「ちい散歩」なるテレビ番組がある。タイトルの通り地井武男が「散歩」をして歩く番組である。
今回の散策は蔵の町として知られる栃木市であった。町の中を流れる川も美しく、昔の風情を残す落ち着いた雰囲気を漂わせていた。彼の寄った場所の1つである史料館は、昭和13年まで銀行業を営んでいたという、歴史が感じられる立派な建物であった。
勿論そこには頑丈な金庫も残っていた。金庫にはダイヤルが付きものである。通常、ダイヤルには“数字”が刻んであるが、そのダイヤルには“カタカナ”が刻まれていた。だがそのことに対しては「へえー」と感じた程度で特に驚きもしなかった。
しかし、説明役を務めていた20代と思われる女性が、「普通ダイヤルには数字が打ってありますが、この金庫には数字の代わりに“ひらがな”が打ってあります」と言ったのには驚いた。私にとっては考えられない間違いである。
私たちが小学校に入って先ず習うのは片仮名であったが、今は平仮名から習うようである。そうしたことも影響してか、彼女には「カナ=ひらがな」なのかも知れない。時代の流れを感じた。
今回の散策は蔵の町として知られる栃木市であった。町の中を流れる川も美しく、昔の風情を残す落ち着いた雰囲気を漂わせていた。彼の寄った場所の1つである史料館は、昭和13年まで銀行業を営んでいたという、歴史が感じられる立派な建物であった。
勿論そこには頑丈な金庫も残っていた。金庫にはダイヤルが付きものである。通常、ダイヤルには“数字”が刻んであるが、そのダイヤルには“カタカナ”が刻まれていた。だがそのことに対しては「へえー」と感じた程度で特に驚きもしなかった。
しかし、説明役を務めていた20代と思われる女性が、「普通ダイヤルには数字が打ってありますが、この金庫には数字の代わりに“ひらがな”が打ってあります」と言ったのには驚いた。私にとっては考えられない間違いである。
私たちが小学校に入って先ず習うのは片仮名であったが、今は平仮名から習うようである。そうしたことも影響してか、彼女には「カナ=ひらがな」なのかも知れない。時代の流れを感じた。