セレステ∞ジェシーCELESTE AND JESSE FOREVER
2012アメリカ
監督:リー・トランド・クリーガー
製作総指揮:ラシダ・ジョーンズ、ウィル・マコーマック、ケヴィン・フレイクス
脚本:ラシダ・ジョーンズ、ウィル・マコーマック
出演:ラシダ・ジョーンズ、アンディ・サムバーグ、クリス・メッシーナ、アリ・グレイナー、エリック・クリスチャン・オルセン、レベッカ・デイアン、ウィル・マコーマック、イライジャ・ウッド 他
女性1000円の日に観に行ったのも悪いんですけど(いや悪くないけど)、お客さん女子率99%!!な環境で、さすがの女子好きなワタシといえどもなぜかおどおどしてしまうくらいに客席はじょしでうめつくされていたわけですけれども、そして女子のみなさんは女子的環境に気を許したのか上映前はもちろんのこと予告編がはじまってもさわさわさわさわとおしゃべりに余念がなく、それはまあかまわないのでして、しかもそのおしゃべりも予告編が『アンチ・ヴァイラル』になったとたん水を打ったようにしーんとなったという感動的な瞬間を現出するためのものだったと思えばなんの苦もありませんし、本編が始まった瞬間にいっさいの私語がなくなったのはさすがというほかありません。
ということで、一瞬『アンチ・ヴァイラル』にしとけばよかった、などと思ったりもしたこの映画ですが、観てみると実に素晴らしい映画でありました。
アメリカでは4館の限定公開だったものが反響が大きく586館での公開までに拡大したという話ですが、うなずける出来です。
こういうインディペンデント(だと思う)による秀作がぽこっと出てくるのが感動的ですね。
脚本もよく出来ていて、ストーリー的なことだけでなく豊かに細部を彩るアイディアがいっぱいいっぱい詰め込まれている。
(横入りのこととかね)
映画的にも、おお、とうなるシーンがときおりあるし。結婚式のパーティで夜空にあがる花火を観た時はそれだけで泣けたし。
なんでこのふたりはこうなっちゃうんだろう?わざわざこういう設定にするのはなぜだろう?とちょっと思ったけれど、考えたら愛があるのに成就しないということは世の中いくらでもあって、そういう出来事のうちのひとつなんだよなと思うと納得がいきましたね。
みんな不器用で失敗しながら一所懸命なんだよね。
監督も役者もみんな若くて、若者がこういう豊かな映画を作るのだなあと感慨深いものがあり。
****
主演のラシダ・ジョーンズは脚本も書いており(出演しているウィル・マコーマックと共同執筆)たいしたもんである。
と思ってラシダのプロフィールを見ていたら、クインシー・ジョーンズの娘だということで、へーー。
と思ったら、さらに「母親はペギー・リプトン」とある。ペギーといえば誰あろう、ツイン・ピークスのノーマじゃないですか!!ペギーとクインシーが出来ていたとは知らなかったぜ!!
と妙なところでも盛り上がっている次第で。。。(あまり似てないねペギーとラシダ)
それと、ぜーんぜん気がつかなかったけど、セレステの同僚のスコット君はあのイライジャ・ウッドだそうな!!!
あと、たぶんいつもだと思うけど、シネ・クイントは音がでかくていいね。
@シネ・クイント
2012アメリカ
監督:リー・トランド・クリーガー
製作総指揮:ラシダ・ジョーンズ、ウィル・マコーマック、ケヴィン・フレイクス
脚本:ラシダ・ジョーンズ、ウィル・マコーマック
出演:ラシダ・ジョーンズ、アンディ・サムバーグ、クリス・メッシーナ、アリ・グレイナー、エリック・クリスチャン・オルセン、レベッカ・デイアン、ウィル・マコーマック、イライジャ・ウッド 他
女性1000円の日に観に行ったのも悪いんですけど(いや悪くないけど)、お客さん女子率99%!!な環境で、さすがの女子好きなワタシといえどもなぜかおどおどしてしまうくらいに客席はじょしでうめつくされていたわけですけれども、そして女子のみなさんは女子的環境に気を許したのか上映前はもちろんのこと予告編がはじまってもさわさわさわさわとおしゃべりに余念がなく、それはまあかまわないのでして、しかもそのおしゃべりも予告編が『アンチ・ヴァイラル』になったとたん水を打ったようにしーんとなったという感動的な瞬間を現出するためのものだったと思えばなんの苦もありませんし、本編が始まった瞬間にいっさいの私語がなくなったのはさすがというほかありません。
ということで、一瞬『アンチ・ヴァイラル』にしとけばよかった、などと思ったりもしたこの映画ですが、観てみると実に素晴らしい映画でありました。
アメリカでは4館の限定公開だったものが反響が大きく586館での公開までに拡大したという話ですが、うなずける出来です。
こういうインディペンデント(だと思う)による秀作がぽこっと出てくるのが感動的ですね。
脚本もよく出来ていて、ストーリー的なことだけでなく豊かに細部を彩るアイディアがいっぱいいっぱい詰め込まれている。
(横入りのこととかね)
映画的にも、おお、とうなるシーンがときおりあるし。結婚式のパーティで夜空にあがる花火を観た時はそれだけで泣けたし。
なんでこのふたりはこうなっちゃうんだろう?わざわざこういう設定にするのはなぜだろう?とちょっと思ったけれど、考えたら愛があるのに成就しないということは世の中いくらでもあって、そういう出来事のうちのひとつなんだよなと思うと納得がいきましたね。
みんな不器用で失敗しながら一所懸命なんだよね。
監督も役者もみんな若くて、若者がこういう豊かな映画を作るのだなあと感慨深いものがあり。
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主演のラシダ・ジョーンズは脚本も書いており(出演しているウィル・マコーマックと共同執筆)たいしたもんである。
と思ってラシダのプロフィールを見ていたら、クインシー・ジョーンズの娘だということで、へーー。
と思ったら、さらに「母親はペギー・リプトン」とある。ペギーといえば誰あろう、ツイン・ピークスのノーマじゃないですか!!ペギーとクインシーが出来ていたとは知らなかったぜ!!
と妙なところでも盛り上がっている次第で。。。(あまり似てないねペギーとラシダ)
それと、ぜーんぜん気がつかなかったけど、セレステの同僚のスコット君はあのイライジャ・ウッドだそうな!!!
あと、たぶんいつもだと思うけど、シネ・クイントは音がでかくていいね。
@シネ・クイント