先日入った寿司屋に、大きな5文字が書かれた額が掲げられていた。
その文字は、「鯛、鮪、鮑、、鯑」であった。始めの3文字は自信を持って読めたが後の2文字が判らない。聞くは一時の恥である、思い切って板さんに聞いてみた。
「」は“スズキ”と読むのだと丁寧に教えてくれた。私も以前“魚偏の文字”を覚えようとしたので、“スズキ”は「鱸」だと思っていた。家に帰って調べてみると、「爐」の略字が「炉」であるように、「」は「鱸」の略字であるということであった。これは新しい発見である。
尚、同じ略字でありながら「」と「炉」では「戸」の部分が違っている。これも調べてみたら、「」は表外漢字なので旧字のままであるが、「炉」は常用漢字であるために新しい字体になったのだと説明されていた。
また「鯑」は「魚+希(細かい)」と書いて、ニシンの卵である「カズノコ」と読むのだと知った。だがこれとは別に、値段が高いので正月など稀に食べることから「魚+希(まれ)」と書いたとの説もある。しかしこれは、庶民の感覚から出た俗解のような気もする。
その文字は、「鯛、鮪、鮑、、鯑」であった。始めの3文字は自信を持って読めたが後の2文字が判らない。聞くは一時の恥である、思い切って板さんに聞いてみた。
「」は“スズキ”と読むのだと丁寧に教えてくれた。私も以前“魚偏の文字”を覚えようとしたので、“スズキ”は「鱸」だと思っていた。家に帰って調べてみると、「爐」の略字が「炉」であるように、「」は「鱸」の略字であるということであった。これは新しい発見である。
尚、同じ略字でありながら「」と「炉」では「戸」の部分が違っている。これも調べてみたら、「」は表外漢字なので旧字のままであるが、「炉」は常用漢字であるために新しい字体になったのだと説明されていた。
また「鯑」は「魚+希(細かい)」と書いて、ニシンの卵である「カズノコ」と読むのだと知った。だがこれとは別に、値段が高いので正月など稀に食べることから「魚+希(まれ)」と書いたとの説もある。しかしこれは、庶民の感覚から出た俗解のような気もする。