◆読売新聞が5月26日付の夕刊で、北朝鮮海軍の潜水艦の動向について、韓国の聯合ニュースとして以下のように報じている。「聯合ニュースによると、韓国軍当局者は26日、北朝鮮の『サンオ(サメ)級』(300トン級)の小型潜水艦4隻が同国東部の咸鏡南道にある軍基地を出港した後、2日間戻らず、行方が分からなくなっていると明らかにした。26日付の韓国紙、朝鮮日報などによると、4隻が日本海側にある同基地を出港したのは24日。韓国海軍哨戒艦が北朝鮮製魚雷で沈没したとの調査結果が出たことや、北朝鮮が25日に南北関係断絶を発表したこともあり、韓国海軍は警戒を強めるとともに4隻の位置把握に全力を挙げているという。聯合ニュースによると、4隻は出航後、訓練を行っていたもようだ。24日には李明博大統領が哨戒艦沈没で北朝鮮を非難し、謝罪と関係者処罰を要求する談話を発表している」
◆潜水艦は、すべて海中での隠密行動が得意である。日本海には、アメリカの原子力潜水艦が複数潜航しており、北朝鮮有事には、核ミサイルを発射する態勢にある。韓国海軍の潜水艦も北朝鮮攻撃にぬかりはない。我が日本の海上自衛隊も、日本海に集結して、有事に備えている。海上自衛隊が海上、空中から敵国潜水艦を探知する技術は、世界的に最高水準にある。日米韓三国が連携すれば、北朝鮮の潜水艦の居所を探り当てるのは、時間の問題である。
◆しかし、北朝鮮の海軍は、太平洋戦争当時の日本海軍が行ったように、特攻隊を編成、人間魚雷を使用して、敵艦菅体当たりする決死の戦法を敢行させている。韓国海軍哨戒艦の沈没が北朝鮮製魚雷によるものであったとの調査結果が、この恐るべき戦法を裏付けている。現代の海戦は、大艦巨砲主義時代と違い、敵味方のどちらが先に相手を発見するかで勝負が決まる。双方で攻撃、応戦を繰り返す暇はなく、すぐにミサイルを撃ち込まれて、撃沈させられるので、見つかったら最後と覚悟しなくてはならない。現代の艦船は、紙のようなものであり、一瞬にして海中に没してしまう。その意味でも、特殊潜航艇をいち早く発見して、爆雷を投下して、撃破、撃沈しなくてはならないのである。
◆それにしても、韓国は北朝鮮に何か悪いことをしたとでも言うのであろうか。これまでに何度も経済援助し、石油を提供してきたはずである。南北首脳会談に当たり、金正日総書記に5億円をプレゼントまでして、太陽政策を行ってきた。にもかかわらず、金正日は、韓国人拉致被害者を解放してこなかった。これ以上どうして欲しいのであろうか。理解に苦しむ。となれば、北朝鮮は、いよいよ迫り来た「金王朝崩壊」を目前にして、悪あがきしていると判断せざるを得ない。まさに断末魔の様相を示している。この緊迫した状況に最も神経を使っているのが、韓国、中国、ロシアである。内戦により、北朝鮮人民2000万人が大混乱に陥り、中朝、ロ朝国境には、数百万人の難民が押し寄せ、大混乱となる。中ロ両国は、そうなるのを最も警戒している。
日本も、対岸の火事と安閑とはしていられない。第二次朝鮮戦争に備えて、韓国滞在の日本人を救出すべく、旧海軍陸戦隊のような部隊を急きょ編成して、訓練する必要がある。アメリカ海兵隊は、アメリカ市民の救出に忙しく、日本人を助けてはくれない。そう覚悟すべきである。
◆潜水艦は、すべて海中での隠密行動が得意である。日本海には、アメリカの原子力潜水艦が複数潜航しており、北朝鮮有事には、核ミサイルを発射する態勢にある。韓国海軍の潜水艦も北朝鮮攻撃にぬかりはない。我が日本の海上自衛隊も、日本海に集結して、有事に備えている。海上自衛隊が海上、空中から敵国潜水艦を探知する技術は、世界的に最高水準にある。日米韓三国が連携すれば、北朝鮮の潜水艦の居所を探り当てるのは、時間の問題である。
◆しかし、北朝鮮の海軍は、太平洋戦争当時の日本海軍が行ったように、特攻隊を編成、人間魚雷を使用して、敵艦菅体当たりする決死の戦法を敢行させている。韓国海軍哨戒艦の沈没が北朝鮮製魚雷によるものであったとの調査結果が、この恐るべき戦法を裏付けている。現代の海戦は、大艦巨砲主義時代と違い、敵味方のどちらが先に相手を発見するかで勝負が決まる。双方で攻撃、応戦を繰り返す暇はなく、すぐにミサイルを撃ち込まれて、撃沈させられるので、見つかったら最後と覚悟しなくてはならない。現代の艦船は、紙のようなものであり、一瞬にして海中に没してしまう。その意味でも、特殊潜航艇をいち早く発見して、爆雷を投下して、撃破、撃沈しなくてはならないのである。
◆それにしても、韓国は北朝鮮に何か悪いことをしたとでも言うのであろうか。これまでに何度も経済援助し、石油を提供してきたはずである。南北首脳会談に当たり、金正日総書記に5億円をプレゼントまでして、太陽政策を行ってきた。にもかかわらず、金正日は、韓国人拉致被害者を解放してこなかった。これ以上どうして欲しいのであろうか。理解に苦しむ。となれば、北朝鮮は、いよいよ迫り来た「金王朝崩壊」を目前にして、悪あがきしていると判断せざるを得ない。まさに断末魔の様相を示している。この緊迫した状況に最も神経を使っているのが、韓国、中国、ロシアである。内戦により、北朝鮮人民2000万人が大混乱に陥り、中朝、ロ朝国境には、数百万人の難民が押し寄せ、大混乱となる。中ロ両国は、そうなるのを最も警戒している。
日本も、対岸の火事と安閑とはしていられない。第二次朝鮮戦争に備えて、韓国滞在の日本人を救出すべく、旧海軍陸戦隊のような部隊を急きょ編成して、訓練する必要がある。アメリカ海兵隊は、アメリカ市民の救出に忙しく、日本人を助けてはくれない。そう覚悟すべきである。