今日は山へ。
会津駒のお隣、大戸沢岳(2,089m)へ向かった。
家から登り口までは車で30分ほど。だが、ここは山深い南会津。近くまで来ないと全容は見えない。伊南内川で朝焼けの大戸沢岳が見えて来た。
道路脇の気温計は-8℃。ぼろい愛車軽トラのヒーターは本調子まで時間が掛かる。ヒーターが暖まらない内に、登り口の下大戸沢スノーシェルター付近に到着。車を止め、寒い寒いとジャケットを羽織ろうとしたら…。
あれ!忘れちゃった
行って戻って一時間のロス。朝焼けの時間はとうに過ぎてしまった。
こんなことなら、あと1時間ゆっくり寝てればよかった~
気を取り直して、8時半に出発。
標高1,000m付近から気持の良いブナの森となり、これが標高1,600mぐらいまで続く。
尾根の先には、大戸沢岳が見えている。
それにしてもここ数日天気が良過ぎる。
樹の蔭が雪崩のように、だらりと映る。
ブナの森は、アオモリトドマツやダケカンバを多く伴うこともなく、森林限界へと続いている。
多雪地帯のせいだろうか。
頂上直下。お隣には三岩岳が。遠くには飯豊連峰が見える。
右手前の針葉樹。ふもとから見て、斜面に人が立っているように見えたのはこのトドマツだった。人どころか、10m以上ある大木だ。
よくもこの一本だけ頑張っているなぁ
4時間半かけて、大戸沢岳(2,089m)山頂へ。
左には燧ケ岳、右には会津駒が見える。
西側は山頂までアオモリトドマツが押して来ている。これで分った。風下にあたる東側は多雪となり、アオモリトドマツのような高木針葉樹は耐えられないのだろう。それにしても山頂直下あの一本、頑張っているなぁ。何か御利益がありそうだ。
大斜面を独り占め。
しかし、性格上ちまちましたショートターン。
さらに大斜面は続く。
これから滑るブナ森の尾根へ。
大戸沢を振り返る。
ブナの森も快適、なはずが雪質は超手強い。
下山滑走は1時間。滑り下りた頃には足も攣り、腕も攣り。
情けな…
大戸沢、ブナと大斜面のイイ山でした。
[ダラリと映る]は名文リストに転記しました[E:scissors]。
いつか絶対行けますよ!
日が傾いて、何かだらしなく垂れて来た影。雪面に映る樹の影、生き物みたいですよね。
一昨夜はパトロール講習会の飲み会で、昨夜はだいくらスクールの飲み会で、もうだらだらです[E:shock]
しかし、南会津も良いお山が有りますね。
何時か行ってみたいです。
だらり の写真良いですね~。
このままじゃ、シーズンが直ぐ終わりそうです=農作業早めかなあ
とんばさんの山行は相変わらず驚いております。
その体力・行動力…
見習いたいです。
山頂からおそらく荒沢岳・中ノ岳方面良く見えました。
直線ではすごく近いのですねえ。
自分も行ってみたいです。
なんか自分みたいです。