The Rise and Fall of Ziggy Stardust and the Spiders from Mars(1972)
ジギー・スターダスト
歌い方もサウンドもちょっとグラムロックの香りをまとっているが
これはこれで好きである。
架空の人格を演じて架空の世界についてのコンセプトアルバムってのがまたかっこいい。
このアルバムは後追いで80年代になってから聴いたんだけどね。
曲はわりと普通なポップロックだけどいい曲多し。
starmanとか名曲。
STATION TO STATION(1976)
Stageでの演奏がかっこよかったのでオリジナル盤を買ってみたのだが、
音が軽くてちょっとがっかりした記憶アリ。
当時レコードプレイヤーがない環境だったので、あろうことかカセットテープでリリースされたものを買った。
この中で非常に好きなのは最後のWild is the Windなんだが、これはボウイの曲ではなく、映画「野生の息吹き」の曲なんだね。こういう曲をレパートリーにするところも好きなところよね。エモーショナルでトラディショナルな歌も魅力たっぷりに歌えるんだよね。
そういやビング・クロスビーとデュエットとかしてたよね。
ジャケは「地球に落ちて来た男」のスチルからだね。
THE NEXT DAY(2013)
「リアリティー」や「ヒーザン」などは聴いてはいたがそんなに乗れなかったんだけど、
このTHE NEXT DAYはワタシの心をわしづかみにしたのよね。
すごいアルバムがきたーと。
タイトル曲の俺は死なねーぞ的なボーカルワークがムネアツ。
サウンドも新しくとんがっている。
ボーカルがなくてもかっこいいといえるほどだ。
最高にかっこいいと思うのはIf You Can See Me
変拍子と不穏なコードを使ったアグレッシブなロック
還暦過ぎてこのサウンド。最高だね。
ハンキー・ドリー(1971)
このアルバムを入れるのを忘れていた。
地味といえば地味なのだが好きなのよね。
やはり特にLIFE ON MARS?が好きだが(われらがリック・ウェイクマンがピアノだしね)
その2曲あとのQuicksandという曲も大好きなのだ。
Quicksandは不思議な曲で、なんだか2曲分のアイディアをひとつにしたような感じだ。
ロマンティックなコード進行のサビ?がたまらん。
初期のアルバムではボブ・ディランの影響を受けている歌い方があるが
ここにはまさにSong for Bob Dylanという曲がある。
曲調はディラン風に始まるがその後ディランにはない凝り方をするのだが。