ISLAND日記

点在する日々のつぶやき…

午前9時

2008-11-15 13:25:51 | 言葉
     霧に被われた風景には
     あるはずの色が無い
     視覚の不思議

カラーで撮っているのにモノクロな写真になりました...
目に入る光の違いで色は変わります。
ほんとの「色」ってなんでしょう?

物が見えるというのは『視覚によって、外界にある物体の色、形、運動、テクスチャ、奥行きなどについての情報、物体のカテゴリーについての情報、物体の位置関係のような外界の空間的な情報などが得られる。』ということだそうだ。
そして『視覚は光情報をもとに外界の構造を推定する過程』Wikipediaの「視覚」の項目に書かれている。
そうすると自分が見ている色や形はあくまでも「自分にはそう見える」ということなのかな?一定の恒常性はあっても。
同じ色なのに違う色に見えたり、大きさが違って見えたりと言う「錯視」もなぜそう見えるのか不思議だけれど、脳の視覚情報処理の結果だとするとその曖昧さが面白いです。
※参考:錯視ー視覚の錯覚

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10 コメント

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ラグクラフトの世界?? (タカヤマポンタ)
2008-11-15 17:44:45
北極点に近い場所特有の白夜ってこういう感じですかね。
北海道に白夜はないのはもちろん分かってますけどね、もしかしたら白夜ってこんな感じなのかな、とふと思いました。
ありきたりな表現ですが幻想的な光景ですよね。

ミステリ、っていうより「探偵小説」に出てきそうな猟奇耽美的な光景。
このお写真、ダウンロードさせていただき愛用している「ほぼ日手帳」のカバーオンカバーに挿入させていただきました。

もしかして失礼な言い方になるかもしれませんが、このお写真の街ってラヴクラフトの「インスマウスの影」に出てくる猟師町のイメージも私にはダブってくるのです。
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ここはどこ? (SHIMA)
2008-11-15 22:24:33
実はうちの近くです。(笑)
写真を気に入って頂けて嬉しいです。^^
瓦屋根が無い所が無国籍風に見えるかもですが、より漁師町のイメージに近いというとやはり『霧の町釧路』になるのかな。
見慣れた場所でも昼と夜では違って見えるように、「光」は物の見え方を変えてしまうみたいです。
そして霧にけぶるにぶい光がこんな幻想的な雰囲気を作り出したのでしょう。

ネットのほぼ日は時々読んでます。「言いまつがい」大好きです。
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 (ももんがーママ)
2008-11-16 01:23:28
昨日は、うちのまわりも霧でおおわれていました。
札幌方面、厚別も霧だったと言うので、かなりの広範囲が霧でおおわれていたのでしょうね。

函館山でもすごい霧に遭遇した事があります。
1メートル先は見えないぐらい濃い霧だったんですよ。
もちろん、夜景は見れませんでした。
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錯視 (Shannon@Feel Fine)
2008-11-16 09:00:56
リンク先のページ見てきました。
錯視って、ホントおもしろいと思います。

「運動錯視」っていう項目内の
「運動対比」、びっくりしました!
2つの赤い点、すれ違うように見えるのに、
ちゃんと中心でぶつかってるし。。。
で、赤い点に定規を当てて見ていたら、
ちゃんと斜め45度方向に直線運動をしているだけ!(笑)
なんかすごいですよね。

エッシャーって言う画家ご存知ですか?
だまし絵の・・・
彼の作品も「あれ?」・・・ですよね!

さてさて、早朝の霧のお写真、
ちょっとした絵になりそうですね。
静かで冷たい空気が伝わってきます。

電線、
ふだん邪魔に見えるものですが、
ここでは、おもしろい構図を作ってますね。


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あ、またサイレントヒルだ(笑) (桜 源八郎)
2008-11-16 09:26:47
そうなんですよね。
自分が見てるものがおなじように他の人に見えてるっていう保証はないんですよね。
赤色だって拙者が認識してる赤と他の人が認識してる赤は全然違うものだという可能性もあるんですよね。
面白いですねー
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不思議な・・ (YASS@大阪)
2008-11-16 10:14:29
 不思議な光景ですね・・。
 午前9時なんですよね・・。
 もっと早い、夜明け頃のような印象ですね。

 私のように昼夜逆転生活者は、たまに(時計の)6時とかに目を覚ますと、午前6時なのか午後6時なのかわからずに、パニクることがあります(笑)
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目に映るもの・・ (SHIMA)
2008-11-16 12:11:20
☆ももんがーママさん
霧は石狩支庁を被っていたんですか!ちょっとすごい。。
時間も長かったですよね。
車や自転車での通勤通学は要注意だったかな。。


☆Shannon@Feel Fineさん
錯視は面白いです。
科学館なんかではそう言う体験が出来る物がありますね。
トリックアートではエッシャーが有名ですが、日本ではグラフィックデザイナーの福田繁雄さんがその第一人者です。
絵本作家の安野光雅さんも子供用の絵本にトリックアートを使っています。
実は私は子どもの頃そこからトリックアートを知りました。
http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000002007735&Action_id=121&Sza_id=C0

「電線がつくる構図」・・確かに画面を分割して引き締めてるような感じがしますね。気付かなかったです。



☆桜 源八郎殿
やはりサイレントヒルですか
霧ってほんとに景色を変えちゃいますね。

色については実際、認識の違いはあるんじゃないかと思ってました。
だけどすごく微妙な違う色がありますよね。
えんじ色・えび茶色・レンガ色とかどうなんでしょ?
どれが1番赤っぽいかとか?自分がイメージする色をどう表現して伝えたらいいのかなぁと。。
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YASS@大阪さん (SHIMA)
2008-11-16 12:18:15
やけに暗く写ってしまっているんですが、これもカメラのCCDの判断のせいでしょうか?
反対側は建物が迫ってないのでもっと明るかったんですけど、露出補正をしないとこうなっちゃうのかも?

冬は特に朝も夜も暗いですよね。
「6時」もほんとにどっちか判らないかも。
こちらはいま「5時」もどっちか判らないんじゃないかなぁ・・。
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エクソシスト (ナジャ美)
2008-11-19 14:11:01
サイレントヒル、たしかに~!
でももちっと暗いとエクソシストの‥みたい
でも本当に、見えてるものって人それぞれだというのは面白いですよね。
たまにウッカリ撮られたスナップとか見て「プギャー」となることも!
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霧の魔術 (SHIMA)
2008-11-19 16:47:26
・・としか呼びようが無いんです。普段は平凡な住宅街。(笑)

どんなものも映像でさえそのままには映らないし、自分の肉眼で見てる世界を再現する事はできないですよね。
それにしても、ワタシはうっかりでもないのに「ブキャー」な写真があってがっかりすることがしょっ中です・・。
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