今年の我が家の初雪は11月24日でした。そして11月28日には積雪10㎝ほどに積もりましたよ。
うれしいのだけど、もっと身体を作らなくては…。
ということで、地元の山でもある荒海山へ!
飲み疲れと雪崩講習疲れ?の身体にむち打ち、登山仲間の若手Kくんと荒海山へ向かいました。
気温はー6℃ぐらい。舘岩の戸坪沢から入山です。
林道を歩きだして20分ほどで沢を渡り、軽アイゼンを付け尾根に取りつきます。
黒檜とヤマグルマの常緑樹が立ち並ぶ尾根を、登山道分岐を目指して登ります。
所どころ目印テープがあるはっきりした尾根です。
標高1,220m付近で登山道に合流します。積雪は25㎝ほど。ここからワカンを履きます。
分岐から県境稜線までは、常緑樹主体の尾根。時々向かう予定の荒海山本峰が見え隠れするのですが、まだ葉が茂る季節はもっと視界が悪い尾根なのでしょうね。
1,350m付近まではだらだらと尾根筋を歩くのですが、そこからかなりの急登。
中途半端に雪の付いたいやらしい急斜トラバースでは、一応ロープで安全確保。
1,520mを過ぎると一気に視界の開けた稜線に飛び出しました!
七ヶ岳が目の前に。この方向からの姿は新鮮!
山頂直前に有志の方々が建てられた避難小屋がありました。
中はだいぶ痛んではおりましたが、山では有り難い存在なはずです。
ほんとにニホンジカの多い山でした…
風のない静かな荒海山頂です!
登山口からの標高差は730mほど。しかし、上部の藪がらみのラッセルなどで4時間40分を要しました。
甘く見過ぎてカウンターパンチをもらった感じです。
田島方面の向こうには、遥か磐梯山・西吾妻連邦が望めました。
西に傾く光線を浴びながら、急いで下山です。
日没ぎりぎりに下山。よいトレーニングとなりました!
先週末、雪崩事故防止研究会主催の講演会に参加してきました。
この「雪崩から身を守るために」講演会は、いち早いフレッシュな情報と、今まで言葉では上手く表現しにくいリスク評価を可視化して学べたりして、いわゆる一回参加すれば満足…ではなく毎年毎年参加する必要がある講演会と思いました。
さて、その夜は那須AvSAR有志との熱い宴会! そして翌朝、雪崩トランシーバー・プローブ・ショベルを使った思い出し練習会。
いよいよ熱いシーズンが始まりますね!