定のない四声だが、鍵盤楽器を想定したものだろうということが書いてあったので、
よし、とばかり楽譜を買いに行ったが、
2手に編曲(?)された楽譜というのが当時なかなか見当たらなく、
ようやくヘンレから出ていることを突き止め購入。

で、自分でも弾いてみるものの、手も足も出ず。
まあ仕方がない、と楽譜をみながら音源を聴いたりして、親しみを深めていったわけです。

その後もめげずにときおり引っ張り出して弾いているうちに
月日が経つについてそこそこ全部弾けるようになってきたので、
人間積み重ねが大事なのだなあ。。

今はベーレンライター版で2手のもの(しかも新バッハ全集版)が買える。

*******

レオンハルトはフランス風のContrapunctus6で、
16分音符をイネガルというよりはかなり付点で跳ねるように演奏している。
これは他の声部との関係などの面で、合理的な理由があるとは思うが、
これをかなり譜面通りに弾いている演奏もあって、
正解というのがあるのかしら?

というようなあれこれ考える楽しみがあるですね。
楽譜に親しむと。

ということで、60年代の録音なんだが、そんなに時代を感じない。

 

 

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バッハとの出会い〜「Die Kunst Der Fuge BWV 1080」Musica Antiqua Köln

2019-05-18 01:45:59 | music
バッハ:フーガの技法
ムジカ・アンティクヮ・ケルン,ラインハルト・ゲーベル,バッハ
ユニバーサル ミュージック


古楽というものの強度というか自由度を強烈に意識したのがこの盤なのですが、
(入手したのはこれとは違うジャケットでした。)

抑揚が派手で、ビブラートのない弦の和音の響きも強烈で、
いわゆるクラシックの演奏とはまるで違う響き(に当時は思えた)。

なんというか大変変わったものを聴いたという高揚感でしびれちゃったのだと思います。

こういう演奏や解釈は今はもしかしたらエキセントリックなのかもしれないですが、
(いやそうでもないか?)
ある面では現在の古楽勢の隆盛へ大きな弾みをつけた人たちだったのかも。


弦楽だけでなく、チェンバロによる演奏もありと、
なかなか面白いのであります。

フーガの技法は基本的には4声譜でありまして、
ピアノというか2手用に編集した楽譜が当時はなかなか見つからず、
ヘンレ版をやっと入手したのを記憶しています。

Bach: The Art of Fugue, BWV 1080 (Musica Antiqua Köln)


ところでこの↑動画の楽譜はなんといいますか、
非常に古楽的ではない楽譜ですね(笑)
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バッハとの出会い〜「Das Wohltemperirte Clavier Erster Teil, BWV 846〜869」グレン・グールド

2019-02-14 01:53:24 | music
Glenn Gould plays Bach: The Well-Tempered Clavier Books I & II, BWV 846-893
クリエーター情報なし
Sony Classical


ご多聞に漏れずということと思いますが、
やはりグールドのバッハで強烈な体験をする世代であります。

ゴルトベルクももちろんでありますが、
平均律の第1巻をよく聴きました。

2枚組LPレコードのそっけないというかデザイン的というかアーティスティックというか
まあそんな感じのジャケットが新しいというか懐かしいというか
60年代の最先端!みたいなワタシにとってのモダニズムの記号みたいな印象でした。(適当な)


あまりピアニスティックでない乾燥した軽妙なタッチがやはり新鮮であったし、
余計な重みのない音楽がバッハの骨格をよく表現しているように思えたですね。

後にいろいろ学んでいくと、これもまたグールドの独自性であるのだとわかってくるのだけれど。


音楽的には、曲によってはとにかくめっちゃ速く、
主のメロディと思われたものがコンパクトに速いオブリガートに畳まれてしまって、
代わりにバス音形が早回しされてメロディとして全体像を伴って昇格?してくるという感じが
とても面白いと思われました。

f-mollのプレリュードのような、過剰といってもよい繊細さは
これまた好みです。
マイナス方向のピアニズムという感じもするけれども。


ということで、まあ聴いているうちに楽譜とか買ってみて
ピアノで弾いてみようとしたりもするんですが、
冒頭プレリュードはなんとかなったにしても、それ以降の曲は当時は1ミリも弾けませんでしたww

以来ン十年と練習し続けてだいぶいろいろ弾けるようにはなったんで、
ほんと人生は捨てたもんじゃないです。

****

オリジナルなジャケットはこれですな


ちなみに第2巻のジャケットもなかなか味わい深い。



ゴルトベルクのジャケットもなかなかに最先端デザイン感があるなあと思ったが、
よく考えるとこれじゃないね当時のジャケットは。
J.S.バッハ:ゴールドベルク変奏曲(55年モノラル録音)
クリエーター情報なし
SMJ


最初のジャケットはこれだすな。



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バッハとの出会い〜「Ricercare a 6 from "Musikalisches Opfer" BWV 107」

2018-12-18 02:21:52 | music
NHK-FMに「現代の音楽」という番組がありまして、高校のころによく聴いていたのだが、
当時これのオープニングに流れていたのが、
バッハの「音楽の捧げ物」から「六声のリチェルカーレ」の
ヴェーベルン編曲版でした。

夜の放送であったこともあり、冒頭の翳りのあるテーマが心によくしみるものでしたが、
当時ワタシはこれてっきり現代のだれかの作品だろうと思ってました(笑)

編曲はたしかにこの上なく「現代音楽!」な人なので、
印象として間違いではないのかもしれないが。。。

なにしろこのテーマが半音進行しまくる不思議な雰囲気で、
現代風な気がしたのである。



で、いつこれをバッハのものだと認識したのかは
まるで覚えていないのだが、
いや、これバッハだったのか、、まじかよ、、いいわこれ。。。。。。
となったわけです。
番組ではオープニングとして流れるだけなので、いつも冒頭のところしか聞けなかったわけですが(笑)

こんなかんじで

NHK・FM「現代の音楽」松平頼則古希のお祝い1、話し:上浪渡&松平頼則



*********

この魅惑的なテーマもまたバッハの作ではなく、
バッハがフリードリヒ大王の宮殿を訪問した際に、大王から示されたテーマということである。
これで即興やってみそ?という過酷なお話である。

この時の演奏をもとにのちに作品としてまとめて仕上げ、
大王に献呈されたのが「音楽の捧げ物」というわけである。

六声のリチェルカーレはそのうちの1曲で、楽器指定のない6段譜であるが、
純粋フーガってことなんだろうか。
「フーガの技法」に通じる晩年の境地か。


J. S. Bach - Ricercare a 6 from "Musikalisches Opfer" BWV 107 - Croatian Baroque Ensemble




「捧げ物」にはフルート、バイオリン、通奏低音のトリオソナタも入っており、
これも好きでした。
バッハらしい憂いのある主題や和声の絶妙なあしらいが、
この曲の特に第一楽章にはコンパクトに押し込まれていると思われる。

J.S. Bach: Trio Sonata from The Musical Offering, BWV 1079
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バッハとの出会い〜「惑星ソラリス」アンドレイ・タルコフスキー

2018-12-07 01:18:29 | music
惑星ソラリス Blu-ray 新装版
クリエーター情報なし
IVC,Ltd.(VC)(D)


初めて「バッハすごいんじゃ??」と心に刻まれたのは
おそらくこの映画ではないかしら。

で、そういう人は実は多そう。。

全編を通底するテーマ曲のように流れるBWV639にノックアウトされないというのはなかなか困難である。
それも実に絶妙なタイミングで流れるのよ。

****

BWV639はオルゲルビュヒラインOrgelbüchlein と呼ばれるコラール前奏曲集に含まれる作品で、
もちろんオルガン曲。
3声でがポリフォニーというよりは、ベース、アルペジオ声部、旋律という構成で、
なんというか、わかりやすいというか親しみを覚えやすい。

映画における、おそらくアルテミエフによる録音は、
シンセサイザーであるとか言われているが、じっくり聴いてみてもかなりオルガン的。
普通にオルガンではないかしらこれは。

終盤に電子ノイズがごーーっとはいったりするのは笑える。
あと適当にオブリガードをいれたり濃厚に和音を入れたり(これはめちゃめちゃ電子音w)
ノイズかぶせたりバージョンがあって、密かにやりたい放題(笑)

この絶妙に変な音世界が、映画の放つ世界に大変よく呼応していると思うのよね。

こんなことをしている人もいます↓
Solaris (1972) - All scenes with composed 'Bach' - Edward Artemiev


*****

かつてこの「惑星ソラリス」のサウンドトラックCDが出て、
聴いてみると、この曲以外はだいたい電子的な深いノイズという感じなので
なかなか面白い。
映像抜きでこれを体験するというのが非常に不思議。

とっくに絶版と思っていたが、
もしかしたら版元?のショップで買えるのかもしれない?!
あとITunesでも配信しているようである。


******

ところでこの曲の旋律はいわゆるコラール(賛美歌?)を元にしているので、
バッハのオリジナルというわけではない。
が、この編曲の妙が偉大です。

f-mollという調性。
重く歩むバス。
浮遊する中声部の和声感。

ですよ。

このコラールは作曲者は不詳ということだが、作詞はおなじみアグリコラだそうです。

*****

で、思い出したが、ワタシが初めて「CD」というものを買ったのは
このオルゲルビュヒラインの盤だったのではないかと思う。

こんなものに音楽がはいるのか、ほー、すげー、という記憶。


参考文献:J・S・バッハの『コラールとオルガン小曲集・BWV599~644』について(高田重孝)

ちゃんとしたオルガンの演奏
Bach - BWV 639 Ich ruf zu dir, Herr Jesu Christ (Church of St Andrew and Thomas, Pontevico)




あ、で、今出ている「惑星ソラリス」DVD/BDの日本語字幕が、誤訳が多いという説があるようですが、
ワタシは未確認。
今度じっくり観ないといかんですね。
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バッハとの出会い〜「フリッツ・ヴェルナー カンタータ集」

2018-12-04 00:24:17 | music
バッハ好きでありまして、
某アマ楽団でバッハのカンタータ連続演奏に幸運にも参加させていただいているのですが、

突如、そもそも自分はどのようにしてバッハに接近して行ったのか??
をふと考えたので、ここに連載でメモることにしました。

で、第一弾はフリッツ・ヴェルナー指揮のカンタータのレコードから。
某SNSで書いたことを加筆修正のうえ転載です。

*****

バッハのカンタータで初めて買った音盤はこれだったと思う。
多分80年代の真ん中辺に?

フリッツ・ヴェルナーがハイルブロン・ハインリヒ・シュッツ合唱団と録音したシリーズのうちの1枚。

なぜこれにしたかというと、
安かった+ジャケットよし+「汝ら泣き叫ばん」というタイトルが刺激的だったからw


ですが、このBWV103が気に入っちゃいましてねー。
冒頭からのリコーダーが当時としては新鮮で。

さらに、何回か聴くうちに、冒頭曲の中盤のバスのアリオーソ?、
そこまでの流れが急に深い空間に解き放たれて、
おおーと思ったらまたおもむろに復活するあたりにぐっとくるわけです。

さらにアリアのオブリガート、この盤ではバイオリンでやっているんですが、
これがまた憂いに満ちたモノで良かったんですよ。



どうもこのレコードは1969年リリースのようです。
録音は66年と書かれた記事もありましたがそこは未確認。

今聴くとさすがにちょっと古風な演奏。
全体的に平坦で均等な感じ。ロングトーンはずーっとまっすぐだし、
楽器も歌も、のべつまくなしにビブラート。

でも、
この均質感はもしかしたら「ノイエザッハリヒカイト」ってことなんかも。
大仰な抑揚とかルバートとかでロマン派的な解釈はしませんよ、
楽譜通りにやってます!ということなのかもしれない?

とふと思いました。

ご承知の通り20世紀中盤頃からいわゆる古楽勢が発展するわけですけど、
60年代はリヒターやこのヴェルナーなどが従来のロマンティックな演奏習慣にとらわれない演奏を初めていたころで。
その後の古楽躍進を経た今聴くとこれもまた十分に大時代的に聞こえるんですが、
おそらく当時では随分オーセンティックな風に聞こえたのではなかろうかしら。

自分が生きている間にもこんなに演奏習慣が変わってしまうんだから、
300年前の演奏がどうだったかというのはもう学者の領域だな。。とも。


しかしこれは通奏低音、てかチェロ何台いるんだい?という厚み(汗)
この辺りはやはり今は抵抗感はあるね。

ということでバッハ開眼の巻。


特におすすめはしないけれども(笑)いまはCDのボックスになって出ていますな。
こちら(HMV)で買えるかしら?

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「ロシュフォールの恋人たち」OSTリマスター完全版

2018-12-02 03:30:32 | music
ロシュフォールの恋人たち リマスター完全版
クリエーター情報なし
ユニバーサル インターナショナル


ジャック・ドゥミの名作「ロシュフォールの恋人たち」のサントラですが、
近年(といっても10年くらい前か(笑))完全版というべきものが出ていて、
サントラ欲しいなと思ったらもう圧倒的にこれを買うしかないわけです。

ソランジュの濃厚なピアノコンチェルトが丸々入っているし、
フィナーレがちゃんと入っているし、
ボーナス的に英語バージョンやオケインストあり、
このアルバムのために再録したというメドレーもありで、
この映画のファンには大層楽しめるものですわ♪

マクサンスの若い純粋さがめちゃめちゃ出ている歌とか
ミシェル・ピコリのムッシュ・ダムの笑えながらも寂しいソロとか
ほんと素敵だわ〜

*****

ピアノコンチェルトといえば、
こういう映画で出てくるピアノコンチェルトは、オリジナル音楽でもだいたいはあれよね、
ラフマニノフもどきだよね(笑)

ロマンティックでゴージャスなスタイルの一つの典型になっていたことがわかるよね。
まあ今でもそうなのかも知れない。
これやっとけば間違いないというやつ。

でしかもこういうの聴くと、偽物〜とか思わないで、
ラフマニノフ聴いているのと同じようにぐっとくるもんね(笑)
ラフマニノフの偉大さを認識するわ。

******

あと、「双子姉妹の歌」
デルフィーヌとソランジュの若々しく賑やかなデュエットですが、
歌詞の「ミファソラーミレ レミファソソソーレド」がとっても印象的。

ですが、よく聞いてみると、このサビ?のこの部分の前半は
実際の音は

レミファソーレド ドレミファファファドシ

なんですよね(笑)

しかも、後半は音はちゃんと

ミファソラーミレ レミファソソソレド

になっているんで、この知らんうちに一音上がっているというルグランのセンスも素敵なんですよね。

歌詞は語呂が良かったのか覚えるのが大変だったのか
どういう事情で前半の歌詞もミファソラ〜になったのかしら(笑)


・・・・と、思っていたらですね、
この「完全版」の終わりの方に、この曲の英語バージョンが収録されていまして
(初CD化だそうです)
で、そちらではくだんの箇所の歌詞はちゃーんと

レミファソーレド ドレミファファファドシ

になってるんですよねー(笑)

やっぱりちゃんとしよう!と思ったのかしら。。。

正確には
ミファソラ♭ーミ♭レ レミ♭ファソソソレド
かな。。。




ロシュフォールの恋人たち オリジナル・サウンドトラック
クリエーター情報なし
ユニバーサル ミュージック


で、完全版を買うしかないんです〜と言ったわけですけど、
こちらのオリジナル盤というか、以前から出ていたものも
これはこれで歌もの中心にコンパクトにまとまっていて、
なかなか楽しめるんですよね。

完全版があるからこそ、このダイジェスト感も楽しめるのかもしれないですけどね。

こちらのジャケもなかなか'60ポップな感じで良いし。

*****

完全版には以下のものが収録されています。

●1967年のアナログ2枚組で出たもののリミックス21曲
(↑のダイジェスト?盤15曲は全部ここに含まれると思われる)
●未収録だったフィナーレを含む2曲
●ルグランによるデモ録音1曲(コメント+いろいろ試行錯誤)
●双子姉妹〜の英語バージョン
●オーケストラバージョン(多分下に載せたやつ)からの収録5曲
●ライブアルバム「MICHEL LEGRAND RECORDED LIVE AT JIMMY'S」からの収録1曲
●本番のための新録音1曲


ロシュフォールの恋人たち(オーケストラ・ヴァージョン)
クリエーター情報なし
ユニバーサル ミュージック


ライヴ・アット・ジミーズ
ミシェル・ルグラン
SMJ
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コンドラシン+アムステルダムコンセルトヘボウ「シェエラザード」に関連して調べ物をしたがとりあえず挫折している件

2018-07-23 00:54:36 | music
先日某所で、コンドラシン+アムステルダムコンセルトヘボウによる
リムスキー=コルサコフ「シェエラザード」の録音が大好きなんですってことを書いて、
(まあしょっちゅう書いてるんですが)

で、このジャケ絵は誰の絵だろう?と40年目くらいにして初めて本気で思いまして。。

で、某所で「誰だろう?調査中」って書きましたところ、
3人の濃いめの友人から、間髪を入れず

「それはカイ・ニールセンだよ」

といきなり正解が飛び込みまして、やはり持つべきものは友。

なおかつひとりはニールセンの画集および、
ニールセンが他の挿絵画家らとともに掲載されている本を貸してくれました。


ということで、開始前に調査は打ち切り一件落着(笑)な訳ですが、
せっかくなので、関連した疑問?について、少し調べてみることにしました。
まあググるだけですけどね。。

。。。なんですが。。。目的は達成されず、力尽きたところです(笑)
中間報告ということで。

**

お題
【画家の名はレコードのライナーノーツ等に掲載されていたのか?】

合わせて教えてもらったdiscogsというサイトによると、
オリジナル発売時のLPは、オランダ、ブラジル、フランス、日本のバージョンがあるとのことです。
ここ

ちなみにこのサイトにあるクレジットには、artwork:Kay Nielsenの記載があります。
こいつ



さて、まず日本盤。レコード棚をガサゴソとみましたら、
ちゃんと持ち歩いてきたらしく現物が手元にありましたので観察。

ジャケ裏にライナーがある構成で、ライナー、クレジットともにニールセンへの言及はありませんでした。




併せてオビを改めて見てみると、まず「ポスターつき」と。
ポスター?
そういえばポスターあったような気がします!
ジャケ内にはもはやなかったので、実家の奥底に眠っているか、もはやこの世にはないのかもしれません。。
散逸というやつですな。



あとオビ裏の「時計プレゼント」。時計欲しいかも!w
応募しておけばよかったわー(しかし締め切りは昭和55年w)
しかもクロスワードパズルがところどころ難しいかもw


さて、

オランダ、フランス、ブラジル盤ですが、
オランダ盤がこれのようですね。

ジャケ裏の写真もあるんですが、解像度が悪く文字が読めません。。。


タイトルその他上段はおそらく英語/独語/仏語で書き分けられていると思いますが、
ライナーノーツ本文はどうなっているのかわかりませんね〜

執筆者はJoan Ashleyということなので、原文がどこかにアップされているかも?
と思いましたが、ざっくりネットには見当たらず。。。。


ならばCDのライナーは?
ということで、
CD版のライナーの一部がネットに上がってはいるのですが、
その範囲内ではおそらく言及はないように思えます。
独仏語なんで明確に理解はしてませんが。。。

こんな感じ



そういえばCDももってたなこれ。。
と思い、家探しをしましたが、暑いので挫折。


。。これはオリジナル盤を中古屋で買うか??
その方が早い気もしてきましたが、、、、
そこまでしなくても良いか。



ということで、挫折記でした。

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MISIA20180428横浜アリーナ行ってきました。

2018-05-10 01:29:20 | music
久しぶりにMISIAのライブに行ってきました。
20th ANNIVERSARY THE SUPER TOUR OF MISIA Girls just wanna have fun 最終日

最近のアルバムには今ひとつハマっていなかったのですが、デビュー20周年てことだし行くか。
と思ったんですが、結論的には、予想の256倍くらい楽しんでしまいました!

アリーナ花道横4列目といういい席だったせいもあり、
等身大MISIAが目の前を走り回るもんで、おじさんはもう感涙w

もう20年近く応援しているので、何というか、
親類の小さかった女の子が頑張ってここまできたみたいな心持ち(笑)
応援っても別に大したことはしていないのでいいきなもんであるがw


なにしろ冒頭、DJで引っ張って十分場を温めたところで(演出も心得たもんですなw)、
がーん!とinto the lightで登場するんだもんな。
いきなり大感涙。

こうして聴いていくと、やはり特別な曲ってのはあるよね。
into the lightもそうだけど、the glory dayとか陽の当たる場所とかbelieveとか。
知ってる〜っていうのを超えて、神々しいというか、細胞が反応してしまう。


席のせいか、音がとても良かった。さすがにベースあたりがクリアというわけにはいかなかったが、
特にボーカルはすっきりと自然によく通って、繊細かつダイナミックな歌をよく伝えていた。
歌が豊かにありありと目の前に?伝わってくるのが感動的。

技術をつぎ込んだ音作り。

バンドも一流。以前も一流だったけど、どこか仲間感のあるチームでやっていたが、
今回はもうひと回り超越的にスケールアップした感じ。
主にニューヨーク勢からなるジャズチームがいるせいもあるが、
とにかくドラマーが人間離れした精緻さなのがその印象を作っていたと思う。

「来るぞスリリング」などで、客席の手拍子が迷子になるくらいの
凝ったリズムパターンをまったく乱れなく叩き出すのは圧巻よ。

音楽は下手なことは問題ない、と日頃思っているが、
やはり上手い演奏というのは心に迫るというのもそのとおりだと思ったわ〜


中盤のしっとり系が続くところもよかったな。
ちょっとクールダウンのための長めのインストの後、
多分あの曲が来るだろうという雰囲気を高めて始まったあの曲。タイトルなんだっけ?w
冬の歌。

あれ好きなんだよねー。
フライミートゥーザムーンに似てるって?気にしない気にしないw

あと以前よくやっていたダンシングメドレー構成が今回はなかったのも好感。
曲の1/3くらいやってさっさと次の曲行って、
ビートはずっとおんなじみたいなメドレーは好きじゃないのよね。
1曲の中にドラマや起承転結を盛り込んで作ってあるのだから、
1曲をちゃんと全部やる方がよいわよね。


それと、ダンサーが2チームいて、片方は音楽系というかビートにのって踊る系で、
もう片方はアート的なダンス。

ゴージャスだわ。



リボンが発射されるとかアリーナ中を風船が舞うとか、ありきたりといえばそうなんだけど、
大きな空間で体験すると、夢のような空間なんだよね。
素になって空間を受け止めた。

まあお金をつぎ込んで夢空間を作り上げるディズニーランド的な楽しみではあるね。

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バート・バカラックA Life in Song

2018-01-29 01:54:51 | music
Life in Song [Blu-ray] [Import]
クリエーター情報なし
Eagle Rock Ent


バート・バカラックの2015年ロンドンのコンサートを
WOWOWで録画したのを観ました。

A life in songというタイトルで
盤が出ているようである。

ホストがいてバートと2人ブースに入って、
曲間に軽いインタビューを入れるという趣向で、
演奏はバートは後半に参加。

演奏はかなりオリジナル(というか有名録音のもの?)
に忠実な音で頑張っていてよい。

が、close to youがカーペンターズアレンジなのがちと残念。
(カーペンターズ版も好きなんだけど、
バカラックのアルバムのアレンジは素晴らしいので)

歌手は色々な人が入れ替わり立ち替わり。

バートの歌は昔からヘタウマ的なものだが、
さらにここまで枯れてもすごいいい感じなのがすごすぎるw
贔屓目はかなりあるが、
メロディもリズムも声量もなくてもいい歌は歌えるのだ。。。

あと、walk on byってやっぱ人気曲なのかしらね。
今回もオープニング。
バカラックにしてはつまらない曲だよなーと昔から思ってるのだが。

とっても不思議な曲In Between The Heartachesがあるもの素敵だ。


それと、インタビューは全体的にスカスカなものではあったが、
「失われた地平線」についてしっかりと言及していたのはよいね!


写真はRaindrops Keep Fallin’ On my Headを歌うバカラック(涙)

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初恋の嵐「初恋に捧ぐプラス」がなかなか良いので

2017-10-01 21:44:39 | music
初恋に捧ぐプラス
クリエーター情報なし
USMジャパン


もちろんスピッツ「おるたな」に収録されたカバーを聴いて
初めてこのバンドを知ったクチなんですが、
その曲「初恋に捧ぐ」がトップに入っているアルバム。

まあ日本のロックという感じですが、
声がややひょろひょろした感じであまりかっこつけてないところが
良い感じです。

曲も歌詞もなかなか良い。
なんというか、よくある頭の悪い感じがない(笑)


このアルバムのオリジナル盤は2002年に出たもので、
アルバム完成前にギター/ボーカルの西山氏が急逝するというすごいことになったようです。

ということで記録と紹介まで。。

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YES Heaven & Earth

2017-06-17 04:08:52 | music
ヘヴン&アース(初回限定盤)
クリエーター情報なし
マーキー・インコーポレイティドビクター


YESの現時点での最新作、2014年のアルバムを聴いています。
YESのアルバムとしてはパッとしないのは揺るがし難い事実なので(汗)、
世間は酷評ばかりなのも致し方ない。

が、YESだからと言って常にYESらしくなければならないという感じ方は
ワタシは不自由だろうと思うし、あの名作アルバム「トーマト」ですら
リリース時にはその「変節」がうるさく言われたけど今となっては立派にYESのアルバムだし、
ビートルズだって「SGT〜」後にあろうことかホワイトアルバムを出すというすごいことをやっているし
、むしろ「変節」する人たちをワタシは愛してきたのである。

YESだって特に90125以降はプログレの意匠を纏わないソングライティングにも
興味を持っていることを、時折端々に感じさせてきたではないか。

したがって、本作については、もはやYESらしさは求めず、
2014年の時点で彼らが作りたかった音を無心に受け止めようではないか、
という決意?のもと、時折聴きかえしてみると、
なかなかいい曲たちではないかと思ったりするのである。




1.Believe Again (Jon Davison, Steve Howe)
とはいえ、パッとしない1曲目である(笑)。悪くはない。
ジョン・アンダーソンのあの細いのにパンチがある無根拠に説得力にみなぎるボーカルであれば良いのかもしれない。
メロディラインもジョン・アンダーソンを思わせる個性がある。
普通のサウンドにクリスのベースが入ってくる時の浮いた感じがたまらん(笑)
中盤から馴染んでくるが。

2.The Game (Chris Squire, Davison, Gerard Johnson)
しかしパッとしない2曲目である(笑)。
このアルバム、つかみは完全にしくじっている(笑)。アルバム中最も凡庸な曲かもしれん。
MTV見てたら質の悪い曲に出会った時の気分。
いやそんなに悪くもあるまい、と先ほど改めて聴き返してみたが、
やっぱつまらん(笑)
ちょっと長めの少しハウらしいソロが聴けるのが良いところかも。

3.Step Beyond (Howe, Davison)
いかん、このままでは酷評になってしまう(^^;
と焦ったが、3曲目はなかなか面白い。よかったー。
場面毎に曲想が変化する、軽いけどひねりの効いたポップソング。
イントロの軽薄なwシンセが背景を作り、クリスの1拍目がなかったりオルタネートきかせまくりのベースと、控えめなギターソロとかが入って重層的な感じがよい。

4.To Ascend (Davison, Alan White)
これはいい曲じゃん。いいねー。
2拍3連と3拍子の間を揺れ動くのはすごい好みだし、
サビの憂いのあるコード進行はなんとなくYES的な叙情をよく捉えているよね。
ボーカルも自然によくはまっていて、やるなデイヴィソン!
ボーナストラックもこの曲なので、もしかしたら自信作なのかも。

5.In a World of Our Own (Davison, Squire)
一聴してクリス臭い!
デイヴィソンとの共作だけどどういう作業なんだろうか。
近年のアルバムにはだいたい入っているタイプのクリス臭さ。
ウィキペディア等によるとクリスのソロ用の曲だったということらしい。
サビ?に向けての部分で少し60年代ポップな雰囲気のメロディになるところとか、
普通な曲でもちょっとした凝りをつい入れてしまう感じがなかなか好み。

6.Light of the Ages (Davison)
ワタシ的にはこの曲が一番好きかも。
暗く浮遊するコード進行に乗る隙間多めのドラム、ベースとギターが、
ちょっと『海洋地形学』の雰囲気を思わせる。
ああ、この人たちはあのアルバムを作った人たちなんだなあ。。
とクレジットをみると、なんとデイヴィソン単独作。
YESの持つこの辺りのニュアンスを汲み取ってくるのは、偶然なのかもしれないけど素晴らしいと思う。
しかし、イントロの長めのインストパートが、遠目のミックスになっていて、
まあわざとなんだろうけど、なかなかかっこいい演奏なのでドーンと前に来てもいいんじゃないかなーと思う。

7.It Was All We Knew (Howe)
ハウ先生による明るいポップチューン。サビが大きなのっぽの古時計なのだがw、
歌はそのメロディをフルには歌わず適宜間引きしているところが彼らのセンス。
この古時計の素朴なテイストを求めるあたりもとてもハウらしい気がする。
間奏のYESらしいリフ攻撃も心地よし。

8.Subway Walls (Davison, Geoff Downes)
多分往年のYESファンが許せるのはこれだよねー。
ボーカルのバックでもとんがったリフとリズムをスリリングに組み上げて変拍子もキメる。
その格好良さがあって、キャッチーなサビも開放感がドーンときて映える、みたいな。
ダウンズ頑張ったかしら。
しかしイントロのシンセオーケストレーションを聴くと、ダウンズはなんというか、
普通な人なんだろうなーと思ったり。
なかなかこの素朴の極みのコード進行にバロック風味の刻みとかやらないよね。
アウトロに再現する部分みたいに7拍子にしたりとか、ついついしたくなるもんじゃないのかなーw

9曲目はボーナストラックで、To Ascendのアコースティックバージョンということで、
主にアコギのバッキングで、控えめなシンセが入っている。
ベースがかすかに聞こえるような気もするが、幻聴かもしれん。
曲がいいので聴けるが、サビでギターは3拍子でドラムは2拍3連みたいなアレンジの妙がなくなっちゃうので残念。




ということで、聴きこんでみるとなかなか楽しめるアルバムです。
繰り返しに耐えるアルバムというか。
今並行してASIAを1枚聴いているのだけど、それよりはこっちの方がかなり良い(苦笑)

歌詞には全然踏み込んでないので、歌詞も見てみたいですね。

冒頭YESらしさは追わずと宣言したけど、YES臭いところがあるとやはり燃えるな!ww

R.I.P. Chris

YES - Subway Walls - from HEAVEN & EARTH

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さよならを教えてComment te dire adieu ?- フランソワーズ・アルディ

2017-02-04 05:35:54 | music

フランソワーズ・アルディは一応好きで、幾つかのアルバムを聴いているんですが、
あまりちゃんと聴き込んだり調べたりはしてないんですよ。

で、この有名曲、
当然ファンの間では周知のことで何を今更と言われるでしょうが、
ワタシとしては実にフレンチなセンスの光る小粋なメロディだよなあと
長年思っていたわけですが、、、
この歌の元ネタはイギリスでヒットした"It Hurts To Say Goodbye"という歌だったんですね。。。

唖然。




全然イギリスっぽくないメロディ。
1967年にイギリスでVera Lynnが歌ってヒットしたものを
フランソワーズがセルジュ・ゲンスブールに歌詞を書いてもらって
フレンチポップに仕立て上げたものなのですね。

何を今更。。。

しかし、

圧倒的にフランソワーズのバージョンの方が
素敵です。
圧倒的に。
検索すると歌詞とその和訳がたくさんヒットしますが、
歌詞もさすがセルジュ。
韻を踏みまくりの乙女チックな内容でこれぞセルジュ(が女子に書く歌詞)w


というわけで、
ごくごく個人的な驚きを記しました。

【追記】
と思ったら、さらにヴェラ・リンもまたカヴァーであり、
マーガレット・ホワイティングがアメリカで出したものが元曲なんですね。
フランソワーズ版に至るまでにもいろいろあるようで、
wikipediaに書かれていました。



フランソワーズ版はこちら

Françoise Hardy - Comment Te Dire Adieu? (Français / Español subs)



ヴェラ・リン版はこちら

VERA LYNN - It Hurts to Say Goodbye (Top 10 Hit in 1967)



このフランソワーズのフィルムは、すごい豪勢だよね。
歌も演奏もアテ振りなのに、この動員数w
そんでこの動画には字幕が付いているので感動するです。

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渡辺未央「MIO*」「CRAZY LOVE」

2016-11-07 00:45:49 | music
いろいろな目論見から、ウチのCD棚を漁っているのだが、
懐かしいアルバムが出てきたので。

友人A氏に昔むかし教えてもらった渡辺未央という人のアルバム。
教えてもらった時点ですでに中古での入手だったかもしれん。



ここに2枚のCDの写真がありますが、
右が「MIO*」で多分デビューアルバム
左が「CRAZY LOVE」で2枚目

この2枚の間のアーティストイメージの違いすぎる違いというのは
かなり有名です(渡辺未央ファンの間ではね。。。)

1枚目はちょっと清純な感じのイメージで
収録曲も素朴な印象の歌モノがメイン

2枚目は見た感じは蓮っ葉な感じだけど
音作りはよりとんがり系オシャレなものを目指しつつも
清純な感じは隠しきれないぜってとこですね。


楽曲とアレンジが素晴らしいので、
ボーカルが多少怪しくてもむしろそれが味わいとなって
独特の作品になったりする
その見本のような佳作です。

楽曲は佐藤奈々子、日向敏文、JUN KAGAMIが手がけているのです。
と言ってもこの3名がどういう人なのかワタシは知りません。
音楽的には素晴らしい人たちであることは間違いないです。

「MIO*」から「風の中の友達(きみ)」を
このすごい線の細いボーカルが素敵です。

渡辺未央 風の中の友達(きみ)


由緒正しくアルファレコードからのリリースですが、
残念ながらこの先はなかったようです。
今どうしているんだろう未央さん。

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「シカラムータ・フランス編 vs ジンタらムータ・ドイツ編 」行ってきました

2016-08-10 01:55:07 | music
シカラムータ・フランス編 vs ジンタらムータ・ドイツ編
2016.8.9tue 吉祥寺スターパインズカフェ

行ってきました
大熊ワタルさん率いる二つのバンドの
まさかの「対バン」ライブw

ジンタらムータから始まりましたが
期待にたがわず客席後ろ(というか上)からの
チンドンバンド練り歩きで登場したのには感動しましたな。

ジンタらムータはクレズマーを中心に、ヨーロッパ辺境的な音楽をやるのですが、
その辺境感満載なところが考えてみると非常に好きですねー
そうか彼らの音楽がワタシは好きなんだなと
当たり前なことに納得してしまいました。

アンゲロプロスやクストリッツァの映画などにも
辺境感あふれる音楽が鳴り渡るけれども
理由はわからないけれどもアレが非常に好きなのよね。
なんども言っちゃうけど。

クセのある音階に時には変拍子なリズムと
きれいなだけじゃないリード楽器の音色と
こぶしの効いた節まわしはたまらん


と、音楽愛をだらだら垂れ流すのでありました。

タイトルが変な曲がクレズマーにはあって面白いという話も
「お父さん最高だぜ!」みたいなのとか。(それはどういうシチュエーションなんだろねw)
「禁止される前はどこにいた?」とか。(「禁止」とはどうも禁酒法のことらしいとか)

それと最後にやったやはりクレズマーの曲(タイトル忘れ)は、
以前チェリスト新倉瞳さんの演奏会にいったときに、
新倉さんがチェロの弾き語り!で披露してくれた曲ですな。
有名な曲らしい。
新倉さんの時はこれはどういう曲で、、って説明も聞いた気がするのだが
完全に忘却。

あとは、
みわぞうさんの歌ものもよいですね~
8/14にブレヒトソングのライブもあるので
そちらも楽しみです。

あ、ふーちんさんのドラムがまたステキなのよね
ワタシは昔からパーカッション女子に惹かれる傾向があって、
気を付けなくては(なにを?)


ということで、内容うすめで終わります。

あ。シカラムータについては、、、??

それとなぜ「フランス編」「ドイツ編」なのかは
シカラムータのHPで観てみてください。。。

おやすみなさい
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