80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

E127系100番代の製作(その8)

2010-06-03 11:23:51 | 大糸線方面
モーターの逆起電流によって反対側のライトが点灯してしまう件について、半信半疑ながら「別の車両から集電する」方法を試してみました。別の車両といってもこの場合、隣のクハE126しかありませんので、ドローバーを使って2両を電気的に接続してやります。

まずクモハE127のモーターのアース側に接続しているライトの配線を外し、ドローバーに接続します。ドローバーは一度分解し、ラグ板を挟み込んであります。
クハE126側も同様、台車センターピンとドローバーを接続しますが、床上に配線コードを出さないようにするため、こちらはφ0.5mm真鍮線をタテヨコに曲げて床下に配線してあります。もう少しスマートな方法がありそうですが、場当たり的な工作をしているとこうなります。。



どうせなら、2台車とも使えば集電不良によるチラツキも減るだろうと、車輪の絶縁側を揃えた上でリード線で2台車をつないでみたのですが、良く考えるとこれは無意味でした。
これだと、クハ側のライトを点灯させるには、クモハとの間にもう1回線分が必要となって、ドローバー1本では済まないからです。


とりあえず上の状態で点灯試験をしてみたところ、反対側LEDが同時点灯する現象は残念ながら改善されなかったので、LEDと並行に抵抗とコンデンサーを入れる、という別の方法を試してみたいと思います。
この場合、別の車両から集電する必要はないので、ドローバーで電気的に連結する方法も見合わせることにします。

一方の車体関係は牛歩状態ですが、前面パーツ3枚重ねができたところです。
今回使っている紙が少し薄手なのか、時候のせいかわかりませんが、紙が反りやすいので、このように3×3ヒノキ材で補強を入れました。



サーフェイサーを吹いたところです。窓周辺のブラック処理がないと別の電車に見えますね。



並行して床下機器もボチボチ作り始めました。
松本駅で撮った床下のアップ写真を参考にカタチと大きさを決めていきますが、窓とかドアが一緒に写っていない写真が多く、機器の取り付け位置がよくわかりません(泣)
何かよい側面写真はないか探していたところ、こんなサイトがありましたので参考にさせていただきました。
ただ、近年のATS換装によるものと思われる機器箱の追加や、それに伴うレイアウト変更がみられるようなので、各パーツはあくまで今回撮った写真をベースに作っていくことにします。



四角い箱モノは、ヒノキ材のベースにt0.5プラ板を貼り、その上に取っ手などのディティールを貼り付けていくことにします。手始めにVVVF装置を作ってみました。
真横の写真しかなくてわからなかったのですが、“ざる”と呼ばれる放熱部分は実際はもっと出っ張っているようなので見直すことにします。



やっかいなのがこのコンプレッサーです。構造がさっぱりわからない(汗)
左がモーターで右に2本のシリンダがあるらしいことはわかるのですが、よく見るとシリンダの下側にダイナマイトみたいな筒状のものがびっしりくっついていたりして、もう摩訶不思議な構造です。客車用のディーゼル発電機でも流用しますか・・・(笑)



参考:「かけやま写真館 ~鉄道車両側面の流し撮り~」(かけやま様)


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コメント (6)
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