いつの間にかもう5月20日になっていました。周りの山からはエゾハルゼミの大合唱が聞こえてきます。
日に日にトマト苗は育っており、この写真は4日前の5月16日の様子ですが、今日20日はもっと育っています。順調…だと思います。
霜が降りるほどの朝の低温時期の温度管理はどうにかクリアしましたが、先日17~18日の高温にもまた対策を実施。屋根ビニールに遮光のための消石灰希釈液を散布し、苗の高温障害をどうにかクリアしました。
まあ、毎年のことですがほんと春と夏が混在したこの時期の天候には振り回されております…汗。
いつもの水やりも、計量カップ片手に一株一株その日の天候と成育ステージに見合った潅水量を与え、苗を徒長させずに揃えていきます。が、これがなかなかねえ、天候予想を外しちゃったりするとお辞儀するほどしおれたり、にょっきりと徒長させてしまったり、毎年難しいものです。
畑では苗の定植に向けて準備を順調に進めております。が、わたしの身体は順調ではないのです…。
とうとう本格的な五十路問題がやって参りました。肩から首が痛い…。腰も痛い…。
この支柱立ても涼しい顔でやっておりますが、肩の痛みに耐えておるのです。
職業柄、夏のトマト運搬&冬のガイド装備を背負ってバックカントリーは身体の負担が大きい。
これからは、年相応に負荷を軽減しさらに少ない力で済むように身体の動かし方を模索する必要があるな。
トマトとテレマークは70、狩猟は80歳まで続けたい!…です。
昨日までの雨は止んだので、今日はちょこっと畑から抜け出して午前中だけ山に行きました。
尾白山へ向かう林道から、藪山へ突入。
豪雪地特有の這うような灌木地帯を、枝にしがみつきながら登ります。
なんとまあこの時期はヤマツツジの豪華な藪こぎです。
春早くに咲いていたマンサク(マルバマンサク?)も、早々と蒴果(さくか)を形作っていた。
晩秋のころ、これが熟した時の黒い種がはじき飛ぶのは見事なものなんですよ。顔に当たると危ないです…。
地面に目を移すと、イワナシが実を付けていました。食べるにはまだまだ早いですね。熟したころ食べるとほんと梨のような、ちょっとすっぱい味です。
これも豪雪地帯の山の尾根に自生しています。
藪こぎ一時間。尾白山の登山道へ飛び出しました。
あとはコーヒーを飲んでゆっくり休憩し、登山道を下山しました。
そのまま畑にもどり仕事再開。あー肩いてえ。
そうそう、実家和泉屋魚屋が出ました!