Credo, quia absurdum.

旧「Mani_Mani」。ちょっと改名気分でしたので。主に映画、音楽、本について。ときどき日記。

パリ再訪記0.05~また本も読むよ~

2015-07-27 00:04:45 | パリ再訪記
二度目のパリ 歴史歩き
クリエーター情報なし
ディスカヴァー・トゥエンティワン


もう一つ読んだのはこの本。
著者はどうやらアメリカ人らしく
パリへの憧れが高じて訪問者的まなざしを究めてしまったのだろうか。
全方位的にパリのロマンに触れようとする本です。

歴史歩きとあるけれど、
前の記事に書いた「メトロにのって」よりはもう少し単発的。
エピソードを絞って紹介し、
エピソードにゆかりの地や遺構や跡地wなどを紹介するというスタイル。

紹介されるエピソードはこんな感じ

サン・ドニの伝説
エロイーズとアベラールの恋物語
マリー・アントワネットの真実
ギロチン発明者
ナポレオンとジョセフィーヌ
ショパンとジョルジュ・サンド
ヴィクトル・ユゴーとノートルダム
高級娼婦マリー・デュプレシの障害
etc.etc.

いっぱいあるけれど、1つが大体6ページくらいの構成なので
さっさと読めます。

後半にはジャンゴ・ラインハルトとか
シュルレアリスムとか
ビートジェネレーションのパリ邂逅とか
そしてもちろんヌーヴェルヴァーグとか
そういうのも登場するので、
いろいろな角度からパリの魅力に触れることができるです。

挿画や写真や地図が多くてこれも読みやすい印象。

ワタシ的には今回はいまのところ
古い建物系でいこうかなと思っているので、
そのへんのエピソードは再読して
地図もチェックだにょ!


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パリ再訪記0.04~本も読むよ~

2015-07-11 01:39:59 | パリ再訪記
パリ歴史散歩 メトロにのって【旅行好き、歴史好きのかたにオススメ! メトロでパリの時間旅行へ】
クリエーター情報なし
晋遊舎


パリ再訪はどんな内容でいくか?
初回はいわゆる絶対行くべき名所というのをがしがし訪問したので、
どこいくか?という迷いは全然なかったんであるが、、

2回目はどうしよう?

ヒントになる情報はないかしら?
ということでとりあえず面白そうな本を何冊か購入。

最初に読んだのがこの本。

タイトルからは、
パリの歴史的な遺構などをメトロを駆使して訪問する案内的なものかな~と思っていたんですが、
読んでみるとさにあらず。

メトロの駅(のある地)を話のスタートとして、
パリの歴史的な出来事を紹介する、
どちらかというと「歴史もの」の本でした。

それも紀元1世紀から初めて
1世紀を1章に割り当てて
100年単位でパリの歩みを追っていく
遠大な目論見を持ったもの。

観光目的だけでよむとちょっとはずれかもしれません。
パリの歴史にも興味があればとても面白いです。



この本の面白いところは、
歴史的な出来事をまるで見てきたことのように生き生きと描いていること。
ほんまかいな(笑)と思いながらも、そのダイナミックな話の運びは
小説的な盛り上がりを呼んで、いい感じです。

そのせいで歴史の専門家筋にはひんしゅくものだったらしいことが
あとがきに書いてありましたが、
それでも歴史ものとしてはパリでは異例の部数を売り上げて、
登場する地を訪問するDVDも作られたということなので、
やはり普通の人?は物語が好きなんだろうなあ(笑)


ヨーロッパの辺境の地だったパリ(というかパリになる前)から
ローマの支配、
中世のフランク王国、
ブルボン王朝、
市民革命
ナポレオン帝政
立憲君主制と共和制、
近代から現代
と長い変遷のなかで、パリという都市が形作られ、
そのなかでも盛衰があり整備されては廃れ廃れては整備され
という都市の呼吸のようなものが描かれていて
面白かったです。

旅行のヒントとしてはいろいろありましたが、
いにしえの聖人にゆかりのある教会などを訪ねるのもいいかな
サン・ドニとかサン・ジュヌヴィエーヴとか

まあほんとうに当時のままの建築というのは
わりと少ないんですけどね。


と、また気分を盛り上げるのでありました~



ああ、そうね、
遺構などの場所がのってる地図があるともっと面白いかも
メトロの路線図はついてるんだけどね。。
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指寿川妙子+MARASHOUT the lesser-known night vol.1

2015-07-09 22:41:05 | music


友人のライブに行ってきました。

酒場的なところでのライブだったので、
音が小さくてよかったwと思います。

MARASHOUTは、
ボケボケにディレイとリバーブを効かせたギターと、
サンプルディレイとリズムボックスで、
幻想的なしかしポップな歌をやるソロユニット。

音がすごく小さくてよかったw
この音量で大会場でやってもらいたい。
ぜひ。

曲の方は80年代から90年代のオルタナポップの気だるい雰囲気を持っていてワタシは好きだ。
端的な感想としては、ソフィア・コッポラ「マリー・アントワネット」のサントラCDの2枚目のようだった!

指寿川妙子さんのほうは、
ピアノ弾き語り。
曲はとても素晴らしい。
バンドでやってみたい感じです。

特にこの日初めて演奏したっていう曲が面白かったです。タイトル忘れ。

ピアノの演奏力はもっと磨いたほうがいいぞー。
間違えても止まらずにごまかすワザを身につけることを強く勧めますw

ということでシンプルな感想まで。

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パリ再訪記0.03~フランス・エクスプレス~

2015-07-05 00:59:28 | パリ再訪記
気分はパリ全開なんだけど、
まだ2ヶ月あるのよねw

今回はふと思い立ち、
そーだ、フランス語少しは勉強していくか?
ということで、
アンスティチュ・フランセで講座を調べたら、
1日で初歩の会話を教えてくれる「フランス・エクスプレス」てのがありまして。

よーし行くぞー

で、行ったのは去る5月でした。


フランス語習うのも話すのもとにかく人生初なので緊張しましたが、
1日フランス語漬けになり楽しかったです。

予測していたのですが、まさに予測通り、
受講者はワタシ以外すべて女性w
なぜフランスは女性を惹きつけるんでしょうかねー?
なぜ?

そしてこちらは予想外でしたが先生はガタイのいいフランス人男子。
というかおじさん。

いい歳のおっさんが、女子に囲まれおじさんからフランス語を伝授されるという、なんとも言えない環境でありましたw


内容はぼんじゅーるから始まって、
自己紹介とか
買い物の時の会話とか
道の尋ね方とか
レストランでの会話とか
数の数え方とか
タクシーで行き先の告げ方とか
いろいろ急展開!

まさにエクスプレス

簡単なテキストをもとに、
主に発音し会話して
話すことで慣れ覚える感じの進め方だったので、
こちらはもう脳ミソフル回転(@_@)
「読む」のではなく
思考して発音する
というのが初体験で、
ああ、こうやって言葉を覚えるのかーと
少し目からウロコ

おじさんのガタイのよさにもだいぶ慣れw
しどろもどろながら楽しく会話してきました。


フランス語漬けと言っても、
先生は日本語堪能で
日本語で説明しつつ進行するので
初心者でも安心。
休日1日だけなので受講もしやすいし
いい感じでした。

滞在中は主に自炊というか
市場とかで食材買って食べるつもりなので
これください
とか
いくら?
とか
そういうのを重点的に復習しておこうと思ふ。

せ、こんびやん?
と言って、
2ユーロ35
とか返されても
ぱ、ぱるどん??(@_@)
てなるとは思うけど。。。。



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