気が向いたとき感じたままに

皆さんの文章を読ませて戴くのは楽しいのですが、気が向いた時には自分でも・・・と思い

GNPとGDP

2009-05-22 05:51:14 | Weblog
何年か前まで、日本では経済統計の指標としてGNPが使用されていた。しかし現在はGDPが使用されている。これら2つの指標の違いは以下の通りである。
GNP:国民総生産、GDP:国内総生産といわれ、これは“国内で新たに生産されたモノやサービスの付加価値の合計額”のことである。「経済統計の王様」とも呼ばれている。一方GNPは国内に限らず海外での日本企業の生産額も含むものである。従って、“国内の景気”をより正確に反映する指標として、現在はGDPが重視されている次第である。
その、今年1~3月期のGDP実質成長率は、年率換算で前期比マイナス15.2%と戦後最悪に落ち込んだと発表された。昨年10~12月期もマイナス14.4%であり、2期連続でマイナス成長のワースト記録を更新したことになる。
だが、企業の思惑外れで売れ残った在庫もようやく減り始め、最近はメーカーの減産態勢にも歯止めが掛りつつあるようで、先行き明るい兆しも見え始めているとも報じられている。何れにせよ一般庶民は、歯を食い縛ってこの不況を乗り切る以外に方法はないのだ。頑張ろう!