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小沢一郎が輿石東幹事長を要に、「陳情の一元化」を間接操作し、選挙態勢強化を進めている。

2011年09月16日 00時31分49秒 | 政治
◆小沢一郎元代表が、野田佳彦首相の下での閣僚人事と党役員人事について、一応「満足している」と評している。
それは、この政府与党の人事シフトが、何よりも2013年8月29日に任期満了となる衆院議員の身分と総選挙、また同年7月28日に任期満了となる参院選挙という2つの国政選挙を遠望し、かつ見据えているからである。いま下馬評に上がっているのは、「衆参同日(ダブル)選挙」である。鳩山由紀夫政権が8ヶ月の菅直人政権が1年2ヶ月の短命政権、実相は、「失政」に終わり、とくに菅直人首相の下で、「マニフェストの見直し」あるいは、「4K」というバラまき政権について、野党及び国民に対し謝罪した体たらくを、小沢一郎元代表はホトホト呆れ果てている。同時に国民が危機感と焦りを覚えている。
「4K」、すなわち①子ども手当②高校無償化③高速道路無料化④農家への個別所得保障は、「バラまき」といわれて批判されようとも、労組「連合」や市民団体以外に支持母体となる業界団体を持たない民主党が大多数を占めて「活動層」「支持政党なし層」の支持を得るために考えついた政権であった。
これを野党自民党や公明党は、「バラまき政策」と称して、民主党から引きはがし作戦に出たのである。
 「衆参ねじれ現象」のなかで、有効な国会対策を見出せない岡田克也前幹事長ら執行部は、民主党とっておきの選挙戦術をあっさりと投げ捨てる愚挙に出たのである。
それでなくても、岡田克也前幹事長は、選挙には弱かった。在任中、勝ったのはたった1回切りであとはすべて敗北し、民主党自体を弱体化してしまった。
◆しかし、「常在戦場」という言葉通りに、解散総選挙は、いつ行われてもおかしくはなく、任期満了の日は時々刻々と迫ってきている。菅直人首相による度重なる失政、岡田克也前幹事長の「選挙ベタ」により、民主党の全国組織はボロボロになっている。
これを修復するには、やはり、「選挙の神様」の登場を願うしかない。小沢一郎元代表の登板である。だが、党員資格停止状態では、自ら出陣できない。
このため身代わりを立てて、「間接指導」するしかないということになる。
「民主党は9月13日、業界団体や自治体からの陳情処理を幹事長に事実上一元化する方向で調整に入った」と埼玉新聞が「第2総合面」(2面)で報じているように、小沢一郎元代表が本格的に遠隔操作を始めたと認められる。
輿石東幹事長は、小沢一郎幹事長時代に幹事長代行として「一元化」を手動した経験がある。だからこそ、再び「一元化」に踏み出そうとしているのである。埼玉新聞は、続いて、以下のように伝えている。
「『窓口は幹事長室しかない』と当然のように語る。『陳情要請対応本部』は存続させるものの、小沢氏側近の鈴木氏を筆頭副官次長、樋高剛衆院議員を副幹事長に据え、実質的には陳情をさばく態勢をつくりあげた。一元化にこだわる背景には、陳情を受け付けて各種団体との関係強化を図り、いざ選挙となれば協力を得られる環境を整えたいとの思惑がある。次期衆院選などを念頭に各団体との強固な関係を選挙にフル活用してきた小沢流に回帰する方が選挙にプラスになるとの判断も働いている」
民主党内では小沢一郎元代表の側近に権力が集中するのを危ぶむ向きも少なくないが、国政選挙は、各種業界団体の奪い合いという「オセロゲーム」とい側面が強い。選挙に敗けて、議席を失ったうえに、政権まで失っては、元も子もない。
選挙に弱い国会議員に限って、きれい事を言う傾向がある。浮動票を当てにしているからである。そんな空疎な異論などに耳を傾けているヒマは、今の民主党にはない。民主主義社会では「数は力」なのだから。

本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
ドル覇権崩壊から始まる米国と対ロ・中との「新冷戦体制」、日本は軍事大国をめざすべきか?

◆〔特別情報①〕
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『自・社連合が小沢一郎への逆襲をはじめた』1994年7月30日刊



もくじ

3章 社会党が"野合連合"をした裏にあった台所事情
―官房機密費の蜜の味を求めた社会党
―細川護煕と武村正義の不仲のワケを突いた、渡辺美智雄のカン

 官房機密費は、欲望の渦巻く中央政界において、政治家たちが狙う一つの大きな獲物である。お金をめぐる争いだけに、それは熾烈を極める。
 清潔イメージで誕生した細川連合政権でさえ、最後は、この官房機密費の取り合いが原因となって、仲間割れが生じた。
 このことを長年の政治家歴を持ち、鋭い動物的カンで察知した一人が、渡辺美智雄元副総理(外相)だった。第一二九回国会の平成六年二月十八日に開かれた衆議院予算委員会で、渡辺美智雄元副総理(外相)が、質問に立った。そのときの予算委員長は、社会党の山口鶴男一現在、総務庁長官であった。委員会でのやりとりを再現してみよう。

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四王天延孝陸軍中将の名著「猶太(ユダヤ)思想及運動」 No.131

第三章 ロシヤ革命と猶太

前回からの続き

 此等の事柄は益々世界のユダヤをしてロシヤ政體を破壊してユダヤ解放を決行せざる可らざる如く輿諭を喚起したるや明かである。
 殊に米國に於てウィルソン大統領などの奔走は露國の革命に拍車をかけた事も確であろう。

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コメント (4)
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