南会津流半農半スキー 和泉屋AK.T

夏は南郷トマト農家、冬はテレマークスクール&ガイドの和泉屋AK.T~~
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1月21-22日 テレマーク バックカントリー講習

2017-01-22 19:34:17 | 

この2日間はS部長、MK.T氏、T野氏、ゆきちゃんたちのバックカントリー講習を行いました!

南郷スキー場の伝上山をすり抜け、オープンバーンへと向かいます。

やはりこの時期のバックカントリーツアーは、パウダーを滑ろう!という目的がほとんどではないでしょうか。

というわけで、雪崩事故を未然に防ぐこと、万が一起こってしまったら?という内容で進めてみました。

バックカントリーツアーといえば、三種の神器としてビーコン、プローブ、スコップを携帯すること!などとよく言われますが、

それよりももっと大切なことは沢山ありますよね。

自分たちが滑ろうとしている山域の過去の気象データ、重要なサインの観察情報、積雪内部の観察、登行&滑降ルートの選択、気象の予測など、雪崩事故を防ぐためのやるべきことは沢山あるんです。

とは言え、万が一雪崩事故が発生してしまえば自分たちで仲間の命を救わなければならない。

午後は、アニキ本田氏を講師にビーコン、プローブの操作、寸劇によるレスキューを行いました!

せっかく持っている機械や道具の操作には慣れていて欲しい。いざという時に使えないのでは話にならない。

1日目の実技を終え、亀屋旅館へ。

宿では、翌日の会津駒ブナ森ツアーのための準備をみっちり行います。

地形図、コンパス、耐水手帳を利用したツアールートの道程表作成。地形図読めますか?コンパス使えますか?これが出来ずにGPSは使いこなせないと思います。

明日の山の天気は?山の予想気温、風は?自分たちが向かう山の気象を予測してますか?明日滑ろうとする山の雪はどんなんでしょう?

山の気象情報サイトや高層天気図、近隣アメダスで明日の山の天候を予測します。

そんな感じで明日のツアーの行動中の留意点、留意すべき雪崩を予測し、一斉におやすみなさい

とはいかず、ビール・酒で控えめに?盛り上がるのでした…。

2日目は会津駒のブナ森へ。

昼前には寒冷前線の影響が出始めると予測し、早め早めの行動をとる。

バックカントリーツアーでは滑りを楽しむために、登りも意外に重要なんです。登りやすいルート選んでますか?キックターン出来ていますか?バテやすいラッセルしてませんか?

省エネ登行で楽しい滑降!

久しぶりのミズナラの重鎮で記念写真です。

予定よりも早くドロップポイントへ到着。明瞭な尾根のないブナ森では、ベアリング角度で滑る方向を確認する。

まあいつ来てもこの森は素敵だね~

雪はいいし、サイコーです!

結局、天候もよく雪もよく、楽しいパウダーツアーでした。

みなさん2日間のバックカントリー講習、お疲れさまでした

またみんなで山に行きましょうね~。この度もありがとうございました

2016-17 テレマークスクール&スキーガイド和泉屋AK.T

コメント (4)
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