南会津流半農半スキー 和泉屋AK.T

夏は南郷トマト農家、冬はテレマークスクール&ガイドの和泉屋AK.T~~
南会津流半農半スキーのブログでーす!

10月12日 今日の畑とリベンジ舞茸

2023-10-12 20:17:08 | 里山の暮らし

もう10月です。今年の秋は短いです。9月30日まで夏日の最高気温でしたが、10月8日には最低気温が2.7℃まで下がり畑に初霜が降りました。日本は四季から二季になりつつあるようです。

トマトはもう終盤戦。気温が下がり赤く成らないので、妻面に保温対策のビニールを張りました。今年はトマトが高騰!最後までしっかり出荷して良い年越しを迎えるぞ!

さて、山はやっと色着き始めました。

実は9月29日に取り残した舞茸の赤ちゃん。その後しかるべき間をおいてワクワクしながら山へ行くと…。採られちゃいました…泣。今年は秋が短いためかキノコ全般が不作で、我々の採り場はキノコ亡者が押しよせ普段見ない車や人が来てしまい競争率が上がってしまった。

ここ数日間、苦虫を嚙む思いで過ごしてきたが、やはりこのままでは終われない!リベンジ舞茸ー!

とまあ、鼻息荒く山へ来たのだが、やっぱり山はいいなあ。リベンジに燃えたぎった気持ちはすっと落ち着いた。

ま、採れても採れなくても安全に家に帰れればそれでいいや…という気持ちになった。

前回はまだ青かったクロモジは黄色くなっていた。

モミジも赤くなり始めた。

ここまで来るとブナやトチの大木も多い。

お、カノシタだ!

正式名はブナハリタケ。香りが良く、炒めても味噌汁にしてもおいしい。もちろん頂いていきます。

ブナの幹には先人・先輩たちの痕跡がよく見られる。時には100年以上も前の刻みなんかもあり、熊狩りなどで印を残してきたのだろう。多くは地上から3,4mも上にある。

過去のブログにも載せましたが、ちょっとこれを見てください。この刻み顔にも見える。けど、よーく見ると女体ですよね?

昔の人の遊び心なのか、山の神への祈りなのか…。

さて今回は、どうせ競争率が上がったのなら、今後のためにとさらに人が来なそうな奥へと足を伸ばした。

しばらくは植林やうるさい藪でこの先期待が出来ないような山を進む。と、一本大きなナラが見える。

さらに進むとあっちとこっちにもナラの大木があるではないか!

目隠しのような藪や植林の先に楽園が…。

有りましたー!

この大木の周りで3株採れました!首を垂れ山の神に感謝です…。

収穫の秋、もう少し続きます。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする