80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

シル・ヘッダーに泣く

2010-06-15 17:32:45 | 大糸線方面
サハ45の続きです。

車体と屋根板の接着ができたところで輪ゴムを外し、四隅をさらっと耐水ペーパーでナメてから、屋根接合部と屋根全体に薄く溶いたパテを塗ります。十分乾燥させたあと、#600~800の耐水ペーパーをかけて木目を消していきました。
なお、溶きパテが流れて変な段差がつくと面倒なので、金属パーツのドアはメタルプライマーを塗ったうえでマスキングしてあります。



ドア上部にエコーの「リベット付ドアヘッダー」を貼ります。エッチング製のすっきりとしたパーツなので、大時代的なプレスボード車体が少しだけ引き締まって見えるのが嬉しいところ♪



続いて窓上下のシル・ヘッダーを貼ろうとしたところ、大きな勘違いが発覚。今まで「リベット付シル・ヘッダーセット」だと疑わなかったピノチオのパーツが、実はただの「2列リベット帯板」すなわちウィンドウシルだけだったのです!



リベットが1列だけだから何とかなるか、と思ってペーパー帯で自作しかけたのですが、やっぱりクオリティの差は歴然・・・。なので材料を調達するまでしばらく休工です。


一方、先日Satokawaさんから指摘があった「薄いグロベン」の件ですが、スケールどおりに作ろうという気はあまりなくて(笑)、手持ち品のなかで一番薄そうなのを使おうという魂胆です。パーツBOXを探すと3種類見つかったので、急きょグロベン選手権を開催!

左から順に、モデルスイモン製真鍮挽物、メーカー不詳のプラ製、小高キット捻出の真鍮挽物、です。イモン製は豪華2ピース構成になっています。



外観をみると、やはり2ピース構成のイモン製が群を抜いていますが、小高製も見られないことはない。。。



次に真横から観察してみます。丸い本体部分の厚さは、どれもほぼ同じように見えます。奥まできちんと差さっていないのを割り引いても右端の小高製が一番腰高ですが、その原因は台座部分が他よりも厚いためのようです。
プラ製はドーナツ状の本体外周上部が扁平で、ドーム状の中央部分が丸見えになっていて、実物と比べてもイメージがだいぶ違います。
結果、手の込んだイモン製に軍配が上がりますが、当然といえば当然の結果かな?
厚さの比較ではなくスタイルの比較になってしまいました・・・



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コメント (2)
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